グローバル化が進む今、スキルアップのために英語を習得したいと考えている人も多いはず。個々の学習目的に合わせて最適なカリキュラムを提供するミライズ英会話が、使いたくなる言葉や雑学、基礎的な英語の知識をお伝えします。
私たちの住んでいる地域は、寒いながらも天気が良い日が続いています。身の回りの木も、鮮やかな緑色のままの木、葉が落ちて寒そうな木などさまざまです。そんな木を見ていると、こどものころに読んだDr. Seussの本「I Can Name 50 Trees Today」を思い出します。The cat in the hat (帽子をかぶったネコ)が、さまざまな木について教えてくれる本です。
絵本は、このようにはじまります。
I’m the Cat in the Hat
and I want you to please
take a few moments
to look at the trees!
私は帽子をかぶった猫。
あなた方にすこし時間をとっていただいて、
これらの木を見てほしいんです。
韻を踏んでいて、リズムよく読めますね!
知るほどに面白い植物の英単語
植物にまつわる単語を改めてみてみると、特徴をよくとらえていて「なるほど!」という発見があります。
例えば、松ぼっくりは英語でなんというでしょうか?
日本に広く分布する松の木は英語で「pine tree」(パイン トゥリー)と言います。松の葉は、見た目通り「pine needle」(パイン ニードル)、a needleは針という意味。そして、松ぼっくりは、「pinecone」、a coneは円錐上のものを指します。
また、どんぐりがなる樫の木は「oak tree」といいます。どんぐりは、英語では「acorn」(エイコーン)。常緑性の樫の木には「live oak」(ライブ オーク)と呼ばれる種類もあり、まさに“ずっと生きている”という表現ですね。
本の中では、面白い木の名前も紹介されます。
その1つが「shagbark hickory」(シャグバーク ヒッコリー)。
和名はなんと「荒肌ヒッコリー」! 木の幹の部分がざらざらしているので、英語では「shag」(バサバサした髪の毛、もつれ毛、けばけばしている表現)という表現が「bark」(樹皮)の前につけられています。意味をよく読み解くと、単語の理解が深まりますね。
植物の緑を見ていると、安心感やリラックス感を得られるといいます。なかなか外出が難しいなか、リモートワークでがんばっている皆様、1時間に1回は外を眺め、木の緑を探してリラックスしてはいかがでしょうか。