繊細な演技と甘いマスクで多くの人を魅了する、俳優 チャン・ドンユンさん。3月7日（金）より公開される映画『デビルズ・ゲーム』で主演を務める。その役柄は…ドンユンさんの新境地・サイコパスな連続殺人鬼！ 世界から評価される韓国ノワールがクセになる理由、この映画に詰まっています。
殺人鬼VS刑事の行く末は…
韓国中を恐怖に陥れているサイコパス連続殺⼈事件。騒々しい⾳楽に興じながら殺⼈を楽しむジニョクら⼀味を追っていた刑事ジェファンは、捜査中に後輩刑事を彼らのせいで失ってしまう。悲しみのなかジェファンはついに殺⼈⻤ジニョクを追い詰めるが、病室で⽬を覚ますと何故かジェファンとジニョクは⾝体が⼊れ替わっていた…。殺⼈⻤・ジニョクは刑事ジェファンの姿となり、家族を⼈質にして彼を脅迫し始める――。
「入れ替わってる？！」の定番・ボディチェンジをテーマに、予測不可能な「アクション・スリラー」というジャンルを融合させたのが、3月7日（金）に公開される映画『デビルズ・ゲーム』。
殺人鬼・ジニョクを演じたチャン・ドンユンさんは、今作が⾃⾝のキャリアにおいて、初めての完全な悪役となる。ドンユンさんは脚本を読んだときのことを「とても衝撃的で興味深いと感じました。台本が新鮮だったので、挑戦してみたいという気持ちが湧きました。みんなが馴染みのあると感じるストーリーを、創造的な反転要素でうまく展開していると思います」と振り返る。
これまでの作品でみせた、ほのぼのとしたイメージを脱ぎ捨て、役にマッチする完璧なまでのヘアメイクやスタイリングを経て、冷酷かつ残酷なサイコパスへと変貌した。やはり“悪役になりきる”ことをドンユンさんも意識していたようで「これまでのイメージを消して、悪い姿を見せなければならないのが一番大きな挑戦だったと思います」とコメントする。続けて「目つきやセリフの言い方のトーンにはすごく気を使いました」とドンユンさん。
猟奇的な殺人鬼ということで、いたぶったり弄んだり、時には目を反らしたくなるようなヒリヒリするシーンも。あまりにも非現実的な役柄に心を痛めることはなかったのだろうか。ドンユンさんはストレスを抱えないように「ただ有酸素運動をすると思って臨みました。そうすると、精神的ストレスがかなり減るんです」と言う。さらに、激しい乱闘シーンや追撃戦なども見どころの本作。「アクションは思っていたほど難しくなかったですよ。むしろ、個人的に楽しい経験でした。車両が転覆するシーンがあるんですが、制作過程を見てすごくテンションが上がりました」と現場を回想する。
ちなみにドンユンさんが入れ替わるとしたら…？と聞いてみると、「人類最強の格闘技選手！」とアンサーが。生まれ持った反射神経や運動能力を体験してみたいそう。また、映画タイトルにちなんで、ドンユンさんの悪魔な心（直したい性格）は？と聞くと、「選択することを躊躇したり、人々の顔色を伺うときがあります。もう少し、僕の主観が明確になれば良いなと思います」と意外な一面が明らかに。
入れ替わりに“秘密”が隠された本作。“よくある”スリラーではなく、ひと味ふた味と深みのあるストーリー、至るところに伏線がおかれているからぜひ注目を。第六感を目覚めさせる、大どんでん返しに興奮が止まらない！
『デビルズ・ゲーム』
監督・脚本／キム・ジェフン
出演／チャン・ドンユン、オ・デファン、チェ・グィファ、チャン・ジェホ
映倫区分／R15+
提供／KADOKAWA Kプラス、MOVIE WALKER PRESS KOREA
配給／KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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※3月7日（金）より新宿ピカデリーほか全国公開！
チャン・ドンユン
1992年7⽉12⽇⽣まれ。⼤学時代、「コンビニ強盗を捕まえたイケメン⼤学⽣」として報道されたことを機に事務所からスカウトされ、芸能界⼊りを果たした逸話の持ち主。16年にウェブドラマで俳優デビューし、同年に放送された宮部みゆき原作「ソロモンの偽証」韓国版ドラマの主演に抜擢される。その後も、ドラマ「恋するレモネード」（17）、「ノクドゥ伝〜花に降る⽉明り〜」（19）、「サーチ〜運命の分岐点〜」（20）、「砂の上にも花は咲く」（23）、「今⽇もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」（23）などに出演。
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