King & Princeが、4大ドームツアー『King & Prince STARRING DOME TOUR 2026』を開催中。“映画”コンセプトの最新アルバム『STARRING』を携えたステージは、華やかな演出とあたたかな一体感が広がる、多幸感あふれる空間に。東京ドーム公演初日の模様を振り返る。
「レディ、アクション!」東京ドーム公演が開幕

昨年のツアーから約半年、King & Princeが東京ドームに帰ってきた。今回は、「映画」をテーマに制作されたコンセプトアルバム『STARRING』を引っ提げての公演。会場に足を踏み入れると、映画館を思わせる赤いステージカーテンに彩られた舞台が目に飛び込んでくる。Overtureでは、映画の制作現場を舞台にしたコンセプトムービーが展開され、観客の期待とワクワク感が膨らんでいくなか、「レディ、アクション!」の声を合図に、コンサートの幕が切って落とされた。
オープニングでは、ふたりが高さ約15メートルのタワーから登場し、会場を驚かせた。ドームの中心にそびえるタワーの上で、手を振りながら歌う姿は、まるで王子のお出ましのよう。2階・3階席のティアラ(ファンの愛称)まで届くよう配慮された演出に、観客の笑顔が会場中に広がった。その余韻のまま披露されたのは、アルバムのリード曲「Theater」。SNSでの総再生回数が約4.5億回を誇るヒットソング。イントロが流れると会場から大歓声が上がり、華やかなステージ演出とともに、一気に『STARRING』の世界へと引き込んだ。
セットリストは、アンコールを含む全32曲。「シンデレラガール」「koi-wazurai」といった代表曲から、「I Know」などダンサーを従えてクールに魅せるダンスナンバー、ふたりの個性あふれるソロ曲まで、多彩な楽曲がテンポよく配置され、King & Princeの魅力を存分に伝える構成となっていた。
『STARRING』の世界を彩る華やかな演出

全体演出から映像、衣装、セットリストに至るまで、細部にふたりのこだわりが光る本ツアー。楽曲ごとにスケールの大きな演出が組み込まれ、ステージは次々と表情を変えていった。
「HEART」では、ハート型のセットのなかからふたりが登場。さらに、頭上から16,000個ものハート型バルーンが降り注ぎ、会場は一瞬にしてロマンチックな空間へと包まれた。シャボン玉や火薬特効、360度回転する炎の特効演出など、ダイナミックな仕掛けも随所に散りばめられ、『STARRING』の世界をより鮮やかに描き出した。
「皆さんにこの曲“差し上げます”」という永瀬さんの呼びかけを合図に披露されたのは、50TA(狩野英孝)提供の話題曲「希望の丘」。ティアラとともに“差し上げます”“頂きます”のコール&レスポンスを交わすと、ドームにはあたたかな一体感が生まれ、熱気はさらに高まっていった。
3月25日リリースの最新曲「Waltz for Lily」をサプライズ披露

MCでは、ミラノ・コルティナ五輪の話題に触れながら軽快なトークを繰り広げた。フィギュアスケートペア種目で金メダルに輝いた“りくりゅうペア”にちなみ、自分たちを“れんかいペア”と表現する場面も。「俺らふたりになって3年経っていますから」(永瀬)、「この間、1000日を迎えました!」(髙橋)と笑顔で報告し、その後も息の合ったやり取りで会場を和ませた。
ここで、3月25日リリースの最新曲「Waltz for Lily」をサプライズで初披露。運命の出会いと純愛を描いたラブソングをスタンドマイクでしっとりと歌い上げると、客席からは大きな拍手が送られた。
ラストの挨拶では、髙橋さんが「今日もたくさんのみんなが来てくれましたけど、僕たちとティアラのみんなは、出会い方、出会うタイミングがそれぞれ違います。でも、本当に大切な出会いがひとつひとつ重なって、今僕たちはこのステージに立てています。みんなありがとう!」と感謝を伝えた。そのまっすぐな言葉に、会場はあたたかな空気に包まれる。
ふたりが生み出す柔らかな空気と、観客と交わす笑顔や歓声。ステージと客席がひとつになった時間は、まるで一本の映画のなかにいるような感動に満ちていた。幸せな余韻を残しながら幕を閉じた東京ドーム公演。物語は、3月28〜29日の愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演へと続く。
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