効率的にきれいになれる美容クリニックの進化は目覚ましく、私たちの興味は高まるばかり。だからこそ正しい知識を得なければと、美容医療初心者のライターが取材した!
美容クリニックのドクターが伝えたいこと
第1回は銀座高須クリニック院長、高須英津子先生を訪問。テレビCMでおなじみの「Yes!高須クリニック!」のキャッチフレーズは美容クリニックに疎い人でも一度は耳にしたことがあるのでは?
高須先生のこだわり、そして施術への想いを伺った。
気張らずに通える細部にまでこだわった院内
銀座高須クリニックを訪れてみてまず驚いたのは、クリニックとは思えないピンク・白・ゴールドを基調とした上品で温かみのある内装とふんわりと香る柑橘系の匂い。このなんだか居心地のよいステキ空間こそ、高須先生のこだわり。
「自分だったらどんなクリニックに通いたいか。20年ほど美容医療に携わるなかでたくさんのクリニックを見てきたので、些細なことにも気を配りました。特に院内の香りにはこだわりましたね。施術を不安に感じている方もいるでしょうし、恐怖を感じさせるような病院特有の香りは避けたかったんです。リラックスして『ここに通ってきれいになるぞ!』と思ってもらえるように、オリジナルの香りを試行錯誤の末につくっちゃいました」
経過をともにすることできれいの方向が定まる
二重の美容整形や、すっきりとした輪郭、白くて毛穴レスなお肌を求めて、毎日多くの患者さんが来院するなかでも、個性を活かしながらナチュラルに、その人が自信を持って活躍できるように裏付けをしてあげるのが高須先生のモットー。
「『もっと、もっと』とやりがちになってしまうことも多いので、その人自身が持つ美しさを引き出すような改善を提案しています」
カウンセリングでは「何をどうしたいのか」「いつまでにきれいになりたいのか」を丁寧にヒアリング。
「施術で一時的にきれいになっても、肌のコンディションや治療内容によっては、長くお付き合いすることも必要。経過をともにすることがベストなご提案にも繋がります。今はキャンペーンや価格の安さに流されて、色々なクリニックを転々としている方も多いとは思いますが、施術前や経過を知らないとアフターフォローが難しいこともあるんです」
カウンセリングに行く=あらかじめ決めていた施術を受けるものと、勝手に思い込んでいたものの、親身に耳を傾けてくれる高須先生の姿に、あれこれ自分で調べて悩むよりも、プロ目線でアドバイスをいただくのがきれいへの近道だと確信。一発逆転への希望も叶えてくれる美容医療。しかし、ホームケアも怠ることなかれ。
「数ヵ月~半年に一度の施術に対して、自宅でのホームケアは毎日のこと。化粧品のお手入れも重要です。特に美白と保湿。私が開発したタカスホワイトは、治療や内服に用いるトラネキサム酸を普段使いしやすくコスメにアレンジしました。施術後のお肌にも使えるような低刺激にもこだわりました」
クリニックでの知見を活かして高須先生が開発したアイテムがこちら。
銀座高須クリニック
https://www.takasu.co.jp/clinicmap/ginza.html
高須英津子(たかすえつこ)
銀座高須クリニック院長。愛知県出身。2001年藤田医科大学医学部卒業。社会保険中京病院にて研修。'03年藤田医科大学皮膚科に入局。一般皮膚科をはじめ、美容外来、レーザー外来で研鑽を積んだのち、高須クリニックに勤務。3人の娘を育てるママドクターで、好きな食べ物はメロン。