コロナ禍を経て気付いた、楽しい気持ちをシェアできる家族、仲間、友人の大切さ。GINGERが注目する、固い絆で結ばれた“密な関係”をフィーチャーします! 「いい『密』は蜂蜜の『蜜』になり甘くなっていく」(満島)。そんな名言(?)も飛び出した人気番組「グータンヌーボ²」の収録終わり。絶妙な味わいを生み出す長谷川京子さん、田中みな実さん、西野七瀬さん、満島真之介さんの4人の関係性から、新しい恋愛観まで、番組さながらのトークをお届けします。
いい意味で“緊張感のない”メンバーが集まっている
この日、長い自粛期間を経て4人がスタジオに揃ったのは約2ヵ月半ぶり。番組収録後、久しぶりに会ったお互いの印象について語ってもらいました。
長谷川さん(以下、長谷川)あんま変わらないよね。収録中の会話の流れも時間が空いた感じはなくて。
田中さん(以下、田中)懐かしさみたいなものも特になく、フツー(笑)。その空気感がすごく心地よかったです。
西野さん(以下、西野)私も、不思議と久しぶりって気持ちはなく自然でした。
満島さん(以下、満島)僕は今年からメンバーに入って期間が短かったけど、数ヵ月の間に皆さんといい関係を築けていたんだなって実感しています。じゃなかったら今日は「またイチからやり直さなきゃいけない」ってもっと緊張したと思うんですよ。でも、それがまったくなかった(笑)。
田中 確かに、私もほかの番組では改めて気を引き締めていこう!と、多少なりとも構えたりもしたけど、ここはとってもいい意味で緊張感のないメンバーが集まっている。だからほどよい距離感でいられるんでしょうね。
長谷川 自粛中、みな実ちゃんと七ちゃんとは1回、リモートで女子会をしたしね。
田中 そのとき、京子さんと私が画面に出てきた瞬間に七ちゃんが「うれしい!」って言ってくれたのが可愛くて。心をギュッと掴まれました。
西野 本当にうれしかったので、それをそのまま出しただけですよ。
田中 しかも、いつもよりしゃべってくれた気がする(笑)。
西野 意識してなかったんですが、私は目の前に人がいるより画面越しのほうがリラックスできるタイプみたい。自分の家っていうのもあったと思います。
長谷川 それって七ちゃん世代ではフツーなのかもね。
いい加減な付き合いが減り、相手を慎重に選ぶ流れに
コロナ禍で「密」を避け、恋愛や結婚のあり方、ツールも大きく変化している昨今。リモート合コンやリモートお見合いも開催されているけれど、いい「密」を生むための恋愛ルールとは?
満島 リモートになる前から、僕より下の世代は画面越しに接触するのがけっこう当たり前だったけど、いろいろ見直して直接的な関わりが戻ってくるんじゃないかな。
田中 私もそれは感じるな。デートする相手をより慎重に選ぶようになったりするのかも。いい加減なお付き合いは必然的になくなっていくから、今まで以上にカップルや夫婦、家族の距離感が浮き彫りになってくる気がします。
長谷川 確かに、明らかに惰性ではもう会えないし、お互いが会いたいと思わないと会えない状況にはなっているよね。
西野 私はむしろリモートのほうがありかも。
満島 やっぱそっちなんだね。
田中 オンラインゲームで知り合うとか?
西野 そこで楽しくできれば次は会ってみようかなって気持ちになるかもしれないですね。
リアルに顔を見ながら会話できるって、なんて幸せなんだろう! 気の合う仲間と再会して、そんなふうに実感した人も多いはず。ステイホームという期間を経て大切なことに気付けたからこそ、今まで以上に人とのつながりを大事に丁寧に育てていきたいですね!
長谷川京子(はせがわきょうこ)
1978年7月22日生まれ、千葉県出身。2000年女優デビュー後、ドラマ、映画、舞台など幅広く活動中。昨年16年ぶりに発売した写真集も話題に。今年6月からYouTubeチャンネルを開設。
田中みな実(たなかみなみ)
1986年11月23日生まれ、埼玉県出身。2014年にフリーアナウンサーに転身。ドラマ「M 愛すべき人がいて」など女優としても活躍するほか1st写真集『Sincerely yours…』が大ヒットを記録。
西野七瀬(にしのななせ)
1994年5月25日生まれ、大阪府出身。乃木坂46の元メンバー。グループを2018年に卒業後、女優、モデル、タレントとして活動。現在はドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」に出演中。
満島真之介(みつしましんのすけ)
1989年5月30日生まれ、沖縄県出身。2010年俳優デビュー後、数々の作品に出演。今年はドラマ「今だから、新作ドラマ作ってみました」のほか、映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』が7月31日公開。