マスク生活が日常化するなか、メイクでは目元が主役に。ヘア&メイクアップアーティストのpaku☆chanさんによると、目と眉の距離が近いほど自然に目ヂカラがアップするそう。基本編に続き、眉タイプの異なる3名の美GINGERが眉だけで目ヂカラアップに挑戦!
タイプ1 目と眉の距離が遠い人
濃いパウダーを重ねて眉を太らせる!
「目と眉の距離を埋めるため、眉下ラインをオーバーに描いて太さをアップ。パウダーでベースを整え、ペンシルでラインを描いたあと、さらにパウダーをON。そうすることでふんわり自然に太さを出すことができます。薄眉さんの場合は、濃い色のパウダーがおすすめです」(paku☆chanさん)
●使用アイテム
A コントゥアリングパウダー
コスメデコルテのノーズシャドウ&アイブロウパウダーセットは、顔立ちを引き立ててくれます。今回は3色すべて使用。
B パウダリーな質感のペンシル
スリーのペンシルは、鋭い角となだらかな曲線を持つ六角形の芯先。思い通りに描きやすい1本。
●How to
1. パウダーAの★の2色を混ぜ、眉の中間~眉尻→眉頭の順にのせる。
2. Bのペンシルで少しオーバーに眉下ラインを描き、付属のスクリューブラシでぼかす。
3. Aの一番濃い色♡を2で描いた眉下ラインにのせ、さらに肉づけ。Bで眉尻を描いて完成。
※1の眉の中間~眉尻→眉頭の描き方は基本のプロセスを参考に。
タイプ2 目と眉の距離が近い人
暖色系の色みで眉を軽く、優しく見せる!
「目と眉が近い人や、濃い顔立ちの人は元々の目ヂカラが強め。なので、眉の印象を軽く、優しく見せることがポイントです。毛を柔らかく見せてくれる暖色系のアイテムを使うのがおすすめ。眉頭に毛があっても眉尻は薄い人が多いので、最後まで丁寧に仕上げて」(paku☆chanさん)
●使用アイテム
A 暖色系アイブロウパウダー
セルヴォークのラセットブラウンは、ナチュラルながら意思のある眉を表現できる絶妙カラー。
B しっかり色づく眉マスカラ
エクセルのくすみピンクブラウンマスカラで、ふんわりと柔らかな毛流れを演出。眉にも色気を与えて。
●How to
1. Aのパウダーの上2色★でベースを作ったら、マスカラBを毛に絡めるようにギザギザ塗り。
2. 不要な液を取るためアイブロウマスカラをティッシュオフしてから、眉の毛流れを整えて。
3. 薄い眉尻に、ベースで使用したパウダーAの★をのせて埋めていきましょう。
タイプ3 目と眉の距離がほどよい人
太さを変えず薄いパウダーのみで8割作る!
「目と眉の距離のバランスがいい人は、眉の太さを変える必要がありません。アイブロウペンシルは使わず、薄めのパウダーをメインに眉メイクをするのがおすすめです。ところどころの毛がない部分はアイブロウリキッドを使って整え、きちんと感はキープしましょう」(paku☆chanさん)
●使用アイテム
A ふんわり感を演出するパウダー
骨格を操る陰影を生む、計算されたトーンの3色パレット。右のカラーはノーズシャドウにも使えます。
B 1本1本自然に描けるリキッドアイブロウ
シアーな発色が自眉になじむスックのリキッドペンは、赤みを帯びたグレーでシックな印象に仕上がります。
●How to
1. パウダーAの中間色★を使い、中間~眉尻→眉頭の順にのせていきましょう。
2. Aの♡カラーを使い眉下ラインを引く。太さは出さず毛が生えているライン内で完結させて。
3. Bのリキッドペンを使い、毛を描くように隙間をちょんちょんと埋めて完成!
※1の眉の中間~眉尻→眉頭の描き方は基本のプロセスを参考に。
目と眉の距離だけでなく、眉山から眉尻にかけてのラインをきちんと描くことで目元全体が引き締まり、より存在感が際立つとpaku☆chanさん。印象アップにもつながる眉メイク、自分のタイプに合わせて試してみて!
paku☆chan(ぱくちゃん)
ヘア&メイクアップアーティスト。流行を取り入れながら、どこかに女性らしさや上品さを感じさせるメイクが得意。アーティストや女優たちからも依頼され、指名が絶えない。