女性医療ジャーナリストの増田美加さんによる連載。人生の基礎になる“健やかな体”を手に入れるための最新知識をお届けします。
ボールで骨格や筋肉を調整し、体の不調を改善し、ストレスケアにもなるメンテナンス法が「ヤムナ®」。アメリカのヤムナ・ゼイクさんが考案したニューヨーク生まれの新しいメソッド。エクササイズ、ストレッチ、リラクゼーションの要素がすべて入っており、ボディも顔も首もデコルテも、むくみ、たるみ知らずに。そして、何より気持ちいい。つらいトレーニングが苦手な人は、一度体験してみる価値ありです!
エクササイズ、ストレッチ、リラクゼーションが一度に可能!
日々の姿勢や動きのクセで、どうしてもゆがみがちな骨、筋肉、内臓。そのゆがみがたるみ、むくみ、シワほか、さまざまな不調の原因に。
ヤムナ®は、ゆがみを専用のボールで調整することでケアします。
頭の先からつま先まで、体のパーツひとつひとつが本来あるべき位置に戻れば、筋肉自身が正しい位置を覚えて、その方向へ自然とシフトできます。
このメソッドには、エクササイズ、ストレッチ、リラクゼーション、セルフケアの要素がすべて入っています。
ヤムナさん自身の体験から生まれた不調予防法
考案者のヤムナさんは、長女出産時に大腿骨、内転筋などを痛め、さまざまな治療を行いましたが好転しなかったと言います。
自ら解剖学、生理学を学び、試行錯誤を経て、ボールを使ったボディローリング法を開発します。
この方法は、年齢や運動経験を問わず、誰でもできて危険がなく、腰、股関節、脚、胸、肩、首などの不調予防や改善ができるのが特徴です。
クシャクシャな洋服をアイロンがけしたように筋肉をストレッチ
ボディケア「ヤムナ®ボディローリング」は、体のどこの不調をどう改善するかによって、それに合った大きさや硬さのボールを選びます。
そして、ボールの上に乗って筋肉を圧迫。筋肉の道筋をたどって、各部位の筋肉をあるべき場所へと戻すようにゆっくり動かします。頭痛、腰痛、首や肩のこり、手首の腱鞘炎などの改善にもなると言います。
肩こりや首こり防止にも役立つ、胸をひらくアプローチの例を紹介します。
背骨の右側へアプローチ
専用のボールを背骨にあてて、軽く転がします。胸だけでなく、前面の肋骨も広がります。
うつ伏せでおなかへアプローチ
胸を開くためには、おなかを緩めることも大事です。ボールを骨盤の上にあてて少し転がします。
胸骨の中央から鎖骨へアプローチ
胸骨の下から指3本上の骨にボールをあて、そこからスタートして、鎖骨までボールをゆっくり当てていきます。
ボディはもちろん、顔や首もたるみ、シワ知らずに
ヤムナ®には、体へのアプローチだけでなく、フェイスケアのメソッドもあります。
美容の大敵は、紫外線、大気汚染、加齢と言われていますが、表情や噛みグセも体のあちこちに影響が出る原因です。
目を細めるクセ、歯ぎしりなども、知らず知らずのうちに、顔の構造や肌へのダメージにつながります。
年齢とともに、骨が縮むと周りの皮膚がたるみ、シワにもなります。そこで、専用ボールを使って、顔の骨を刺激してアライメントを整え、筋肉を活性化するのが、ヤムナのフェイスケア。新しいフェイシャルケアです。
眠っていた筋肉を活性化、重力で落ちた顔を引き上げます!
フェイスケア「ヤムナフェイスセーバー®」は、フェイシャル専用のボールで、頭蓋骨のアライメントを刺激します。
眠っていた顔の筋肉を活性化して、血行とハリの向上、重力で落ちてしまった顔を引き上げます。
フェイシャルアプローチの例を紹介します。
額、頬、あごにアプローチ
小さなフェイスボールと少し大きめのネックボールを使います。
ネックボールの上に頭をのせ、フェイスボールを顔に押しつけ、骨を動かすつもりで圧をかけ、顔の筋肉を刺激します。
筋肉を持ち上げて、元の位置に戻すイメージで行います。ボールは、額、頬、あごの下などにあてて、いずれもある程度、強く押し上げます。
60分のセッション終了後には、血行が良くなり、肌に透明感が生まれます。リフトアップされて、法令線が薄くなったり、目が大きく見える効果も。視野が広がり明るくなって、頭痛、肩こり軽減にもつながると言います。
ヤムナ®を体験できるのは・・・
「Yogaコンディショニングサロン libéry(リベリー)」
東京都中央区日本橋2-5-1日本橋髙島屋S.C. 新館4F
https://libery.tipness.co.jp
10種類のヨガプログラムに加え、ピラティスなどの目的別プログラムやマンツーマンの食事アドバイスも受けられる女性専用サロン。
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