この世にはいろんな種類の愛がある。まず自分に、そして愛する人に、さらに大切な物にも。そこで、ふと考える。ならば地球への愛は? 私たちは未来のために何ができる?
今回は、ファッションモデルとして活躍しながら社会貢献事業にも携わる、森星さんにご登場いただきました! サステイナブルなライフスタイルとその重要性について、愛情たっぷりに語ります。
生きる喜びを味わう。それが真の豊かさ
森星さんのマインドが変わり始めたのは数年前、貧困や差別から子供を守る活動を行う、国際NGO「プラン・インターナショナル」との出合いがきっかけだったそう。
「真の豊かさとは何か。その価値観が変化していくのを感じました。蛇口をひねれば水が出る都会の暮らしは確かに豊かです。でも私が巡った発展途上国では、水をひと口飲むためには、まずは汲みに行くところから始まる。そんな村の人々の明るさと強さを目の当たりにして、その精神性に真の豊かさを感じるようになってきたのです。もちろん社会的問題は山積みです。でも私は、未来に希望を持ち、素直にまっすぐ生きる姿勢をまぶしいと感じました。ネガティブな問題だけでなく、そんなポジティブな側面にこそ学ぶことがあると、大きな刺激を受けたのです」
まずは自分のできることから
日本という、環境に負荷をかけずに生活すること自体が困難なこの場所で、私たちにできることは何か・・・星さんに聞いてみました。
「“自立”が必要なのかなと。暑ければ冷房、寒ければ暖房、喉が渇けば自販機、おなかが空いたらコンビニ・・・。これは自戒を込めて言うのだけど、私たちはこの便利な環境に甘えすぎているのではと思うのです。少し面倒でも手間をかけたり工夫したり、時に我慢もして、何にも意地悪していない状態を確立できれば。それこそがサステイナブルな生き方だと思うから」
10月11日は「国際ガールズ・デー」
2015年から、国際NGOプラン・インターナショナルBecause I am a girlエンジェルとして、途上国の女の子の支援を呼びかけている森星さん。そのプラン・インターナショナルの働きかけを受けて、国連では10月11日を「国際ガールズ・デー」と制定。“性別”と“年齢”という二重の差別を受ける途上国の女の子たちの特有な問題に焦点をあて、その解決にむけて世界各国が取り組むよう、啓発し訴える日です。
今年も「国際ガールズ・デー」に向けたさまざまなイベントが予定されています。
写真展&トークイベント
「フォトジャーナリスト 安田菜津紀が出会ったグアテマラの女の子たち」
過酷な状況下でもたくましく生きる女の子たちの姿。優しさと温もりに満ちた視点で撮り下ろした数々の写真と、安田さん自身が語る当時のエピソードから、“遠い国の女の子の未来のために”私たちができることを考えましょう。
【写真展】
開催日時:10月1日(火)~16日(水) 12:00~19:00
※土日祝日は休み
※入場無料
開催場所:YELLOWKORNER SHOWROOM
【トークイベント】
開催日時:10月1日(火) 19:00~20:15(受付開始18:30)
開催場所:同上
※入場無料
定員:70名(定員になり次第締め切り)
>お申し込みはこちら ※申し込みは終了しました
そのほか、映画『1日1ドルで生活』上映会や、複数の企業による寄付付き商品の販売など、広く多くの協力を得て「国際ガールズ・デー」を盛り上げます。この機会にぜひ「知って」「関心を持って」「行動を起こす」ことを始めてもらいたいと思います!
主催/国際NGOプラン・インターナショナル
https://www.plan-international.jp/girl/idg2019/