最近、マスクの下で顔が大きくなっている・・・!?というウワサが。というのも、長引くマスク生活で表情筋を使う機会が減り、顔のむくみやたるみ、二重あごなどの原因に。フェイスラインがゆるむと太って見えるだけでなく、一気に老けた印象に見えてしまうようです。そこで、簡単なのに効果抜群!と話題の小顔メソッドを、話題のパーソナルフェイストレーナーの木村祐介さんに教わりました。今回は、美容にこだわりを持つ美GINGERメンバーのお悩み別、小顔ワークアウトをご紹介します。
美GINGERがTRY!パーソナル小顔トレ
最近、顔のたるみが気になるという読者のお悩み解決法を、日本で唯一のフェイストレーナー木村さんに個別指導して頂きました。
ワークアウトは、正しい姿勢+「う」の口を作ってからスタート。正しい姿勢+「う」の口の作り方や、基本のトレーニングは「マスク下でゆるんだ顔の下半身を強化!小顔大作戦」の記事を参考に。
顔のたるみ?法令線が気になっています
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千葉レイラさん(英会話講師)
「千葉さんは帰国子女ということで、笑顔も多いし、表情が豊かですね。ただ、日本人と比べて欧米人文化の方は、話すときに表情豊かで顔の筋肉をかなり動かす分、表情ジワができやすい反面も。笑い過ぎる=顔の皮膚を横に引っ張り過ぎると、皮膚が伸びてしまい、それがたるんで法令線の原因に。また、顎が小さいから二重顎にもなりやすいから注意が必要。法令線についた表情ジワのクセを伸ばすトレーニングを取り入れてみましょう」(木村さん)
原因
●笑い過ぎて顔の皮膚が伸びている
●表情ジワが出やすい文化習慣
WORKOUT
〈左から〉
1. 「う」の口を作り、片手で頬骨の位置を指先で確認します。
2. 次に「お」の口に。上唇と頬骨に置いた手でピンと引っ張り合うイメージで。
3. そのまま斜め45°に引っ張り上げます。このとき、胸を張って顔を上げるのがポイント。反対側も同様に。
●1ヵ月間自主トレした結果・・・
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頬の肉が取れて顔が前よりスッキリした印象に。「若返った!」と友達が言ってくれました♡
フェイスラインのもたつきが気になる
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川島里佳子(広告代理店勤務)
「噛む筋肉が強張っていて、口に力が入ってしまっています。そうすると変なところに肉がつき、フェイスラインがもたつく原因に。あと、ちょっと歪みもありますね。これは、噛み締める力が左右で不均衡な証拠。筋肉の強張りをほぐしながら、顎を正しい位置に納めるようなトレーニングをしていきましょう」(木村さん)
原因
●口を横に開くクセが付いている
●顔の左右のバランスが良くない
WORKOUT
〈左から〉
1. 「う」の口を作り、両手を顎の骨のつけ根にあてます。
2. 「う」の口と引っ張り合うように、そのまま指を後ろにグッと押して。
3. 5秒ほどキープしたら、力を一度緩めてひと呼吸。1~3の動きを10回程度繰り返します。
●1ヵ月間自主トレした結果・・・
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顔のマッサージは今まで自分でやったことがなかったのですが、スキンケアをする時に顔全体がスッキリ見えるようになりました。日本人は特に口を横に開いて話しがちという今まで気がつかなかったご指摘を頂いたので、マスクをしている時に、中で口を縦に開く運動をしています(笑)
目の下のクマとたるみを何とかしたい!
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鮫島理美(商社勤務)
「クマが気になるということでしたが、顔の筋肉、表情筋が強張っていることが原因。これをほぐして血行を良くすることでだいぶ改善します。あと、鼻下の間隔が狭いのも一因ですね。距離がある分、どうしても目元の筋肉が動きにくくなります。『う』の口をして、上唇を鼻にくっつけるイメージで動かす訓練をすると良いですよ」(木村さん)
原因
●表情筋が強張っている
●鼻下の感覚が狭い
WORKOUT
〈左から〉
1. 目の下に指をあてて押さえた状態で、「う」の口を作ります。
2. 次に「お」の口にし、同時にパチパチと目の開け閉めを。
3. 胸を張り、下まぶたと指で引っ張り合うイメージで。この動きを1日数回繰り返します。
●1ヵ月間自主トレした結果・・・
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最初は動かしにくかった表情筋も、だいぶ動かしやすくなりました。目元もふっくらしてきた? 引き続き継続して、クマを撃退したい!
悩み解決の参考になりましたか? 小顔ワークアウトをマスターして、ステイホーム期間中にこっそりキレイに磨きをかけましょう。
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木村祐介さん パーソナルフェイストレーナー。運動力学や機能解剖学に基づき、顔や姿勢をあるべき状態に戻す独自メソッドを考案。モデルやタレントからも信頼が厚い。近著は『世界一効く 美顔づくりの教科書』(学研プラス)。