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2021.07.12

“ダイバーシティ”から考える自分らしさ

スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。

ダイバーシティ

(c)melitas/Shutterstock.com

流行ってしまっていまさら意味を聞けない、わからないカタカナ言葉ってありませんか? 急にみんながこぞって使うようになる言葉には、価値や意味がうんと詰まっています。調べてみるといろいろなことがわかります。知って得することも多々、新しいカタカナ言葉はぜひ深掘りしてみましょう~!

ふわっとした理解ではもったいない、価値ある新しい言葉たち

以前からの風潮ですが、日本では突然市民権を得る新しいカタカナ言葉って多いですよね? 最近だと仕事系では「レジュメ」や「アジェンダ」、世の中的には「ダイバーシティ」や「エシカル」「サステナブル」などなど。
目新しい(“聞き新しい”が適切?)カタカナ言葉は登場すると急速に使われ出し、その伝播力は凄まじいものがあります。急激に当たり前のようになるから、最初は「え? 何それ?」と戸惑うこともありますよね(笑)。カタカナ言葉ってみんな好きなのでしょうか? すぐ流行る。面白い現象です。

(c)charles taylor/Shutterstock.com

ところで、みなさんは突然使われるようになったカタカナ言葉の意味をちゃんと理解していますか? 毎回調べて使いこなしているひとも多いとは思いますが、なんとなくこんな意味かな?って使っているひともいるのではないかと思います。ニュアンスでだいたいは理解は出来ますからね。でも使い方をうっかり間違えたりするのも格好悪いし、そもそもの意味を深く理解しないのも勿体ない。いろいろなことを考える機会になります。
新しい言葉は感覚でざっくりとらえた後に、日本語でしっかり意味を理解し、使いこなすことが大切だと思います。

いまや欠かせぬダイバーシティという言葉

ダイバーシティ

(c)Rawpixel.com/Shutterstock.com

たとえば「ダイバーシティ」。こちらは直訳すると「多様性」。年齢、性別、宗教、趣味嗜好、すべてにおいて様々な属性の人が集まった状態のことを言い、もともとは人権問題や雇用機会の均等などを説くときに使われていました。今ではビジネスや経営、人事において、人材の多様性を確保しようといった概念や指針を表す意味でも使われています。いろいろな考え方の人が集まって作り上げた方が、より多面的・発展的アイデアが生まれる確率は高まるから良いよねと、最近推奨されてきている考え方。

ダイバーシティ(多様性)という意味や言葉に込められた社会的概念は知っている人が大多数と思うのですが、ここからこの概念を自分なりに落とし込んで考え、もっと深くこの言葉を理解することが実は一番大切なのではないかと私は思っています。それは自分のパーソナリティと資質を見つめ直すこと。

多様性の時代、自分の“あり様(よう)”を考えてみよう!

(c)All kind of people/Shutterstock.com

多様性が認められる・求められる時代になってきた、これは“しっかりした個”が求められる時代になってきたということ。逆を言えばしっかり自分の意見を持っていないと、求められる人材として残れなくなる可能性が高くなってきたということ。

自分はどんな持ち味を発揮できるんだろう? 自分というパーソナリティが持つ特性やアピールできるポイントはあるのだろうか? つまり多様性のなかで説明のできる自分の有り様とか、生き様があるかどうかがこれからの時代を生きていくうえでとーっても必要な要素になってくる。多様性を語るとき、自分の様(スタイル)をちゃんと持っていて、語れることが必須になってくる。

「様」という言葉を辞書で引くと「物事の形、あり方、しかた、ありさま」と書いてある。多様性を理解するヒントになります。日本語の良さはこういうところ。意味のある言葉が合わさって出来上がっていたりするから、カタカナはやっぱり一度日本語変換したほうがわかりやすい(母語だから当たり前ですが、笑)。

ダイバーシティは「多様性」という意味ね!で終わるのではなく、自分は多様性のなかのどんな“様”であるのか?というところまで考えると、ダイバーシティが自分のための言葉として価値と意味を増します。

流行りのカタカナ言葉から探す、自分に必要なモノ

本を読む女性

(c)All kind of people/Shutterstock.com

よく耳にするようになってきたカタカナ言葉はなんでも深掘りするとタメになります(笑)。1つの例として、「エフォートレス」というファッション用語とスタイルがちょっと前に流行りました。“気負わない、抜け感がある、自分らしい”スタイルを表す言葉だったのですが、じゃぁこれも「“自分らしい”って何?」とか「自分だったら“抜け感って”どう表現する?」とか、自分に寄せて思いを巡らすと、自分に必要なものや足りないものが見えてきます。

「エシカル」だって環境保全や社会考慮を指すけど、自分だったらどんな応援が出来るかな?とか、「サステナブル」は持続可能な未来をどう作るかだけど、自分にとってのサステナブルはエコ素材を使った服を買うことではなく、持っている服をずっと長く大切に着ること!とか、自分らしい考え方を持てれば素敵だし、真に意味を理解したことになると思います。

なんでも知って終わり!とかみんながこう思うからそれに賛同する!じゃなくて、自分にとってそれって何?という考え方をすると、面白くいろいろなことを吸収できるようになります。
早速気になっているカタカナ言葉を調べて、それを自分に落とし込んで考えてみて下さい。楽しめて、自分磨きにもつながります!

青木貴子の記事をもっと読む。

TEXT=青木貴子

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