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MYSELFウェルネス

2022.04.15

何となくつらい…それって「春の名もなき不調」予備軍かも?

どこか悪いわけではないのに、なんだか調子が悪い…。それは、もしかしたら日々の忙しさやストレスで、体のバランスが崩れているせいかもしれません。そんな忙しい現代女性におすすめしたいのが「漢方」。漢方薬や食材などを使って私たちの心と体を内側から整えることで、未病の段階で大きく力を発揮してくれます。セルフメディケーションとしての漢方の取り入れ方を、『わたし漢方』監修のもとご紹介します。

わたし漢方

春。暖かくやわらかい陽気に包まれて、気持ちが高まる方も多いと思います。その一方で、なぜか春になると調子を崩してしまう、という声もよく耳にします。

食欲がない、気力がわかない、不眠気味、吐き気、めまい…ひとつでも心当たりがある方は、「春の名もなき不調」予備軍かもしれません!

病院に行くほどではないけれど、春になると毎年なんとなく辛い…そんな不調が起こってしまう理由と予防方法を、漢方医学の目線から解説していきます。

原因の多くは「自律神経の乱れ」?

わたし漢方

このような不調の多くは、自律神経の乱れによって引き起こされます。

自律神経には、昼間の活動時間に活発になる交感神経と、夜などのリラックス時に活発になる副交感神経のふたつがあり、両者がバランスを取ることで健康状態を保っています。

春は一年の中でも、特にこの自律神経のバランスが崩れやすいといわれています。最近では「自律神経失調症」という言葉もよく聞かれますよね。忙しい現代社会において、多くの人が抱えるお悩みといえます。

では、なぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか?

「陰陽五行説」って何?

そこで、まず初めに紹介したいのが、「陰陽五行説」です。陰陽と五行、どちらも元は古代中国の自然哲学の思想で、万物は陰陽によってバランスが保たれ、五行の要素から成って互いに影響しながら、循環していくという考えです。

これを人の体に当てはめて考えたのが、漢方医学における「陰陽五行説」です。漢方医学において体は「肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)」の「五臓」といわれる五つの器官に分けられます。

わたし漢方

身体の働きは好調も不調も互いに影響し合いながら、その相互作用によって様々な変化や循環を見せていく。そうしてバランスよく成り立った状態が良い、という考え方です。

「五臓六腑」という言葉に聞き覚えがある方も多いかもしれませんが、実はこの考え方に由来する言葉なのです。

漢方医学から見た春ってどんな季節?

同じように季節も五つに分類されて、五臓にそれぞれ影響をもたらします。では、春は「陰陽五行説」においてどのような季節なのでしょうか?

わたし漢方

春は冬の寒い季節が終わり、植物や動物たちも目覚めて成長を始める季節。この時期は、「陰」から「陽」に変わる時期であるといわれています。陽が盛んになり、様々なものが動き始めるこの時期は、血流の動きも盛んになるため、人間の体も高ぶりやすくなります。

五行の考えでは、春に影響を受けやすいのは「肝」といわれています。肝は西洋医学で言われる肝臓の働きを司るだけでなく、血流、栄養の貯蔵、代謝や解毒、目や筋肉の働き…そして、自律神経の不調にも関係しています。

春というのは、入学や就職、転勤など人生における節目や新しい人間関係や生活リズムの変化なども多い季節です。季節の変わり目であることから、気温や気圧の変化もあります。新しい出会いや環境というのはワクワクする人も多いかもしれませんが、その反面、ストレスにもなります。

ストレスと「気」の関係性

わたし漢方

(c)metamorworks/Shutterstock.com

自律神経が乱れたり、うまくストレスが発散できずに身体のバランスが崩れると、「気」の巡りが悪くなります。「気」は文字の通り、元気の気ともいえます。気の巡りの悪さは気持ち(メンタル)や気力に深く関わってきます。

すると、食欲や気力がわかない、不眠気味、吐き気、めまいなどのいわゆる「名もなき不調」といえる、様々なお悩みが出やすくなります。

さらに、他の五臓が不調を抱える場合もあります。

五行説には「肝脾不和」という言葉があります。「肝」の機能が失調すると、「脾(ひ)」、つまり消化器系の働きに影響して不調を起こす場合があります。

たとえば、「ストレスで胃が痛い」という状態を感じたことがある方も多いのではないでしょうか? このように、一見関係なさそうに思えても、私たちの身体というのはお互いの働きが影響を与えあって循環しています。

他にも、
●「脾」が弱ると…食欲不振・胃痛・消化器官の不調・思い悩む・だるさ など
●「心」が弱ると…動悸や息切れ・不眠・不整脈・汗の異常 など

これらの症状は、慢性化すればするほどバランスを立て直すためには時間がかかってしまいます。

春はこのような理由から、様々な不調を抱えやすい時期です。しかし、春の次にやってくるのは体調が悪くなりやすい梅雨。さらに続く暑さの厳しい夏……特に近年の暑さは凄まじいですよね。

これからの季節に負けないくらい元気でいるために、今のうちにこのような不調を改善していけるようにしましょう。

漢方でのアプローチ

わたし漢方

春に起こりやすい心の不安定さは、ストレス、緊張やプレッシャーが多いなど「気」の巡りが悪い状態で起こりやすい部分です。そのような方はまず、「気」の巡りを重視して改善していきましょう。

眠りの質まで悪くなってしまっていたり、「気」の消耗が強い方は巡りよりも補うことを重視して漢方薬を選ぶのがおすすめです。

また、「気」は「血」や「水」を巡らせるための原動力としても働くため、「血」や「水」の弱りが目立つ方もいます。

女性は特に、月経で慢性的に「血」を消耗しやすい状態にあるため、注意が必要です。「血」が不足していることによって精神を保つ働きが弱くなってしまう方もいます。

体が重だるい、めまいや頭痛などの症状が起こりやすい場合は「水」の巡りの改善で楽になるというケースもあります。

このように、原因や症状は人それぞれ。同じ症状でも体質によっては、原因も違ってきます。

漢方を使うにあたってとても大切なのは、自分の体質を見極めて、その体質とお悩みの症状両方に合ったアプローチをすることです。体質がわかれば、出やすい症状も見えるので、特に気をつけたほうが良いポイントや改善方法もはっきりとしてきます。

漢方によるアプローチや原因は体質によって異なりますが、どのような体質の方でも大切なのは生活習慣の見直しです!

普段の何気ない行動が積み重なって不調の原因になっている場合も多いので、生活習慣が乱れていると感じる方は少しずつ見直していきましょう。

自分にあったリラックス方法を見つけよう

わたし漢方

繊細な人、頑張りすぎる人は特に体調を崩しやすい傾向にあります。そうならないためには、神経の高ぶりを抑えることが重要です。とにかく、ストレスは溜め込まないこと。固まった心と体の緊張をほぐして、リラックスの時間を持つのが一番の解決策であり予防法です。

風邪をひいた時に風邪薬を飲むように、神経の高ぶりには使いすぎた神経を休めることを意識しましょう。心の不調は体も消耗させます。

例)
・アロマでいい香りを嗅ぐ
・ぬるめのお風呂にゆったりつかる
・ゆっくりとした運動
・散歩
・早寝早起き
・パソコンやスマートフォンの使用を減らす

好きなことをするのは、心の栄養補給においてとても大切です。しかし、「これが私のストレス解消法!」と自分で思っていても、暴飲暴食や夜ふかしが続けば体には良くないですよね。適度なバランスを保ちつつ、自分に合ったリラックス方法を見つけていきましょう。

季節の食材を食べよう

わたし漢方

私たちは食べ物からも後天的なエネルギーを受け取っています。旬の食材は美味しいだけでなく、その時期に自然から与えられる恵みを最も吸収しています。新鮮で栄養価がとても高いため、免疫力やバランスの整った身体をつくるうえでとても相性が良いといえます。

春の食材は特に、消化機能や肝臓の解毒能力の向上を助けてくれるものが多いのが特徴です。体内に溜まった不要な水分や老廃物を流してくれたり、血液を正常に保つ働きを手助けしてくれます。薬膳や漢方薬の生薬に使われる食材も多いので、ぜひ取り入れてみてください。

・苦味のある春の食材
例)ふきのとう、菜の花、たけのこ、よもぎ、うど など

・タウリンが豊富な貝類
例)アサリ、ハマグリ など

・香りの良い香味野菜やハーブ
例)春菊、セロリ、三つ葉、ニラ、シソ、ネギ など

・気を巡らせる効果のあるお茶
例)ジャスミン、ローズ、菊花、クコ、ミント など

他にも、梅干し、酢、トマト、柑橘類、キウイ、イチゴなどの酸味の強い食材は肝に働く効果があるので、併せて取り入れたい食材といえます。

季節を感じられる食事というのは体の健康だけでなく、心も健康にしてくれます。毎日は難しい、そんな方はちょっとした使い方でも大丈夫です。

いかがでしたか?
本来、春は暖かくて朗らかで過ごしやすい季節です。
生活環境が変わりやすい忙しい時期だからこそ、「頑張りすぎていないかな?」と自分の心と体の状態をいつも以上に見てみてください。

快適な日々を過ごせるように、一見関係なさそうに思える日々の生活や体調の変化を見逃さずに、適度な休息とストレス発散を心がけていきましょう。

わたし漢方

監修/水沼未雅氏(わたし漢方創業者・薬剤師)

水沼未雅(みずぬまみか)
京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の上市プロジェクトにかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連プロジェクトを担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、「もっと漢方の良さを広めたい!」という想いで2017年に『わたし漢方』創業。

わたし漢方

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https://www.watashikampo.com/
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TEXT=わたし漢方

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