キレイになるためには気持ちのメンテナンス、意識革命も重要です。業界で絶大な信頼を集める美容ジャーナリスト齋藤薫さんが、独自の視点で「いい女」に近づくためのヒントをお届けします。
正しく生き直すたった一度のチャンス?そこで30%の余白と3つの新習慣
ワクチンのせいかトンネルの先に一点の光が見えてきた今、そろそろ始めてほしいことがある。1年以上、停止状態にあった気さえする人生を何となくでもやり直すチャンスだから。今しかないからなのだ。では何をするか? 改めて持ち物を整理し、日々の習慣を練り直す。この期間は無駄じゃなかったという証拠を残すため。「習慣が人格を作る」と言われるように、例えば無軌道だったり不摂生だったりした超夜型を、規則正しい朝型生活にするとか、せっかく断捨離したのなら、もう物を増やさないように心がけるとか……。奇しくも同時に始まった「風の時代」は、物より心、所有より体験、目に見えない物、心の充足こそが大切になる。そういう意味でも、日常と人生を丸ごと見直すべきなのだ。
具体的には、クローゼットの中に30%の空間を作る。そしてこれからはクローゼットを一杯にしちゃいけない。本当に必要な物しか増やさない。目に見える空間を作っておくことが、実は日々の心の浄化につながるのだ。これが約束1。約束2は、新しい習慣を3つ作ること。朝昼夜に1つずつと考えてもいい。朝起きがけにベッドメイキング、昼食後に瞑想、睡眠前に3行日記……。どんな小さなことでもいいから、正しいと思えることを習慣に。以上この2つのルールだけで人生は必ず変わる。知らず知らずとっ散らかってイメージ通りにいかない人生を、「理想の自分」として生き直すため!
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