GINGERで「今、できること」と題して、約3年間にわたってSDGs連載を続けている香里奈。そんな彼女が考える、エシカルとの向き合い方とは?
無理なくできることを!続けていくことが何よりも大切
GINGERの連載でSDGsを意識したテーマを取り上げることにしたのは、約3年前。このリニューアルも香里奈たっての希望だった。そんな彼女が、SDGsというワードとの出合いについて語ってくれた。
「初めてSDGsという言葉を知ったのは、東京ガールズコレクションのSDGs推進ステージに出演したときのこと。そのステージでは、SDGsの5番目の目標である『ジェンダー平等を実現しよう』を掲げて登場したのですが、初めて聞くSDGsという言葉に、お客さんもきっと困惑したと思います。当時はSDGsという言葉だけでも覚えてもらえたらとランウェイを歩きました。その後、少しずつSDGsの項目を理解していくなかで、自分の名前を使って広められることがあるかもしれないと思い、SDGsに繋がる連載ができないかを相談しました。私たちの生活のなかでできる、身近な気付きを発信していきたいという願いを込めて、『今、できること』という連載タイトルに」
2020年以降、サステナビリティを意識したエシカルなアクションが一種の社会的ムーブメントに。世の中が目まぐるしい変化を遂げている今、香里奈はどのように感じているのか。
「アクションの輪が広がっていくのは地球環境や社会にとってもいい影響だと思うし、これからもみんなで常に学び続けていくものなのだと思う。とはいっても、100%SDGsだけに配慮した生活を続けることは難しいので、無理なく生活に取り入れています。例えば、エコバッグを持ち歩いたり、ゴミの分別をしっかり行うなどの初歩的なことから、あとはモノを長く大切に使うようになってきた。大切なのは、今の自分に何ができるのかを考え続けること。自分たちの未来のために、身近なことから“今できること”を一緒に探していきましょう!」
香里奈(かりな)
モデル、女優。東京ガールズコレクションではSDGs推進ステージ「UN ACTION SUPPORT STAGE」などにも登場し、オンオフ問わず積極的なエシカルアクションの啓発活動に参加している。最新サステナスポットにも精通。