学生時代からYouTubeを始め、チャンネル開設から9年で登録者数は1000万人を突破。「ユーチューバーとして生きる」という決断が一般的でなかったころから、その覚悟を持って生きてきたはじめしゃちょー。トップ オブ ユーチューバーの矜持とは!?
はじめしゃちょーは何でできている?
静岡
大学生のころから拠点はずっと静岡。今も東京と静岡半々の生活です。富山出身なので、雪がなくて暖かいのが良いなと。人も陽気で優しいし、動画を撮るのにも良い環境。
少年の心
企画は考えるものではなく、「できるだけ大きいスライムを作りたい」とか、子供のころの夢を叶えていっている感じ。
アニメ
今でこそアニメ好きは市民権を得ていますが、僕が10代のころはオタクと言われて気持ち悪がられていました。同級生に隠れこっそり美少女アニメを見ていましたよ。アニメは僕の根っこの大切なもの。
お菓子
僕を作る栄養素、それは糖分、つまりお菓子です。チョコとクッキーが合体している系が特に好き。
サウナ
今、一番幸せを感じられる時間がサウナ。久々に新しく夢中になれる趣味ができてうれしい!
誰も成し遂げたことがないことをやってみたい!
動画の破天荒なイメージとは違い、驚くほど穏やかに丁寧に、GINGERにその半生を語ってくれたはじめしゃちょー。
「登録者数が1000万人を達成したら、引退しようかなと考えていました。未だかつてキレイな引退をしたユーチューバーを見たことがない。誰もやったことがないことをやってみたくなっちゃうんですよね」
ユーチューバーになるという決断と、そこからの日々、さらに時には炎上も重ねて酸いも甘いもみてきたそう。
「好きなことで生きていく、それ自体がしんどいこともありますけど、でもまだまだ毎日楽しい。同じ動画、同じ一日はまったくない。だから楽しいうちは、やっぱり続けようって思い直しました。巨大スライムを作って遊んでいる様子をアップしていたころは、それが誰もやっていない、新しいことだった。今はみんなスライム作っていますが(笑)、だからこれからも次の新しいことを見つけて、自分が楽しんで、そしてみんなにも見てもらいたい。で、飽きたら、やめます。いつになるのかわかりませんし、そんな日は来ないかもしれないけど(笑)」
唯一無二であり続けるための格言
日常生活で思ったことを、素直に伝えているから、ネタが枯渇したことはない
日常のなかで動画が生まれています。見てくれる人が増えたから、ネタや企画に対してどんどんハードルが上がるけど、何も浮かばない! やばい!っていうのは10年やっていてまだないです。
止めてくれる人を、大事にしたい
受験を止められたことは理不尽だと思いましたが、今は誰かに何かを止められるのってすごく大事だと思うようになりました。ユーチューバーになるときも家族に反対されたし、何か動画をアップするときも「これはやめた方がいい」と誰かに言われたら、そこでいったん踏みとどまれる。本当に正しい選択かどうか。それでもやりたいことかどうか。
自分は、もう普通には戻れない。そう思ったら覚悟が決まった
友達がみんな結婚して、いいなぁと思ったんです。でも、もし僕に子供ができたら、どうなっちゃうんだろう。今まで生活を全部晒してきた僕、その子供の暮らしって…。それに気が付いて以来、もう戻れないんだって覚悟をしました。
仕事だと思ったら負け
プロ意識がないと言われればそれまでですが、今までYouTubeを仕事と思ったことはありません。僕が必死でやっているのは「遊びの延長」です。だって仕事だと思ったら労働時間長すぎでしょう。やってられません(笑)。もちろん締めるところは締めつつ、けれど仕事と思わないようにやっています。