目標を持って未来へと突き進んで輝く女性に、自分らしさを見つけるヒントや輝く秘訣を教えてもらう連載「Women be Ambitious」。
今回は、2017年にE-girlsを卒業し、以降ソロとして活動の場を広げ続けるDream Amiさんインタビュー。2回目は、9月17日に配信リリースする「恋のつぼみ」への想いをお伺いしました!
好きなことは、何かを感じること
―17日配信リリースの「恋のつぼみ」は“めちゃくちゃ好き”という気持ちが伝わる歌詞だと思うのですが、Amiさんが今好きなものって何かありますか?
今、季節的にもドライブが好きです。海ほたるに行ったのですが、それだけで癒やされました。
―なるほど、モノよりもコトというか、行動することが好きなタイプですか?
そうですね、物に執着するより、感じることの方が好きかもしれないです。非現実的なところに自分の感覚を持っていくのが心地いいというか。
なので、ドラマを見ることや映画鑑賞もすごく好き。無になれるし、違うところに頭の中を持っていけるから。
―そのなかでも、傾向ってありますか?
明るいものが好きですね。空気感とか、色とか。
映画も、暗い映画はあまり観なくて、明るくて楽しくてハッピー!みたいなジャンルをよく観ます。
色でいうと、洋服やメイクもそうだし、身に付けるものも、家に置いてあるものすべて明るい色。意識的にそうしているのではなくて、気づいたらそういうものに囲まれている感じです。気分も上がるので、自分に合っているんだなって思います。
カバー曲を歌ううえで考えた「自分らしさ」の正解
―今回の楽曲は倖田來未さんの「恋のつぼみ」のカバーということですが、こちらも明るいイメージの楽曲ですよね。
そうですね、「恋のつぼみ」を初めて聴いたとき、衝撃を受けたのを覚えています。関西弁で歌うラブソングが私のなかでは初めてだったのもそうですが、そのときの倖田さんのキラキラした感じもすごく印象的でした。今回歌わせてもらえることは、すごくありがたくて、嬉しい気持ちです。
―歌うにあたって気を付けたことはありますか?
ちゃんと、Dream Amiの曲として生まれ変わらせることですね。ただのカラオケみたいにならないようにしたくて。そういう意味では、すでに皆さんのなかにイメージのある曲を歌うことに、プレッシャーを感じることはありました。
―Amiさんらしさは、どのように表現したのでしょう?
どうやったら自分らしくなるかは、やってみないとわからないし、自分で“自分らしいな”って思うことってあんまりなくて。
そのなかで思ったことは、倖田さんの曲を聴いたことのない自分が、歌詞とメロディーだけをもらってまっさらな気持ちで歌っていたら、どう歌ったかな?と想像して歌いました。
でも、聴いたことがあるのには変わりないし、ところどころ倖田さんのニュアンスで歌っているところもあるんですけど・・・。それはカバーだからこそ、そういうのを残すのもアリかなって思って。リスナーの方が、そこまで変えないで!そこはちょっと残してほしかったって思う部分もあるかなって。そのバランスをとても考えてレコーディングに挑みました。
―リスナーにどう届いてほしいですか?
一番に思っているのは、倖田さんが歌ったときにリスナーが想像する女の子と、私が歌ったときに想像する女の子――曲のなかの主人公――を、まったく別の人に感じてもらえたら、その時にはじめて“Dream Amiの曲”になるのかなと思います。
そういう意味でも、原曲よりもスピードをゆったりさせたり、オーガニック寄りのアレンジにしたりしています。
まっさらな気持ちで歌うことで、自分らしさを表現したというAmiさん。自分らしいってなんだろう?と疑問を抱くこともあるけれど、フラットな状態で向き合ってみると、ヒントが見つかるかもしれません!
Dream Ami
2002年、dreamに加入しデビュー。2011年よりガールズ・エンタテインメント・プロジェクト“E-girls”の中心メンバーとしても活動。2017年にE-girlsを卒業し、ソロ活動に専念。9月17日に倖田來未の「恋のつぼみ」をカバーした最新シングルを配信リリースする。