俳優 岡田健史さんが今やってみたいことに挑戦する連載「やってみた。」。今回はこの連載ではおなじみとなったエプロン姿で、新鮮な魚をさばいてみました! 料理の腕をめきめきと上げている健史さん。結果はいかに…!?
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シャツ¥46,000/アンバー(スタジオ ファブワーク) 中に着たTシャツ¥3,960/リメール(シアン PR) エプロン¥12,100/クール ワークス(シャポリエ クール)
アジの三枚おろしに挑戦してみた。
水洗いした魚の頭を落とし、上身、下身、中骨の3つの部分に切り分ける三枚おろし。基本的な魚の構造を学びながら、料理メニューのバリエーションが豊富なアジをさばきます!
1. 両面のゼイゴを除き、尾から頭に向かってウロコをこそげ落とす。
2. 胸ビレを立てて、やや斜めに頭を落とす。
3. 腹に切り込みを入れて内臓をかき出す。
4. 立て塩の中で洗い、水気をしっかりと拭く。
5. 頭のあったほうから尾に向かって中骨の上を引くように切り込みを入れる。
6. 魚の向きを変え(背ビレを出して)、尾の付け根から包丁を入れて背ビレの上を中骨に沿って切り込み、身をそぐ。
7. 反対側の身は骨の面をまな板にあてて、5、6を参考にしておろしていく。
8. 身に付いている腹骨をすき取り、尾の先を切っておく。
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魚さばきが初めてなら、当然ウロコを取るのも初めてという健史さん。興味津々!
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ABCクッキングスタジオの中小路先生も、健史さんの作業テンポの早さに感心。
さばいた魚を調理してみた。
持ち前の器用さで、アジを見事にさばいたあとはフライに。健史さんは揚げ物も初挑戦でした!
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サクサクの衣で包まれ、ふっくら揚がった絶品アジフライ。揚げたてをいただく贅沢を健史さんとスタッフで堪能いたしました♪
料理することで感じるありがたみ
「料理をやればやるほど、自分たちが口にする食事や食材のありがたみを感じます。今日さばいた魚もそうですが、命あるものや、たくさんの人がかかわってくれるからこそ、僕たちはそれらを食卓で頂戴できる。
現代はコンビニやスーパーでも美味しく調理されたメニューが簡単に手に入るし、そんな当たり前のことを忘れがちですよね。でも『いただきます』や『ごちそうさま』の本当の意味って、感謝の気持ちに宿ると思うんです。
フライも初めてやったけれど、毎日子供のために料理する親ってすごいなとシンプルに思いました(笑)。自炊するようになって、母の偉大さを実感します。
今日は三枚おろしの工程をしっかり覚えられたし、とても有意義でした。家に帰ったら動画で復習します。今後も料理のレパートリーをさらに広げていきたいですね。」(健史さん)
ABCクッキングスタジオ
国内・海外約154万人以上の会員を持つ世界最大級の料理教室(2021年4月時点)。料理・パン・ケーキコースのほか、1回完結の“1dayレッスン”を展開し、「手作りの食」の大切さと楽しさを提案している。豊富なメニュー展開も人気。
https://www.abc-cooking.co.jp/
岡田健史(おかだけんし)
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。2018年ドラマ「中学聖日記」でデビュー。第44回 日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞。大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)尾高平九郎役の好演も話題に。映画『そして、バトンは渡された』が10月29日(金)公開予定。