俳優、モデル、また今を生きるひとりの女性として、川口春奈の表現は多岐にわたる。5つのスタイルを身に纏って何を感じる?
POWER DRESSING(パワー ドレッシング)
ギラついたメタルドレスで真っ青な空の下に立つと、衣装の迫力に背中を押されエネルギーを掻き立てられます。強さやパワーを表現するとき、その場の空気感やスタイリング、メイクによって鼓舞される。「私は最強、私は無敵!」って。
THINK FEMININITY(シンク フェミニニティ)
客観的に見ても、自分のなかで女性らしさはちょっと縁遠いイメージがあります。今まであまり求められてこなかったこともあってその新鮮さにわくわくしました。フェミニニティは出そうとするのではなく、削ぎ落とされたあとにほのかに宿る…、そんな理想を表現しました。
STREET POP(ストリート ポップ)
ストリートファッションは今までもこの先も人生の相棒のようなもの。私服では着ないようなやんちゃな配色でも、シャカパンやダッドスニーカーは慣れ親しんだアイテムなのでカメラの前でもゆるいモードでいられました。この表情、計算じゃないんです。
SENSUAL MODE(センシュアル モード)
センシュアルなムードを感じるのは、芯の強さを見出したとき。肌を露出するとかではなくて、この媚びのないストイックなスーチングのほうが色気を纏える。内なる美しさを象徴しているのが、この赤リップなのかなって。
GLAM BEAUTY(グラム ビューティ)
目元にちりばめられたラメに、実はギャルマインドが刺激されました(笑)。無性に気分が高揚するっていうのかな? 型にはまらなくてもいいし、“私は私だよね”っていう自己肯定感が高まる感覚もあって。やっぱりメイクは心のスイッチなんだと思う。