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MYSELF女性の悩み

2016.09.28

女性専門外来の漢方保険診療のクリニックで 生理周りの不調から疲れ、イライラ、落ち込みも改善

女性医療ジャーナリストの増田美加さんによる連載。人生の基礎になる“健やかな体”を手に入れるための最新知識をお届けします。

女性専門の漢方クリニックとして漢方医学の視点を中心に、女性のあらゆる不調を診療する「麻布ミューズクリニック」。生理にまつわる生理痛、PMS、生理不順などや疲れ、冷え、むくみ、肩こり、頭痛などの女性に多い不調、さらにイライラ、落ち込みなどのメンタルの不調まで、西洋医学の女性医師が診察、診断。西洋薬のほうが効果的な病気や症状には西洋薬も処方し、漢方薬が適した不調には、健康保険で処方してくれます。漢方医療に詳しい女性医療ジャーナリストの増田美加が漢方の女性専門外来を取材しました。

病院に行くほどでもない…、検査で異常なしと言われた… などの不調に

増田美加

疲れ、冷え、むくみ、イライラといった「病院を受診するにはちょっと」と抵抗のあるような悩みから、「病院の検査で異常なし。治療の必要はない…」と言われたけれど、なかなか不快な症状がとれないといった悩みに困っている女性は多いですよね。

「もっと健康になりたい」「体質改善したい」など、女性のさまざまな不調に、漢方医学の視点から、ひとりひとりにあった診察をしてくれます。

漢方は植物の根、花、実など 自然のものからつくられています

増田美加

漢方は、おもに植物の根、花、実、葉などを乾燥させたものや、石膏などの鉱物を削ったものなど、自然にあるものが原材料。これらの材料(生薬)を数種類以上、特定の配合で調剤しつくられた薬が漢方薬です。

漢方はもともと、原材料(生薬)を鍋などで煎じて飲むものでしたが、現在はその煎じ薬の成分を濃縮し、顆粒状の「エキス剤」が、多くの種類の漢方に対応してつくられています。安全性が確立され、煎じる手間もなく、内服できます。このエキス剤を中心に健康保険適用のものを処方。顆粒状で手軽に飲めます。

漢方は個々の体質に合わせて選ぶもの、 同じ症状だから同じ薬とは限りません

増田美加

医師が私たち患者の体を直接診察(脈や舌やお腹をみます)して、「証(体質やタイプ)」に合わせた漢方薬を処方します。
漢方は症状によって処方薬が決定するのではなく、ひとりひとりのそのときの「証」に合わせて処方されます。ですから、同じ症状だからといって、同じ漢方薬が処方されるとは限りません。

漢方薬は内側から体質を改善していく薬。症状や病気にもよりますが、慢性の症状の場合は、じっくりと時間をかけて効いていきます。しっかり効果が実感できるのには、3か月以上かかることも。
しかし、風邪による症状や急な頭痛や腹痛など、急性の症状の初期や一部の症状には、漢方薬でもすぐに(30分くらいで)効き目を感じるものもあります。

漢方薬であっても薬であることは変わりありません。予期しない副作用が出ることもあります。
ですから、医師の診察で処方された薬を使うことが安心です。医師が診断して「証(体質やタイプ)」に合った薬なら、その心配はあまりありません。
もちろん検査をしないとわからない副作用もありますので、医師の指示に従って、服用中は定期的に血液検査も行うことが大切です。

女性が元気で笑顔でいられるようサポートします

玉田真由美

お話しを伺った 玉田真由美 院長先生。

「体調不良がなかなか改善されず悩んでいた時期に、偶然にも漢方治療を紹介されたことが、漢方との最初の出会い。症状の改善に驚くとともに、漢方を学びたいと強く思った気持ちを今でも鮮明に覚えています。西洋医学だけでなく、漢方の考え方や治療を取り入れられるようになったことは、診療を行ううえでとても大きな宝となりました。

漢方診療は病名で処方を決めるわけではなく、ひとりひとりの身体のサインをしっかりと診察し、心の声も逃さないようにして、治療方針を決めていきます。困った症状を取り除く治療を行っていくと同時に、体質改善につなげていくことも、漢方診療の特徴のひとつです。すぐに効果が認められなくとも、決してあきらめることなく、改善の糸口を見出していきます」

玉田真由美 先生(麻布ミューズクリニック院長)
たまだまゆみ●熊本大学医学部卒業。慶應義塾大学大学院医学研究科修了。自治医科大学地域医療学センター東洋医学部門非常勤講師。医学博士。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。

麻布ミューズクリニック
東京都港区麻布十番2-18-2 フォーシム麻布十番1階 
03-5441-1234
http://www.muse-kampo.com/

増田美加の記事をもっと読む。

【GINGER WELLNESS LABO】特集ページで生理についてもっと読む。

TEXT=増田美加(女性医療ジャーナリスト)

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