目をもっと大きく見せたい…そう思ったら、見直すべきは「眉」! 意識するだけで印象が激変する眉メイクのポイントをヘア&メイクpaku☆chanさんがレクチャーします。
眉メイクが目元の印象を大きく左右する!
「マスク生活が日常化するなか、メイクでは目元が主役に。アイメイクが注目されていますが、眉までがアイメイクであり、眉メイクが目元の印象を大きく左右すると言っても過言ではありません。特に目ヂカラに影響するのが、目と眉の距離。この距離が近いほど、自然に目ヂカラがアップするんです。さらに眉山から眉尻にかけてのラインをきちんと描くことで目元全体が引き締まり、より存在感が際立ちます」(paku☆chanさん)
意識したい2つのポイント
直線的な眉下ライン
目と眉の距離を近づけるカギとなるのが眉下ライン。眉尻にかけて直線的に引くことで目元がグンと引き締まり、印象的に。逆に、眉上ラインは柔らかい曲線を意識して。
黒目より外側に作る眉山
眉尻ラインは短めに、きちんと描くことでさらに目元を強調。眉山は黒目より外側を意識すると◎。品のある“美人眉”は今季のトレンドでもあるので、ぜひ取り入れましょう。
目ヂカラアップ眉の描き方~基本アイテム
A 多色アイブロウパウダー
おすすめは、ルナソルの5色セット。アイゾーンの立体感を追求して生まれたアイブロウパウダーで、ハイライトのような明るい色からアイラインとしても使えるダークカラーまでIN。今回使用するのは★のカラー。
B グレーのアイブロウペンシル
眉毛1本1本を繊細に描ける極細芯をセレクトして。
C ツヤ系アイブロウマスカラ
仕上げ用にアイブロウマスカラを準備。ヴィセのアイブロウマスカラは、ひと塗りでカラーリングしたような眉に。ごわつくことなく、毛流れを整えてくれます。
目ヂカラアップ眉の描き方~基本プロセス
1. パウダーで眉のベースに色をのせる。
まず、基本アイテムで紹介したAのスクリューブラシで毛流れを整えます。毛を斜め45度上に引っ張るイメージで立ち上げて。次に、Aの★印のカラーをブラシに取り、眉の中間~眉尻→眉頭と毛が濃い部分へのせていきます。
2. 眉下ラインを描く
Bのグレーのペンシルを使い、黒目の上から眉尻に向かって眉下ラインを引く。一気に引かず、ペンシルを小刻みに動かしながら直線的に。
3. 眉下ラインをぼかす
強調した眉下ラインは不自然に見えないよう、スクリューブラシでぼかすのがマスト。
4. 眉山→眉尻を描く
Bのペンシルで黒目の外側に眉山を作り、眉尻の三角ゾーンを埋めていきます。
5. 眉頭に毛を足す
眉上のラインは角度がつきすぎないようBで眉頭から1mm離れた部分に毛を少し足して調整を。
6. 眉マスカラで整える
Cのアイブロウマスカラをジグザグ上下に動かして色をのせ、毛流れを整えたら完成!
ポイントを押さえて描くと、眉毛だけでここまで目元の印象が変わります。盛るだけではない目ヂカラアップを叶えてみて!
paku☆chan(ぱくちゃん)
ヘア&メイクアップアーティスト。流行を取り入れながら、どこかに女性らしさや上品さを感じさせるメイクが得意。アーティストや女優たちからも依頼され、指名が絶えない。