バレンタインチョコレートが多く発表されるこの時期、普段はなかなか入手できないチョコレートを手にするビッグチャンスです! 2023年のバレンタインチョコレートの中でも、「セバスチャン・ゴダール」のボンボンショコラは完売必須になることでしょう。ブランド紹介とともに試食した感想をお届けします。(スイーツ・グルメ担当ライター/YUKI YONEI)
「セバスチャン・ゴダール」のボンボンショコラが日本で買えるように!
2023年2月初旬に、フランスの人気パティスリー「Sébastien Gaudard(セバスチャン・ゴダール)」が、フランス国外初の公式オンラインショップを日本国内向けにオープンします。第1弾として、ボンボンショコラが数量限定で登場します。
「セバスチャン・ゴダール」とは?
パティシエとして若いころから頭角をあらわしていたセバスチャン・ゴダール氏は、26歳のときにピエール・エルメ⽒の後任として「FAUCHON(フォション)」のシェフ・パティシエを務めたあと、パリの⽼舗⾼級百貨店にてサロン・ド・テのプロデュースを担当。
2011年にパリ9区の“美⾷通り”とも呼ばれる「マルティール通り」に自分の名前を冠したお店「セバスチャン・ゴダール」をオープンしました。2012年にはフランスの三⼤グルメガイド「Guide Pudlo(ガイド ピュドロ)」が選ぶ「トップシェフパティシエ」を受賞するなど、注⽬を集めているパティシエです。
セバスチャン・ゴダールは、自身のパティシエ経験で得たモダンな感覚を伝統的なレシピに融合させて、クラシックさを持ちつつも現代に合ったお菓子を創り出します。セバスチャン・ゴダールのボンボンショコラはシンプルで洗練されているのに、どこか懐かしい感じがするのは、伝統と歴史をリスペクトしているからなのでしょう。
「セバスチャン・ゴダール」のボンボンショコラを実食!
まずはお皿にショコラを並べてみましたが、見た目だけでもこのバリエーションの豊かさです! ダークチョコにミルクチョコ、模様や形の違いは味の違いをあらわしているのか? どんな味わいだろうかとワクワクしてきます。
半分に切ってみました。視覚から想像する味と実際の味がどのくらい合うでしょうか? 中身もいろいろで断面をみているだけでも美味しそうです。
いくつかピックアップしてまずは食べてみることに。
「ガナッシュ・ノワール・ア・ラ・フェーヴ・ド・トンカ」は、くちどけやわらか。華やかでフルーティーな味わいが特徴です。カカオの風味がしっかりとしていて、素材の良さが感じられます。チョコ好きも納得のクオリティです。
「パート・ダマンド・ア・ラ・ピスタシュ」は、ピスタチオの上品な風味とアーモンドのハーモニーが心地良いショコラです。パート・ダマンドとはフランス語でマジパンのこと。こちらは日本向けにアレンジされた限定ショコラだそう。
「パート・ダマンド・オ・シトロン」は、レモンの風味がふわっと口に広がった後にじわりとアーモンドの味わいがやってきます。少しざらりと感じるような食感で、その余韻を楽しみたいチョコレート。
「ガナッシュ・レ・テ・オ・ジャスマン」は、ジャスミンが香り高く華やかで、ミルクチョコレートとよく合います。
「ガナッシュ・ア・ラ・カネル・ド・セラン」は、なめらかな食感。シナモンの風味がたつ、エキゾチックでバランスの良いミルクチョコレート。紅茶と合わせて食べたいチョコレートです。
「プラリネ・フォンダン・ノワゼット」は、ザクザク食感が心地良いチョコレート。ヘーゼルナッツとチョコが良いバランスです。これは美味しい!
ほかにもカシス、オレンジ、コーヒーやアールグレイなどバラエティ豊かなフレーバーがあり、食べるたびに素材の特徴を活かしながらチョコとのバランスが抜群なのには驚きました。またマジパンがこんなに美味しいものなんだと初めて思うほど、マジパンの使い方が絶妙です。どれも美味しいのですがその中でも、ザクザク食感が際立ち、落花生のように感じるアーモンドが香ばしい「プラリネ・クルスティヤン・アマンド」と、カシスの酸味がフレッシュでダークチョコとよく合う「ガナッシュ・ショコラ・オ・カシス」が私のイチオシです。
今回、16個のボンボンショコラを試食しましたが、食感と味わいのバリエーションの豊かさに驚きっぱなしです! 滑らか、ザクザクなどさまざまな食感と、フレーバーの多さ。どのフレーバーも洗練されているのに親しみやすさも感じる、クセになる美味しさです。
公式オンラインでの販売は2023年2月1日から。まずは会員登録がベター
一つひとつ手作りなので大量生産はできず、今回の日本向け公式オンラインでは、1ヵ月1000箱限定での発売となるそう。月の初め2日間(1日・2日)はメールマガジン会員と公式LINEアカウント友達限定の先行販売期間。詳しくは公式オンラインストアでご確認を!
自分へのごほうびチョコとして、毎日少しずつ楽しみたい「セバスチャン・ゴダール」のボンボンショコラ。パリジェンヌを魅了し続ける味わいを日本で堪能できるチャンスを逃さないで!
セバスチャン・ゴダール公式オンラインストア
https://sebastiengaudard.jp/