ワインや食に関して知識が豊富なライターのYONEI YUKIさん。今回は話題のスイーツをご紹介。
日本のスイーツ界で人気急上昇中のイタリア・ローマ発のマリトッツォ。朝のバールでエスプレッソと共にいただくのが現地では定番だとか。パン生地からあふれんばかりの生クリームの存在感がとにかくすごい! インパクトあるフォルムは映えのお手本です。ボリュームたっぷりにみえて味わいは意外に軽やか。朝ごはんとしていけちゃうのも納得の口当たりの良さです。生クリーム好きにはたまらなく愛おしいスイーツ、それがマリトッツォ。ここでは東京で食べられる店を紹介いたします。
EATALY
午後の遅い時間帯にEATALY(イータリー)を訪れたときにはすでに売り切れており、食べたい気持ちがよりあおられ、日を改めて午前中に再訪問。シンプルなパンナとイチゴの入ったフラーゴラを購入しました。
パンナはシンプルに生クリームとパンのハーモニーを楽しめるので、マリトッツォとはどんなスイーツなのか一番感じられる王道。フラーゴラは淡いピンクに色づいたクリームの表面にイチゴが飾られており、キュート。オレンジの風味がする丸いパンとふんわり優しい生クリームの組み合わせは最強。軽い口当たりなので難なく一つ食べてしまえます。
原宿店限定販売でしたが、4月1日からはイータリー丸の内店でも販売開始。それぞれのお店で期間限定のフレーバーもあるので要チェックです。
EATALY
https://www.eataly.co.jp/
ORIMINE BAKERS
築地に本店があるORIMINE BAKERS(オリミネ ベーカーズ)のマリトッツォは、ルックスが素朴なスイートロールパンとほど良い甘さの生クリームの組み合わせ。パン生地は見た目よりもしっとりとしており、クリームもふわっと軽やかで飽きのこない味です。¥228というリーズナブルなお値段も魅力的。
十分なクリームの量ですが、生クリーム好きとしてはもっとクリームがたっぷり入っていたら最高なのにと、ちらり思う部分も。十分なクリームの量なんですけどね。
マリトッツォ以外にも日持ちをさせる添加物などを使わない、食事パンからお惣菜パン、おやつパンまでバラエティ豊かなパンが揃っているパン屋さんです。
ORIMINE BAKERS
https://oriminebakers.com/
プリンチ®
スターバックス リザーブ®内に主に出店しているイタリアンベーカリーのプリンチ®。ここでもマリトッツォが楽しめます。
生クリームの中にヘーゼルナッツクリームが入ったマリトッツォ ノッチョーラは、濃厚なヘーゼルナッツが大人の味わいを演出。ふわっとしたブリオッシュ生地が生クリームとよく合います。
春にぴったりのマリトッツォ さくらは、生クリームが桜のフレーバーで、自然と笑みがこぼれる優しい味。真ん中には酸味のきいたラズベリーソースとピスタチオクリームが隠れており、味の変化も楽しめてもう一個食べられるのでは?と思うほど軽やか。さくらは期間限定なのでお早めに。
プリンチ®
https://www.princi.co.jp/
カルディの冷凍マリトッツォ
カルディのマリトッツォは値札があっても品切れしているのがデフォルト(笑)。出合えたら迷わず買うべき商品の一つです。
クリームに見え隠れするオレンジピールが爽やかで良いアクセントに。ブリオッシュ生地も軽くさっくりしていて、今回食べたマリトッツォのなかでは一番朝ごはんに合うテイストです。さすがカルディ、冷凍でも十分のクオリティ。
オンラインでも販売しているので、近くにお店がない方にも購入のチャンスあり。気長にチェックしてみてはいかがでしょう。
カルディオンライン
https://www.kaldi.co.jp/ec/
マリトッツォ人気はまだまだ終わらない!?
目で楽しめて、食べてさらに楽しめるマリトッツォは、ティラミスやパンナコッタに続く日本で大人気のイタリアンドルチェになりそうな勢い。
期間限定のフレーバーを提供しているお店も多く、食べるたびに新鮮な喜びを感じられそうです。今回ご紹介したのはごく一部。マリトッツォを取り扱っているカフェやお店は増えているので、マリ活の日々はこれからも続きそうです。
※テイクアウトの場合、軽減税率が適用されます。
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