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MYSELF女性の悩み

2021.03.05

そもそも生理は何のため?生理のメカニズムを知ると得すること

女性医療ジャーナリストの増田美加さんによる連載。人生の基礎になる“健やかな体”を手に入れるための最新知識をお届けします。

排卵って生理から何日目?

生理

(c)ViDI Studio/Shutterstock.com

生理周期のリズムは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンの分泌によって生まれます。

一般的に生理周期は、約4週間(28~30日)を1サイクルとします。生理が始まった日を1日目として、何日目に排卵が起こるか知っていますか?

答えは、およそ13~14日目。もちろん個人差もあります。

こうした女性ホルモンの周期によって、女性の体や心の状態は、4つの時期(生理期、卵胞期、排卵期、黄体期)を繰り返します。
この生理のメカニズムを知ることで、生理にかかわる心と体のケアの方法を見つけることができます。

生理周期はこうして始まる!

リラックス

(c)violetblue/Shutterstock.com

脳からの指令を卵巣がキャッチします。

脳の下垂体、視床下部から卵巣に向けて、指令を出すのです。それが脳から分泌される「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」です。

特に、脳から卵胞刺激ホルモンの指令が出されると、卵巣は、それを受けて、卵子のもとである卵胞を成熟した卵子に育て始めます。
卵胞刺激ホルモンの分泌は、生理が始まるころから、排卵までの間に活発になります。

すると、女性ホルモンの1つ、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増え始めるのです。この時期は、女性がひと月の中で一番、体調がいいときです。お肌の調子もよく、心も穏やかです。この時期を卵胞期と呼びます。

卵子が大きく成長すれば、卵胞刺激ホルモンの分泌も少なくなります。

エストロゲンの分泌がピークになると、排卵が!

(c)Alena TS/Shutterstock.com

エストロゲンの分泌量がピークになって、卵子が大きく成長すると、卵巣から卵子が飛び出します! これが排卵です。

卵子は、卵管の先端にある卵管采にキャッチされて、子宮を目指して、卵管内に入っていきます。もしも、卵管の中で、精子と出合えば、卵子は受精卵に変わります。

脳から分泌されるもう1つのホルモン、黄体形成ホルモンは、受精卵が子宮内に着床しやすいように、子宮内膜を厚くする働きがあります。
子宮内膜を厚くするのは、子宮内膜を妊娠に適した環境に整えるためです。こうした役割があるので、卵子が成長して排卵してから、黄体形成ホルモンの分泌が活発になるのです。

卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンともに、生理周期によって大きく分泌量が異なります。
そして、妊娠するためには、それぞれのホルモンが適した時期に必要なだけ分泌されなければならないのです。

排卵を境に、女性の体が変わる

不調

(c)fizkes/Shutterstock.com

卵子が飛び出した後、卵巣には卵子の抜け殻の卵胞が残ります。卵胞は、黄体に変化し、もう1つの女性ホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)を約2週間分泌します。

卵巣からプロゲステロンが分泌されている時期を黄体期と呼びます。排卵を境にして、排卵前が卵胞期。排卵後が黄体期となります。

そして、女性の心と体の調子も、排卵の前と後で、大きく変わってくるのです。排卵前が絶好調の時期だとすると、排卵後は不調が目白押しの時期になります。

この時期は、基礎体温でいうと高温期です。プロゲステロンは、子宮内膜に「卵子と精子が出合ってそちらに向かうよ」と信号を送ります。

受精卵のためにフカフカのベッドを準備

羽根

(c)Siwakorn1933/Shutterstock.com

子宮の内側にある子宮内膜は、受精卵が来たときのために、プロゲステロンの信号を受けて、子宮内膜にたっぷりの粘液と血液を蓄え、フカフカのベッドをつくって、受精卵の到着を待ちます。妊娠に備えているのです。

受精卵のために子宮内膜を厚くしているこの時期は、生理前の1週間。ひと月のうちで一番体調がすぐれないPMSの時期でもあります。

受精卵が着床しないと生理が来る

生理

(c)La corneja artesana/Shutterstock.com

受精卵が着床しないと、すなわち妊娠が成立しないということ。すると、一生懸命につくっておいたフカフカのベッドである子宮内膜は必要がなくなります。

妊娠が成立しなかったことが卵巣の黄体に伝わると、プロゲステロンの分泌が止まります。
すると、翌月の準備のために、不要となった子宮内膜は剥がれ落ち、体外に排出されます。これが生理なのです。

脳は、再び卵巣に指令を!

生理

(c)Pikovit/Shutterstock.com

生理が始まるころ、先月と同じように、「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」を分泌します。再び脳は「卵子を育てて!」と、卵巣に指令を出します。

このように卵巣は、脳からのホルモンの影響を受けていますので、ストレス、睡眠不足、不摂生などで生活リズムが崩れると、卵巣機能に直接影響するので、生理が遅れたりすることにつながるわけです。

こんなふうに、女性の体は毎月、妊娠のための準備を繰り返します。女性は、妊娠準備のための女性ホルモンの波に揺さぶられて、体調がよくなったり、悪くなったりを繰り返しているのです。

女性ホルモンのリズムを知っていれば、事前に体調がいいときか、お肌の調子がいいか、メンタルが安定しているか、など自分の状態を予測できます。ぜひ体調管理やスケジュール管理に役立ててください。

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TEXT=増田美加(女性医療ジャーナリスト)

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