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MYSELFウェルネス

2021.06.15

爪水虫は市販薬では治せない!夏前に完治を目指して

女性医療ジャーナリストの増田美加さんによる連載。人生の基礎になる“健やかな体”を手に入れるための最新知識をお届けします。

水虫

(c)osashimi/

10人に1人が爪水虫!

日本で水虫にかかっている人の数は、なんと2500万人も! 手足の皮膚の水虫でなく、爪の水虫も1100万人で、約10人に1人の割合です。(※1)

手足の皮膚の水虫であれば、市販の水虫薬でも治すことができますが、爪水虫は、市販の水虫薬では治すことができないことをご存知ですか?

爪水虫を“完全治癒”までもっていけるのは、処方薬の経口抗真菌薬なのです。日本皮膚科学会でも経口抗真菌薬をファーストチョイスに、といっています。(※2)

爪水虫なんて、人にはわからないし、かゆくもないし、治療しなくてもいい、なんて思っていませんか? 爪水虫こそ、きちんと治す必要があるのです。

爪水虫を治さないと、皮膚の水虫は退治できない! 

なぜ、爪水虫の治療が必要かといえば、水虫の蔵元が爪水虫だからです。爪水虫を治さないと、足水虫も退治できません。

水虫は、足から爪、爪から足へと繰り返し、反復して感染します。足水虫は先に治りますが、爪水虫の白癬菌は、爪にいつまでも残っていて再発します。

自分の足や体に感染するだけでなく、家族や他人にもうつします。女性は、年齢が上がるごとに爪水虫が増えていき、60代以降の高齢女性になると4人に1人が爪水虫をもっています。(※3)

高齢になったときまで、爪水虫を持ち続けていると、爪の肥厚や変形が起こり、転倒やロコモティブシンドローム(運動機能の低下で移動ができにくくなる)、フレイル(要介護一歩手前の状態)のリスクが高まることも指摘されています。

足を清潔に

(c)osashimi/Shutterstock.com

本格的な夏がくる前が治すチャンスです

爪の破片は、感染能力が高く、少なくとも月単位、場合によっては1年以上も生存している可能性があるといわれています。

床に落ちた爪についた白癬菌が皮膚に付着して、感染するまでの時間は、最短で24時間です。もしも、付着した部位に傷があれば、12時間で白癬菌の感染が成立してしまいます。

日本は四季があるので、夏に水虫の症状がひどくなり、乾燥している時期は、水虫の症状は収まります。

しかし、角質や爪の硬いケラチンの下で、白癬菌はずっと残っています。症状がないからと、夏前の季節の油断は禁物。治療を止めてしまうと、ジメジメの季節や夏に、何度も水虫の再発を繰り返す原因になります。症状がない時期にこそ、根治を目指しましょう!

きれいな爪に生え変わる時間は、最短でも半年から1年以上かかります。爪水虫があったら、皮膚科を受診して処方薬で適切に治療しましょう。

爪水虫の症状は、かゆみや痛みはありません

爪水虫は、どんな症状が出るのでしょうか?

爪水虫(白癬菌)はカビの一種です。自覚症状は少ないほうですが、爪の色や形、厚みに変化が現れます。かゆみや痛みなどの症状が少ないため、気づきにくいのです。

爪水虫にかかった爪は、爪が白、または黄色くにごる、爪の裏側がもろくボロボロになる、爪が厚くなるなどの症状があります。

湿気がある環境を好みます。感染源は、家庭や公衆浴場、サウナ、スポーツジムなどのバスマット、スリッパ、床です。
多くの場合、足水虫が爪の先端や側縁から侵入し、爪で増殖します。

診療イメージ

(c)Evellean/Shutterstock.com

民間療法では水虫は治せません!

昔は、よく水虫を日常生活のなかで治そうとして、いわゆる民間療法で対処している時代もありました。
たとえば、
「酢に足をつける。酢の殺菌作用で、水虫を退治する」
「ニンニク、アロエ、しょうが汁を足につける」
「真夏の炎天下の砂浜を素足で歩く」
「ロウを溶かしてたらす」
「太陽光線に当てる。日光浴で水虫菌を殺す」
などがあげられますが、これらはすべて間違いです!

日本は最も爪水虫の治療薬が多い国です

爪水虫は、皮膚科に行って治しましょう。日本は、爪水虫の治療薬の選択肢が最も多い国です。

病院で処方される爪水虫の治療薬には、爪表面から薬剤を浸透させて効果を発揮する外用薬と、口から服用して血流から爪の病変部に到達させる経口(内服)薬があります。

今、保険適用されている日本の爪水虫治療薬は5種類。経口(内服)薬が3種類、外用薬が2種類あります。

世界的に見ても、日本は治療薬の選択肢が最も多い国です。でも、患者数が減らないのは、きちんと最後まで治療する人が少ないからと言われています。医師、薬剤師の指示に従って、完治するまで治療をやめないで続けましょう。

※1 渡辺晋一ら:日本皮膚科学会雑誌,111(14),2101-2112,2001
※2 日本皮膚科学会「皮膚真菌症の診断・治療ガイドライン2019」
※3 watanabe S et al J Dermatol 37,387-406,2010

参考文献/「日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン 2019」
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0418/G0001163 

増田美加の記事をもっと読む。

TEXT=増田美加(女性医療ジャーナリスト)

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