この春新たな部活動としてチームを結成した「GINGER ORCHID CLUB」。同世代の仲間と一緒に蘭を育てることを楽しみ、その美しさを観賞して共有することを目標に活動中です。今回はその第2回目の活動の様子をレポートします。
初回となる約2ヵ月前、蘭の苗が3鉢づつ配布され、基本の育て方を学び家路についたメンバーたち。今回は、そのなかから現時点で一番心配なひと鉢をもって集合することとなりました。
机の上に並べられた鉢植えの葉っぱの様子はさまざま。背丈は低くても色が濃く力強さを感じる鉢もあれば、上へ上へと元気に伸びている鉢など、それぞれの進化を遂げていました。
なかには早くも「花芽」をつけているものも。この芽が伸びて花を付ける茎になるのだそう。すでに花芽を2つ以上つけている鉢もあり、それぞれの鉢を観察しながら活発な意見交換が行われました。
暖かくなるとぐんぐん成長し始めるそうで、まさに今が育て時。気温が15度を超えれば室外に出してもOK。今から9月ころまで肥料をしっかりあげて、来年の春ころに再び花芽が出るように育てていきます。一年一年、花芽も増え、花の数も増えていくのだそう。
葉の色や、肥料のあげ方のコツ、鉢を置く場所のアドバイスなど疑問を赤井三夫先生に投げかけて、それぞれ対策を教わりました。どうやら成長のポイントは、日当たりのよさと風を受けているかどうかにあるよう。真剣な表情を浮かべたメンバーから、鉢を置くベストポジションについての相談が続きます。
彼女たちの心配そうな様子にも、「順調だね! 気にすることはないですよ」と先生は終始笑顔。「みんなよく育ってるね!」と感心されていました。
育ちが早い鉢は、このまま順調に育つと1ヵ月後には花が咲いてしまうかも…なんてコメントも。会の終わりに、育てている鉢それぞれの開花時の写真が配られると、思わずアツいため息が。次回の集合時にはどんな報告が届くのか、さらに期待が高まります!
GINGER ORCHID CLUBの今後の活動から目が離せません。次回のレポートをお楽しみに!
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