ただ今発売中のGINGER 11月号では、9月21日より公開中の話題の映画『食べる女』に出演した3人の女優、沢尻エリカ、山田優、前田敦子のスペシャル鼎談が掲載されています。映画のテーマは”おいしい御飯と愛しいセックス”。
迷いながらも幸せに貪欲な、リアルな女性たちを演じた3人が、本音でトーク。その一部をご紹介します!
「恋人がいても結婚してても、最後に頼りになるのは自分。自立してこそ人生だと思う」という沢尻エリカさん。
「私が演じた小麦田圭子は、出版社に勤める30代前半から半ばの女の子で、仕事に一生懸命でマンションも持っているキャリア女子。でも、恋に関しては”もうこの歳だから、下手な男のところには行かないぞ!”って、結構ガードが硬い。恋愛に振り回されるより、自分をしっかり持っていることを大切にしている感じがして、そこは共感できたな」と自身の役について語ってくれました。
GINGER誌面でも活躍中の山田優さん。
「好きなことをして輝いている、そんな女の先輩がいるから、歳を取るのは怖くない。恋愛や結婚と、自立することは別。現代はますますそうだと思う。この映画の中で鈴木京香さんが演じている鴨舌美冬さんは、自分でお店をやりながら、若い男の子を文字どおり”食べて”生きているけれど(笑)、それも自立しているからできる生き方」――年齢も、職業も、生き方も異なる女性たちが登場するこの作品を通じて、いろいろと思うことがあったそう。
「女の30代は楽しい、といろいろな方から聞くので、あと3年後がすごく楽しみ」と前田敦子さん。
「私が演じる白子多実子は、仕事に邁進するわけでもなく、だからってものすごく結婚したいわけでもないタイプ。ただ恋に苦手意識があって、今の彼と別れたら次がないかも・・・と、怖くて別れられないんだと思うんですよ。何か大事なのかを見極めるために、思い切ってひとりになるのがいいかな」と、揺れるアラサー女子の心情を分析してくれました。
誌面ではもっと深いプライベートな話も満載。さらにこの鼎談後に結婚発表をした前田さんのスペシャルインタビューも掲載しています。
そんな彼女たちが出演している『食べる女』のストーリーは・・・。
古びた日本家屋の一軒家、通称“モチの家”には、文筆家の敦子(小泉今日子)が古書店を営みながら暮らしている。彼女が作る美味しい料理を求め、年齢も職業も異なる女性たちがやってくる。恋や仕事、セックス、人生における価値観も異なる8人の女たちを描いた物語は、女同士の友情っていいな、つらいことがあっても美味しいものを大好きな人と食べると元気になれる!と感じさせてくれるはず。絶賛公開中です!
【原作・脚本】筒井ともみ「食べる女 決定版」(新潮文庫)
【監督】生野慈朗
【出演】小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ほか