手島竜司シェフがパリでオープンした「レストラン パージュ」は、わずか1年半で星を獲得。渡仏20年となる今、フランスのエスプリを日本で広めたいと、京都にスイーツを提供するアトリエをオープンした。(ライター/和多亜希)
パリの雰囲気ごと感じられる空間でスイーツを提供
パリに共通する歴史を重ねた街ということで選ばれた京都のアトリエ「ATELIER PAGES KYOTO(アトリエ パージュ 京都)」。クラシックな建物を生かし、上質で温もりある空間に仕上げている。
一口で魔法にかけられたように幸せな気分になるスイーツは、国を問わず、人にとって絶対的存在。ギフトを贈る際に、または自分へのご褒美にも審美眼をもって選びたいなら、ぜひ足を運んでみて! 気軽にフィナンシェなどをいただけるスペースとして、カフェも併設している。
第1弾はフィナンシェとジェラートを提供
フィナンシェは、フランス産AOPバターをふんだんに使い、香りと焼き方にこだわった王道の味。そんなパリのレストランでも提供するフィナンシェを、京都の風土や気候を考慮して調整。「本質を追及して提供する」という手島シェフの姿勢が感じられる、たまらない一品。
「料理人が創るスイーツ」としてジェラートにも注目! エルダーフラワーの花の香りはフランス人にとって春を想起させるように、フレンチの慣習も取り入れていくという。「ショコラ フォルテ 82 %」「ショコラ コロンビア 100%」の2種類あるショコラをシグネチャーに、「フロマージュブラン」「コーヒー」の4種類が定番。その他にも魅力的なラインナップが続くという。
満を持して、秋にはショコラが登場!
ショコラは手島シェフとパリのショコラ職人とで作り上げる100%メイド・イン・フランス。手島シェフが一目置くショコラティエ、ニコラ・ペルジュのクーベルチュールを使用して製造。将来的には、Bean to Bar(カカオ豆から板チョコレート)にて展開したいと語る。
アトリエでは、全30フレーバーでスタート。1~20番までがメインとなり、パリ20区と同様のナンバリングで表現し、21番は「京都」と命名。22~30番はショコラそのものか新しいフレーバーになるかは、乞うご期待!
ATELIER PAGES KYOTO(アトリエ パージュ 京都)
京都市中京区下丸屋町412-3(御池通河原町東入南側)
https://atelier-pages.com/
Instagram @atelierpages