まもなくやってくる春の訪れに首を長くする今日この頃。一方、その足音と共に迫る“花粉シーズン”に今から不安を抱く方も少なくないのではないでしょうか。毎年のことであるとはいえ、辛い花粉症状は最大限抑えたいものですよね。そんなあなたに朗報! 症状緩和のヒントは意外なところに隠されていたのです。今回は花粉対策のポイントを押さえながら、その真相を紐解いていきます。
今年の春の花粉飛散予測は…?
今年の花粉シーズンは2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部からスタートして、東京のスギ花粉飛散ピークは3月上旬から3月下旬の見込みと言われています。代表的な春の花粉として知られるスギやヒノキですが、特に今年のスギ花粉の飛散量を全国的に見ると、関東は平年並みかやや多く、九州・北陸・東北・北海道においてはとりわけ猛威を振るう予想なのだとか(※気象庁が発表した2022年春花粉の飛散予測(第3回))。
前シーズンは症状が弱かった方も、今年は万全な花粉症対策が必要になりそうな予感…。早めのケアをしておきたいものですよね。そこで、今回は意外に知られていない、花粉を家に持ち込まないための対策についてご紹介します。
持ち込み花粉、防いでる?
外出時のみの花粉対策で満足するのはNG! 帰宅時の対応も肝心です。玄関先でコートやカバンの花粉をはたき落とすなどの対策をしている方は多いと思いますが、盲点なのは「毛髪」。外出時に付着した花粉が室内に持ち込まれると、部屋中に飛散する原因に。着替えるときに床に落ちたり、寝ている間に枕や布団に付着したりして、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー症状へと繋がります。
また、花粉は、肌荒れを引き起こす可能性もあります。特に空気が乾燥する季節は本来備わっている肌のバリア機能が低下するため、花粉に対して体が過剰に反応してしまうことも。肌や頭皮のチリチリとしたかゆみや、痛みが伴うような赤みは何としても防ぎたいですよね。
花粉を引き寄せる正体、それは毛髪に溜まった静電気!
冬の風物詩ともいえる静電気。ヘアスタイルが広がるイヤ~な存在に心当たりのある方も多いのでは? 実はコレ、花粉が毛髪に付着する原因でもあったのです。
静電気を帯びた髪は空気中に浮遊する塵や埃だけでなく、花粉などの微粒子を引き寄せます。特に湿度が40%未満の環境では静電気が起きやすいのだとか。花粉と湿度の関係は非常に密接で、空気が乾燥している季節は、髪も乾燥しやすいため静電気が起きやすいのです。
潤いヘアで静電気防止。花粉を徹底バリア!
花粉症に悩む方は、髪の「保湿」にも力を入れるのが吉。花粉を引き寄せる毛髪の静電気を防ぐためには、保湿がとても重要なステップなのです。毎日使うシャンプー・コンディショナーのチョイスやトリートメントもこだわりたいところ。そして何より、日中のこまめな保湿ケアが花粉避けのカギ! 冬場から春先など花粉が飛散し始める湿度が低い季節には、お出かけ前のスタイリングはもちろんのこと、出先でも保湿ケア=静電気対策が肝心です。
乾燥した外気や飛び交う微粒子によるダメージ対策にもなるので、外出時には簡単に保湿ケアができるヘアアイテムを携帯するのがおすすめ。シュシュッ!とひと吹きで潤いが叶う、ミストタイプなどはとにかく手軽で優秀。ルーティンケアに投入しない手はありません。
手軽に保湿ケアができるおすすめアイテム
地肌と髪の保湿をしながら、ふんわりとナチュラルなスタイルに整えるマルチミスト。コンパクトなサイズ感で携帯にも便利。
さらに保湿ケアを徹底したい人は、ミストに加えミルクタイプのトリートメントとのダブル使いを。濃密な美容液を仕込み、乾燥に負けない潤いヘアを育てて。
いかがでしたでしょうか。毎日のヘアケアが花粉対策にも繋がるのであれば今すぐにでも取り入れたいところ。いつものバッグにヘアケアアイテムを忍ばせたら、髪の静電気対策はもう万全なのでは? お気に入りのアイテムを味方につけて、花粉に負けないハッピーな春を引き寄せて。
LebeL(ルベル)
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