2020年12月22日に起きた「グレートコンジャンクション」。ここから大きく星の配置が変わり、「風の時代」に突入しました。新しい時代をハッピーに過ごすための幸運のアクションを、ファッション&占いエディター青木良文さんに教えてもらいました。
2021年前半、頑張れなかったのはあなたのせいじゃない
「肩書き」「枠組み」「物質」などが大事だったこれまでの地の時代とは大きく価値観が異なる風の時代。その変化に伴い、今年に入って「がんばれなくなった」という人が多くなった気がします。2020年におうち時間を過ごしたことで、今までのように無理ができなくなり、気持ちや身体が変化してしまった。しかしそれは、あなたのせいではありません。星が変わったのだから当然のこと。しかもこれからは、軽やかに人生を楽しむ、“がんばりすぎないこと”が重要になっていきます。風の時代、特に始まりは強い風が吹いています。自分はこうだ、と決めつけてしまうと、心がポキッと折れてしまう。しかし逆に芯がないとブレてしまいますから、軸を持ちながら臨機応変に揺れていくということが大事に。この時代を生きるキーワードは「自愛」。自分らしく、自分を大切に、自己肯定をしていくことによって自分の軸をしっかりつくっていってください。
Action 1:結婚がゴールだと思わないこと
地の時代につくられた家族のかたちというものも、どんどん変化していきます。恋愛の終着点はいつも結婚でしたが、これからはそれがゴールではなくなる。自分軸で恋愛をし、自分の価値観で生きていくこと。自愛と他愛のバランス。つまり自分を大切にすることが人を大切にすることにもにつながるのです。
Action 2:好きを生かすこと
これからは自分の好きなことや得意なことを生かす、つまり「役割」を知ることが大事です。一人ひとり得意なことは違いますから、お互いに補い合いましょう。例えば、計算は苦手だけど、クリエイティブなことが得意、というなら計算は得意な人にやってもらって、あなたは自分が得意なことに集中してください。努力と根性で、苦手を克服しようとしなくていい。克服できたところで、しょせん計算が得意な人の足元にも及びません。それが役割の違いというもの。考えてみれば合理的ですよね。風にのって楽しむことから、いろんなことが生まれてきます。
Action 3:リスペクトの心を持つこと
個がつながっていく時代ですから、お互いにリスペクトする気持ちを持つことが大事。上下関係やマウントをとるなんて、もっての外。後輩だろうと対等な関係をつくったうえでリスペクトして。また相手に抱いている感情は実は伝わってしまう時代。どうしても苦手な人がいたとしても、「この人ほんと鈍感。でも細かいことは気にしないハッピーなところはリスペクト」というように考え方の転換をしてみましょう。そうするとあなたの相手に対する気分も変わって、結果、相手との距離感や関係性も変わってくるはずです。
Action 4:シェアすること
時代は「所有」から「シェア」に変わっています。同じようないい気持ちを分かち合えるかどうかがとても重要。例えば高いアイテムをSNSにアップしてもそれはただ「所有を自慢」しているだけ。同じ高いものでも、シャンパンをみんなで開けている、などといった誰かと何かを「シェア」している楽しいポストの方が人気を集め、見ている人も楽しめるはず。特に1995年以降に生まれたZ世代の人たちは、シェアマインドを強く持っているといわれているので、ぜひ彼らから積極的に学んでみて。
Action 5:SNSの使い方を変えること
マウントをとるためにSNSをやっていたり、誰かのポストを見て、自分と比べて落ち込んでしまう人は他人軸でSNSを見てしまっています。人にどう思われているかではなくて、本当に自分が何を見たいか、何をシェアしたいか、自分軸で考えて。また「言葉」は言霊ですから、よく口にしたり、SNSで発した言葉は、波動となって自分に返ってきます。風の時代は水瓶座の時代でもあり、この水瓶座のキーワードの1つは希望。“希望”を持っている人たちが集まり、希望が連鎖していく時代です。希望を込めた言葉を発信すれば、連鎖してハッピーがどんどん広がるでしょう。
Action 6:品格あるジュエリーを身につけること
今年は品格を高める年といわれています。手の届く範囲で、いいジュエリーを身につけてみることが大事。ジュエリーは鉱物。生きているものを身につけるという感覚で、目に見えないパワーが。特にダイヤモンドは、強く相手に印象付けるので、1つ持っておいた方がいいでしょう。重ねづけもおすすめ。
Action 7:個を磨くこと。動き続けること
これからは、肩書きや所属などといった枠組みがあまり意味を持たなくなってきて、個のパワー、存在理由が大事になってきます。得意なことを磨き、それぞれの個がつながっていきます。逆に言えば、個を磨いておかないとこれからはサバイブできません。コロナ禍で動きが制限されていますが、実際に、自らアクションを起こしている人がやはりいい結果を出しています。なにもフィジカルに動くことだけが、「動く」ではありません。誰かと話すでもいい、好きなことを学ぶでもいい。風の時代の始まりは、あなた個人が動いているかどうかで、この先違ってくるでしょう。
Action 8:話し方に注意すること
風の時代は共感の時代とも言えます。対等な人間関係には、共感が重要。断言するような話し方でなく、「~ですよね」というような語尾がまるい話し方が共感を呼びやすいでしょう。特に大人数を前に話すとき、空気の読みづらいオンライン会議、不特定多数が見るインスタライヴなどではこの話し方が重要に。
Action 9:スキンケアを大事にすること
自分に触れているときは、自分を愛しむとき。特に肌に触れることは自信につながるとも。ゆっくり時間をかけて肌に触れながらケアをして。また肩甲骨と肩甲骨の間に触れることで、自己肯定につながっていくそう。自分では手が届かないので誰かに触れてもらうのものいいでしょう。
Action 10:ランジェリーの色を目的別に選ぶこと
下着はずっと肌に触れているので、その人の印象を司るといわれています。どうでもいい下着をつけていると、人にどうでもいい扱いをされてしまうかも。見えないからって手を抜くのはNG。また上下を合わせないと、とっちらかった印象に。そして重要なのは色。黒とグレーは毎日はつけないで。女性は水の気でできていると考えられていますが、黒やグレーは体を冷やすとされ、運気ダウンのもとにも。一方、白は第一印象を良く見せ、赤は運気を活性化。パープルは自分のステイタスを上げる、ネイビーは落ち着いた印象に見せるといわれています。色とシチュエーションで使い分けてみると気持ちもリフレッシュしますよ。
Action 11:スマホケースは半年に一度アップデートすること
スマホは電話というより実は情報をキャッチするもの。その器がちゃんとしていないと正しい情報は入ってきません。大事なのは、お気に入りのケースを使うこと。一日中持って、目にするものですから、好きなものでないと。ケースが汚れているのも良くないので、半年に一度くらいのペースで替えるのがおすすめ。画面が割れているなんて言語道断。そのまま使っていたら情報を見極める眼がにぶってしまいそう。
Action 12:お金だけで仕事を選ばないこと
お金だけのために仕事をする時代は終わりました。好きかどうかで、仕事を選ぶことが大切。今年は財を築く年といわれています。これまでは、不動産や車などといった所有するモノが財でしたが、これからの財は、信頼関係、つながり、知識、情報など目に見えないモノ。いい情報を得るには、学び、そしてコミュニケーションが大事。誰と付き合いどういう情報を得るか、しっかりと選んでいくことが、ステップアップにつながります。
青木良文(あおきよしふみ)
ファッション&占いエディター。取材から学んだ東洋・西洋占星術を実践して感じたことや、世の中のトレンド・ファッションをかけあわせた独自のアドバイスで人気に。ラジオやイベントなどでも活躍。