栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
満足感もありながら腸内環境を整える、プルーン
セイヨウスモモの一種で、プラムを乾燥させたものをプルーンと呼びます。
プラムはさまざまな種類があり、プルーンに適しているのはそのうちの数品種。プルーンのほとんどは、アメリカのカリフォルニアとフランスで生産されています。
栄養価が高く、食物繊維が豊富で水溶性、不溶性をバランス良く含むのが特徴です。特に善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維のペクチンや、糖アルコールのソルビトールの効果は、天然の便秘薬とも言えそうです。
またレーズンやブルーベリーなど、抗酸化物質の含有が高いといわれる果実を超える、高い抗酸化力を持っています。さらにホウ素やビタミンKも多く含んでいるので、骨の健康改善にも役立つといわれています。
おやつにそのまま食べても、砂糖の代替品としてピューレを用いるのもおすすめ。
1枚目の写真は、プルーン入りのグリーンサラダ。アボカド、ルッコラなどのグリーンサラダに、食べやすいサイズにカットしたプルーンやアーモンドをトッピング。ドレッシングはバルサミコ酢などさっぱり系がよく合います。
便秘が気になる朝はコレ! ヨーグルト、バナナ、豆乳、種なしプルーンを加えてミキサーへ。甘みが足りないときは、ピーナツバターを入れて調整を。栄養たっぷりのご馳走ドリンク。
水、粉末のシナモン、バニラエッセンスでプルーンを煮込んで。温かいままヨーグルトと一緒に食べても美味しいし、冷蔵庫に入れておけばシロップが出て、甘みも増します。
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