Dean Fujioka(ディーン・フジオカ)、田中みな実、弘中綾香――GINGER8月号の表紙を見て「この3人が、なぜ!?」と、驚いた方も多かったはず。今号の「&(コラボ)で生まれる 刺激的なカンケイ」という特集を象徴するような、奇跡のコラボレーション。出演者の“コラボ”に対する想いをご紹介します。
コラボというサプライズ!
人気番組「あざとくて何が悪いの?」(毎週土曜21:55~/テレビ朝日系列)で、かねてからDean Fujiokaの大ファンだと公言していた弘中アナ。その思いが通じ、Deanさんが番組にゲスト出演(2021年4月にオンエア済み)。それは一度だけのサプライズでは終わらず、「あざとくて何が悪いの?」とGINGERのメディアを超えたコラボレーションに発展! 同番組のMC、田中みな実さん、山里亮太さんも巻き込んだゴージャスな企画が実現しました。
表紙は、初夏を意識して白をテーマに、ハイファッションに身を包んだスリーショット。撮影現場では、憧れのディーンさんを目の前に緊張気味の弘中さんを、ディーンさんが優しくリードしていました。「美女2人と表紙をご一緒する経験なんて最初で最後かもしれないですね」と爽やかな笑顔で話すディーンさん。ピンと背筋を伸ばし、微動だにしない集中力はさすが。魅せ方に人一倍のこだわりを持つ田中さんも、顔の角度や手の位置、ディーンさんへの寄り添い方を探っていく。弘中さんも徐々に緊張がとけ、一つの作品づくりに向けてプロの顔に。こうしたやり取りから、素敵なカットが次々と生まれていきました。
撮影当日、次の仕事で地方に行く山里さんの持ち時間はわずか20分だけ。どことなく張り詰めた空気をやわらげてくれたのもディーンさんでした。ファッション誌の撮影に慣れていない山里さんに対し、自らカメラマンに一つひとつ確認をとったり、「カッコいいですね」と声をかけたり、さり気なくサポートする姿が。
「撮影をしながら、山里さんとコンビを組んでステージに立っている景色が見えましたね。プロのコメディアンに対して失礼かもしれないけれど、一瞬錯覚させてもらいました」とディーンさんが言えば、「いやー、皆さんの声がもれていましたよね。“カッコいい”って。シャッター音に合わせてポーズを決めていたんですけど、こんなにも息が合うものかと。次は僕とディーンさんの2人でどうですか?」と笑いを忘れない山里さん。ここに新たなコンビが誕生!?
4人に聞きました!「コラボとは?」
一人では成し得ないことが可能になったり、誰かとタッグを組むことで今までにないモノが生まれたり...コラボが新しい“何か”を作り出す原動力になることは事実。コラボの魅力、コラボの可能性について、4人に4つの質問にアンサーしていただきました。
4つのQuestion
Q1. コラボすること自体の魅力は?
Q2. コラボに必要な愛とは?
Q3. コラボすることで受ける刺激とは?
Q4. コラボがもたらす未来とは?
Dean Fujioka
A1. コラボの魅力...新たな化学反応を起こすうえで、日常的に必須なことだよね。
A2. コラボに必要な愛...作品づくり、結婚、子育て…日常のさまざまなことは一人では成立せず、すべてがコラボレーション。共に生きるうえでかかわる人すべてに愛を。
A3. コラボの刺激...意外な組み合わせがもたらす予定調和じゃないサプライズがあるからこそ、感情が動かされる。
A4. コラボが生む未来...台本があるわけでなく、想定外の未来が待っている。新たなストーリーの始まりを感じます。
田中みな実
A1. コラボの魅力...肩書や立場を超えて同じラインに立つことから始まるもの。
A2. コラボに必要な愛...一方的な愛では終わらない。コラボ相手や受け取る側が求めるものに寄り添う愛は必須。
A3. コラボの刺激...一人ではきっと思いもつかない新しい何かに感銘を受ける。他者と交わることで得られる視点や感覚を大切にしたい。
A4. コラボが生む未来...言霊ってあると信じてる。夢は語り続ければ叶うんだ!
弘中綾香
A1. コラボの魅力...1+1=2ではなく、何倍にもなるのがコラボの醍醐味。
A2. コラボに必要な愛...相手をよく知り、理解すること。おしつけるのではなく、意志を尊重することが大切。
A3. コラボの刺激...会話って日常的なコラボだと思うんです。第一線で活躍されている方との会話は刺激だらけ。思わぬ方向に転ぶこともあって、すべてが学びです。
A4. コラボが生む未来...一人では気づけない、まだ見ぬ自分を引き出してくれる。
山里亮太
A1. コラボの魅力...本拠地となるコンビがあるからこそ、他のコラボを全力で楽しめる。
A2. コラボに必要な愛...相手へのリスペクトと感謝。本物の思いがあれば人の心は動き、コラボが成立したときに愛が証明される。
A3. コラボの刺激...人ってこんなにも素晴らしいんだという発見だらけですよ。
A4. コラボが生む未来...苦手な分野でこそコラボすると、苦手がのびしろとなり成長につながるもの。
――それぞれの想いを胸に撮影に臨んだ4人。いい意味での緊張感を楽しみながら、今までにないビジュアルを目指した刺激的な撮影の結果はご覧のとおり。4人の個性があってこそ生まれたスタイリッシュなビジュアルは、記憶に強く残るメモリアルなものになりました。
テレビ番組がきっかけとなり、GINGER誌上でのコラボレーションにつながった4人の共演...実は、これで終わりではありません。さらにどんなサプライズに続くのか!? ご期待ください!
Dean Fujioka(ディーン・フジオカ)
1980年8月19日生まれ。アジア各国で役者、アーティストとしてマルチに活躍。NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演中。6月30日には1st写真集『Z-Ero』(幻冬舎)が発売。9月から全国ツアー『Musical Transmute』が開催予決定。
田中みな実(たなかみなみ)
1986年11月23日生まれ。フリーアナウンサー、女優。7月クール連続ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日本テレビ系列)に出演。
山里亮太(やまさとりょうた)
1977年4月14日生まれ。2003年に南海キャンディーズ結成。「アウト×デラックス」「逆転人生」「スッキリ」など出演番組多数。
弘中綾香(ひろなかあやか)
1991年2月12日生まれ。テレビ朝日アナウンサー。担当番組は「あざとくて何が悪いの?」「激レアさんを連れてきた」「ノブナカなんなん?」など。