スマホでどんな動画を見て、どんなお買い物をして、何を調べている? 今、活躍するあの人たちがこっそり教えてくれました。カツセマサヒコさんにとって、スマホは創作のためのサプリメントだそう!
【YouTube】ではスポーツと癒しを追求中!
「mituakiTV」
『スラムダンク』を全巻読み返したところから、バスケ熱が再燃。バスケ動画をアップしている「mituakiTV」で、ずっと基礎編動画を見てイメトレしています(それでもランニングとかには手を出さないんですけどね…)。
「佐伯ポインティのwaidanTV」
たまに一緒に飲みにいく佐伯ポインティ。まさかのaikoさんまで注目しているチャンネルだと聞いて、そこまで人気なのか!と驚きながら見ています。音声なしで見ていても癒されるビジュアルも大きな魅力だと最近気付きました。
【Netflix】で気分にぴったりの作品を見つける
『オーシャンズ11』(映画/2001/アメリカ)
書いていて落ち込むような小説を執筆していた時期に「スカッと痛快なエンタメ作品が見たい! できたらダンディなイケメンがいい!」と頭に浮かんだのが同シリーズだったわけです。一気に全部見たら大泥棒に憧れている自分がいました。
『地球の限界:“私たちの地球”の科学』(映画/2021/アメリカ)
人間関係やSNSに疲れたのか、今年に入ってからヒトよりも動植物や魚、地球そのものに興味を持つことが増えました(笑)。この作品は地球を研究する科学者たちが、美しい映像とともに環境問題の最先端を紹介するドキュメンタリーです。
『隔たる世界の2人』(映画/2020/アメリカ)
アカデミー賞で話題になっていたので。黒人差別が主題にありながら、タクシーの中でのシーンは男女格差や経済格差にも当てはまる内容。白人だから、男だから。大きな主語で誤魔化してしまう何かにこそ、目を向けたくなります。
【Amazon】で嫉妬するほど面白い!を発見
「カルテット」(ドラマ/2017/日本)
地上波放送時は坂元裕二脚本作品だとあまり認識していなかった気がして、再見。改めて見ても台詞が良すぎですよね。もう本当に面白い。ずっと嫉妬しながら見ていました。一番好きな松田龍平がそこにいました。
『時をかける少女』(アニメーション映画/2006/日本)
細田守監督の最新作が今夏公開と聞いて、見返しました。もう合計20回くらい見た気がするのですが、王道の青春作品をたまに摂取しないと自分の内面的な若さを失っていく気がして、もはやサプリメントのように体に入れています。
「モダンラブ」(ドラマ/2019/アメリカ)
ジェーン・スーさんがおすすめしていたので。その映像と脚本のクオリティの高さ! ただただ嫉妬の全8話。第3話ではみんな大好きアン・ハサウェイが、双極性障害の患者を演じているのですが、共感を集める内容だと思います。恋に疲れた方にもぜひ見てもらいたいです。
最近のお買い物&よく検索する言葉は?
Amazonでレーザープリンターを購入。雑誌連載や小説など、2021年にもなって紙でのやりとりが増えてきたので、慌てて買いました。印刷速度がインクジェットとは桁違いだったので、買って良かったです。最近よく検索する言葉は「観葉植物」。天井から吊るすハンギングについて調べていることが多いです。
カツセマサヒコ
1986年東京都生まれ。Twitterなどで注目を集め昨年、小説『明け方の若者たち』(幻冬舎)、この7月には『夜行秘密』(双葉社)を上梓。