俳優・高橋文哉さんが初のFCファンミーティング「ふみやの秘密基地 ~みんな、地図は持った?~」を5月24日(水)に開催。高橋さんの魅力を再確認できる楽しいコンテンツで、会場にいるファン、生配信を見ているファンの双方を魅了した。そんなスペシャルイベントにGINGER編集部が密着取材。前編と後編の2回に分けてレポートをたっぷりお届け。まずは第一部を中心にイベントの模様を詳報。
高橋文哉さん自ら企画に携わった、ファンミーティングの全貌とは?
昨年10月4日に待望の公式ファンクラブを開設した俳優・高橋文哉さん。これまで限定動画の生配信などを行ってきたが、今回リアルイベントとしてファンミーティングを初開催。アットホームな雰囲気のなかさまざまなトークやゲームを展開した。イベントは第一部、第二部の二部構成となり、各回800人のファンが集結。ステージの模様はオンラインでも生配信され、たくさんのファンが見守るり、大盛況のなか終わった。ファンミーティング開催にあたって、イベントの内容やグッズのラインナップなど、自ら企画に携わったという高橋さん。動画生配信から続いて今回のイベントタイトルにもなった『秘密基地』というキーワードについては、決めた理由を以下のように語った。
「僕のファンクラブは“距離感近く”をテーマにしていて、距離感が近い空間といえば、秘密基地かなと。子供のころ友達と秘密基地を作ることも好きでしたし、そこにいる人にしか分からない空気感、楽しさみたいなものを作りたくて決めました」(高橋文哉さん)
待望のファンミーティングがスタート!
満員となった会場で高橋さんの登場をファンが今か今かと待ちわびていると、開演前のユニークな影ナレがスタート。高橋さんではないどこか聞き覚えのある声に、会場はざわざわ…!
そして「こんにちは、高橋文哉です。皆さん、初のファンミーティング全力で楽しみましょう!」とステージ裏から高橋さん自らアナウンスし、イベントが開幕。「こんにちは〜!」と颯爽とステージに現れた高橋さん。黒のセットアップ姿で登場し、会場は早速大歓声に包まれた。
「本日は僕自身初のファンミーティングにお越しいただき誠にありがとうございます。いろいろな企画とか、一緒に楽しめるものもありますので、是非全力で楽しんでもらえたらなと思います。よろしくお願いします!」と挨拶。
「一人では心許ないなと思って…。MCにこの方をお呼びしました」という紹介でサプライズ登場したのは、ダンスボーカルユニット「WATWING」のメンバー・八村倫太郎さん。昨年放送のドラマ「君の花になる」で同じ8LOOMのメンバーとして活動し、プライベートでも交流があるという八村さんが駆けつけた。
「よろしくお願いします!」と八村さんがステージに登場すると、驚きの声とともに拍手&歓声があがった。「影ナレの声で気付いた人?」という高橋さんの問いかけに会場の多くの人が手を挙げ、「嘘だ!(笑)」と笑顔になる一幕も。二人が仕事で会うのは今年初だそうで、この日のためにプライベートでも打ち合わせしたという裏話も飛び出した。
「50問50答 ~文哉の頭の中の地図~」では、高橋さんの知られざる一面が連発!
アイドリングトークから一転、最初の企画では、高橋さんが50問50答にチャレンジ。八村さんがタイトルコールすると、「地図~!」と頭を差しながら笑い合う二人。1問にかけられる時間は5秒だったが、「新幹線の座席は窓側派? 通路側派?」「ついやってしまうクセは?」「初めて会った人のどこを見ますか?」などの質問に高橋さんがさくさく答えた。
「好きなラーメンの種類は?」という質問に、唯一頭を抱えていた高橋さん。回答は「家系ラーメン」にまとまったが、八村さんが「啓永(綱啓永さん)とNOAと一緒にサウナに行ったあと、味噌ラーメンを食べに行ったよね」とラーメンにまつわるエピソードを展開。味噌ラーメンを食べた翌日は全員顔が浮腫んだそうで、いつもの顔とそのときの顔を並べて比較画像を作ったなどの思い出話に花を咲かせた。
また「どんなアルバイトをしていましたか?」という質問に「コンビニと中華料理屋さん」と回答した高橋さん。「文哉がコンビニって意外かも。調理師免許を持っているから厨房とか…」と話す八村さんに、高橋さんが「(中華料理屋で)厨房やってたよ!」と返すと、「コンビニの厨房!?」と八村さんがびっくり。八村さんの天然発言に高橋さんがツッコむというシーンも見られた。
「高橋文哉年表 ~デビューから今までの地図~」で、約3年半の俳優活動を振り返り
次の企画では、高橋さんの出演作品をまとめた年表をもとにトークを展開。俳優活動をスタートしたのは2019年9月に主演を務めた特撮テレビドラマ「仮面ライダーゼロワン」。そこから今年7月7日に公開を控える最新出演映画『交換ウソ日記』までの出演作品は、なんと17本。
手取り足取り教えてもらいながら向き合った「仮面ライダーゼロワン」、尊敬する先輩・山田裕貴さんとの出会いに恵まれた「先生を消す方程式。」など、今だから話せる当時のエピソードを交えて、これまでの俳優人生を振り返った。
高橋さん&八村さんが共演したドラマ「君の花になる」の話になると、お互いの褒め合い合戦に。お芝居の面で高橋さん、パフォーマンスの面で八村さんがリードするというバランスの取れた関係性で、支え合いながら撮影期間を乗り越えたそう。「高橋文哉と出会えたことは僕の財産」と語った八村さんが、高橋さんにダンスを教えると必ず次の日にできるようになっているという高橋さんの努力家な一面を口にすると、隣でイスをぐるぐると回転しながら、得意げな表情を浮かべた高橋さん。
真面目な性格のお二人はプライベートで一緒にいるときもこの褒め合いモードに入るそうで、二人の普段の姿が垣間見える時間にもなった。そしていつも真面目な話になりすぎるとゲームを始めるということで、そのまま続くようにゲームコーナーへ。
ちなみに第二部では高橋さんが八村さんの好きなところを発表。「倫太郎の好きなところは、1を2で返すところ。俺が真面目な話をしたときにその空気を瞬時に察して、真面目な答えを返せるところ。俺が真面目な話をしすぎたなって悩んでいるときにボケるところ。会ったあとに必ず俺よりも先に連絡がくるところ」と話し、会場が拍手に包まれた。
大盛り上がり!全員参加型のクイズ「オールふみや感謝祭!! ~みんな、地図(解答用紙)は持った?~」
最後の企画は、全員参加型のクイズコーナー。高橋さんに関するさまざまな4択問題にファンが回答し、最後まで正解し続けた最大10名が高橋さんのサイン入りグッズをゲットできるという内容。ここで入場時に配られたA~Dまでのカードが使用され、そのカードの裏には高橋さん自ら描いた会場地図が印刷された。
第一ピリオドは「クイズ!ふみやが正解」。お題に対し、高橋さんがその場で選んだものが正解となるルール。第一問は「ふみやが自分の顔で一番好きなパーツは?」ということで、アンサーは「目」「鼻」「口」「それ以外」の4つ。会場は「目」と「口」の2つに大きく分かれたが、高橋さんが出した答えは「口」。八村さんも「文哉の口って、口角上がっているよな。それが好きなんですよ」とコメント。第二問の「ふみやは、元気がない時どうする?」という質問では、正解者が12人に絞られるという波乱の展開を見せた。
第二ピリオド「ふみやが生チャレンジ!!」では、高橋さんがリンゴの皮むきに挑戦。「ふみやはリンゴの皮むきどのくらい途切れずにできる?」ということで、アンサーは「0回」「1回」「2回」「3回以上」のラインナップに。調理師免許を持っていて、大根のかつらむきが得意という高橋さんだけに、このチャレンジは「0回」が妥当と見られたが、リハーサル時に「3回以上失敗していた」と八村さんが暴露したことで危うい展開に。そんな状況をものともせず、本番に強い高橋さんは見事一回も途切れずにリンゴの皮むきに一発成功。長いままの皮をカメラに向けてアピールした。
続いての生チャレンジは、高橋さん&八村さんによるバレーボール。バレーボール部だった高橋さんは片手で、八村さんは両手でボールを落とさずにラリーできる回数を賭けて、ここまで残った10人が回答した。ヒントと称したウォーミングアップでは3回ほどでボールが落ちてしまい、4つの選択肢のなかで「11回以上」を選んだ人がいないという展開に。いざ本番がスタートすると、23回の大記録を達成。ここで正解者が0人となり、次の問題から全員が復活することとなった。
第二部では、二人がボウリングに挑戦。28ピンを協力しながら倒すというルールで、「ボウリング俳優」の肩書きを持つ高橋さんが活躍した。高橋さんの過去の最高スコアは264点とのこと。
「3月のふみやを超えてゆけ!!」と題した第三ピリオド。3月のファンクラブ生配信で高橋さんがクリアしたゲームの記録を、今日の高橋さんが更新できるかというクイズで、第一部では「めざましテレビ」のエンタメプレゼンターをきっかけに始めたけん玉を生披露。高橋さんが「とめけん」(玉を剣先に入れるワザ)に挑戦し、そのタイムを八村さんが測るという流れになっていたが、見事2回で成功した高橋さんを見て焦る表情の八村さん。押していたはずのストップウォッチが動いていなかったと謝ると、高橋さんが「もう一回やればいいじゃん。ちょっと嫌でしょ、ミスしたみたいで。もう一回ミスしたら、倫太郎が『ストップウォッチできる? できない?』にするから」とユーモアあふれるフォローを入れ、再挑戦。その後一発成功させ、記録も6秒から2秒に更新した。
そして最終ピリオド「過去のセリフ当てクイズ!!」は、高橋さんがかなり時間をかけて考えたという力作のクイズ。高橋さんが過去出演作で実際に言ったセリフをその場で再現し、どの作品で言っていたかを当てるという内容に。「あんたの夢も俺が叶えてやるよ」(ドラマ「君の花になる」より)、「記憶になくても記録に残っとる」(ドラマ「最愛」より)といったセリフを生披露すると、会場には感嘆の声が響いていた。ラストは激ムズ問題として「任せてください」という一言を放ったが、半数がドラマ「着飾る恋には理由があって」を選び、正解。サイン入りグッズは高橋さんとのじゃんけん大会の末、6人に決定した。「皆さんの作品愛を知れた気がしました」と語った高橋さんに、このクイズの感想についてインタビュー。
「これが一番大変だったんですけど、あんなに簡単に当てられるとは思っていなかったです(笑)。僕は本当に正解者0にするつもりで作ったので、激ムズとか絶対分からないでしょと思っていました。皆さん本当にすごいです。これは今後のファンミーティングでもやりたいですね。次はもうちょっと難しくしちゃおうかなと」(高橋文哉さん)
「心に残る一日になっていたら嬉しい」高橋さんからのメッセージで終幕
2時間弱お届けしてきた充実のファンミーティングも、エンディングへ。声援などさまざまなリアクションが飛び交った会場に対し、「こんなにあったかい会場ないじゃないですか」と語った高橋さん。「皆さんとこうしてまたファンミーティングという形で会えるように頑張っていきたいと思います」と締めくくった。
二回のファンミーティングを終えた高橋さんに直撃!
第一部、第二部を終えたばかりの高橋さんにファンミーティングの感想を伺うと、「楽しかったですね」と一言。「僕がずっと言っていた『自分を応援してくださる方で会場を埋め尽くす』ということを実現できて、嬉しかったです。ファンの皆さんとは友達のような関係性でいたいと思っていたので、近い距離でコミュニケーションを取れたことも嬉しかったです」とコメントした。
レポート後編では、ファンミーティングのバックステージを取材。お楽しみに!