高橋文哉さんの3回目となるFAN MEETING「ふみやの秘密基地 ~挑戦の地図~」が3月26日に行われた。“挑戦の地図”というとおり、今回は新しい試みがたくさん! 2時間半にも及ぶイベントのレポに加え、終了直後の文哉さんにインタビュー。
高橋文哉とファンとの幸せ空間♡

文哉さんのファンミーティング、今回の舞台はパシフィコ横浜 国立大ホール! 国内でも屈指の収容人数を持つこの会場にたくさんのお客さんが詰めかけた。
ホールの2階、3階とサプライズ登場を果たした文哉さんは「わずか3年でこんなに大きい会場に来ることができると思っていなかったので、この景色を目に焼き付けながら楽しみたいと思います」と開会宣言! 今回は、これまで以上に大盤振る舞いなプレゼント企画を実施。さらに、サイン入りだけでなく、文哉さんから直接手渡しするというスペシャルな機会に、文哉さんもファンのみなさんも本気。
今回の演出について文哉さんは「『いつかパシフィコのステージに立ちたい』と願っていたことが今回叶って、この日をずっと待ちわびていました。会場が決まってからは下見にも来ていて、3階、2階、1階のいちばん後ろにも座ってステージがどういうふうに見えるか自分で確認しました。会場が広い分、どうしても物理的に距離ができてしまうので、できるだけ近くにという思いから、オープニングの登場の仕方やプレゼントの渡し方を考えました」と言う。
『デビューから今日までの振り返りに挑戦!!』企画では、文哉さんの活動をギュギュッと年表に。作品にまつわる秘蔵写真に加えて、親交のある方々からのビデオメッセージも。いろいろな方からのメッセージに文哉さんもうれしそう!
続く企画は、謎の男に奪われてしまったプレゼントを取り返すべく「フミャゲーム」が開幕。お客さんには事前に「ノー〇(ノーマル)」「♡゛(ハード)」と書かれた紙が配られていて、ゲームの難易度を会場のお客さんに決めてもらうという企画。ちなみに、 ノーマルを選ぶと難易度は低いがプレゼントをもらえる人は少なく、ハードは難易度が高いかわりにプレゼントをもらえる人が多いというルール。
第1ゲーム「やったことないゲームに挑戦!!」では、クロノティーで10回投げて80点を取れたら10名にプレゼント、80点未満だとプレゼントなしのハードモードにチャレンジ。「がんばれ〜」「集中!」という声援を受けながらも、80点を超えられなかった文哉さんは、舞台上からスタッフに交渉(笑)。会場の5人とじゃんけんをして、文哉さんが勝った人数分プレゼントするという条件を追加し、出す手を教えてズルをしようとしたのにも関わらず、負けてしまう文哉さんに会場は爆笑。そのシーンについて文哉さんは「クリアできなくて焦っている僕がグーを出すと言ったのに、パーを出したあのお子さんに助けられました(笑)。あのシーンは最高でしたね!」と笑顔を見せた。

その後も「写真クイズに挑戦!!」、「聞きドナルドダックに挑戦!!」「ふみやさんがころんだに挑戦!!」と白熱のゲームが続き、プレゼントの当選者も多数。プレゼントとして、作品のグッズやオリジナルグッズが登場した。今回の会場では、彼のこだわりがたっぷりと詰まった魅力的なグッズのほか、シック~カジュアルまで様々なテイストのファッションを着こなした豪華32カットで贈る高橋文哉 2025年卓上カレンダー『Fumiya Takahashi 2025/04-2026/03』も用意され、販売ブースは大盛り上がり。今回のグッズデザインについて文哉さんに聞いてみると。
「グッズは僕にとって特別なもので、ファンミーティングのときにしか作らないものなので、毎回意味を持たせています。今回は、5周年にちなんで5本のラインを入れていたり、半円のデザインは僕と皆さんを合わせてひとつの円になるんだよという意味。たとえばTシャツは、大事な日に着てくれたらいいなとか、好きな人とデートするような緊張しがちなときにインナーに着てくれたらいいなと思いながら作りました。着てくださる方の背中を押せるようなものにという想いを込めています。着心地もサイズも生地感も全部僕が着て確かめたこだわりのものなので、日常で着てくれたらうれしいです」

約2時間半にも及ぶファンミーティング終盤にはサプライズ演出も。スタート前に更新されたオフィシャルブログで「やりたいと言っていたことが実現できました」と綴っていた文哉さん。「それを今から皆さんにお届けします。構えてくださいね?」と会場に問いかけると、大声で「みんな今日は楽しかったぞー!」と同時に銀テープが発射! これには歓喜の叫びに会場が包まれ、ハートフルなワンシーンに。
文哉さんは「改めて、俳優のお仕事を始めてから早5年。あっという間だったなと思う自分とすごく長かったなと思う自分がいるんです。普通に生きていたら経験できないことをたくさん経験させていただいてすごく楽しくて早く感じる反面、いろいろな壁にぶつかって悩みを抱えて歩んできた5年でした。そんな僕がこうして今ここに立つことができているのは、関わってくださっているスタッフの皆さんはもちろん、ここにいらっしゃる皆さん、そして来られなかった応援してくださっている皆さん一人ひとりのおかげだと心から思っております。今年は“挑戦の地図”を掲げてやってまいりましたが、皆さんが楽しかったなと思える1日になっていれば嬉しく思います。僕は皆さんと過ごすこの時間がすごく好きです。また会えたらいいなと思いますし、このステキな景色を皆さんと見たいなと思っています。皆さまに応援したいと思っていただける高橋文哉になれるようにこれからも頑張ってまいります」と思いの丈を伝えて会は終了。

終了直後の文哉さんに公演時間を伝えると「僕、ひとりでそんなに喋ってたんですか?!」と満面の笑みをみせる。「我ながら本当に良いファンミだったと思います。僕自身がすごく楽しめました!」と続けて「今日すごく思ったのは、応援してくださっている皆さんに僕はエネルギーをいただいているんだなということ。僕たちの仕事はお会いできる機会が少ないので、こうして触れ合えるイベントがすごく大事ですし励みになるんです。これまで以上に、こういうイベントが必要不可欠なものだし続けていきたいなと改めて感じました」と語る。
ファンに会う時間を糧としてさらに羽ばたく文哉さん。パワーをつけて成長する文哉さんの姿をこれからもGINGER編集部は追いかけていきます!
高橋文哉(たかはしふみや)
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。19年に『仮面ライダーゼロワン』で主演デビュー。2024年には日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞し、2025年にはエランドール賞 新人賞を受賞した。近年の出演作に、ドラマ「君の花になる」('22)、「フェルマーの料理」('23)、「伝説の頭 翔」(‘24)、映画『からかい上手の高木さん』、『ブルーピリオド』、『あの人が消えた』(すべて‘24)などがある。現在、「ゴチになります!25」レギュラー出演や『高橋文哉のオールナイトニッポンX』のパーソナリティを務めるなど、活動の幅を広げている。また、現在主演と務める映画『少年と犬』が大ヒット公開中で、放送中のNHK 連続テレビ小説『あんぱん』に辛島健太郎役で出演している。そして高橋文哉 2025年卓上カレンダー「Fumiya Takahashi 2025 04-2026 03」(幻冬舎)も販売中!
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