副業を認める企業が増加しています。さらにコロナ禍になり、オンラインで副業を始める人も。フリーキャリア総研所長の小野彩子さんに、自分に合ったオンライン副業の見つけ方を聞きました。
オンライン副業は大きく2タイプ!
副業のメリットは、収益の柱をもう1本増やせること。さらに、自分のスキルが上がったり、新たな出会いがあったりと、本業に活かされることも。オンライン副業は、「パフォーマンス型」と「タスク型」の2つに分けられます。まずは自分のやりたいことと照らし合わせて、考えてみてください。
パフォーマンス型の副業とは?
好奇心旺盛で、行動力のある人に向いている仕事です。自ら判断、行動する必要があるので、いつか自分で起業してみたいという人にもおすすめ。
仕事例:アフィリエイト
自身のブログやSNSなどで企業側が提案する商品を紹介。その投稿を通し商品が購入されると収益に。「もしもアフィリエイト」などのサービスがあります。
仕事例:ストックフォト
自分で撮影した写真や動画、イラストをプラットフォームにアップロード。その作品が購入されると、収益に。カメラはスマホでもOK。「PIXTA」などで始められます。
仕事例:ハンドメイド販売
アクセサリー、洋服、雑貨など自身で制作したものを「Creema」などのプラットフォームで販売。ファンがつけば自身のサイトに誘導するのもアリです。
タスク型の副業とは?
何でもこつこつ堅実に取り組める人に向いています。マメで繰り返しの作業が得意な人。あるいはすでに特定のスキルがある人にもおすすめ。
仕事例:クラウドソーシング
企業や個人が手伝ってほしい業務を個人として請け負う。経験を活かせる業務から文字起こしや、ロゴ制作など案件はさまざまにあります。「クラウドワークス」やオンラインアシスタント「フジ子さん」などが有名です。
仕事例:スキル販売
自分のスキルをプラットフォーム上で販売。イラストや語学、悩み相談まで自分では気づかなかったさまざまなことが「スキル」となります。「ココナラ」には450種類以上のスキルが登録されているほか、オンライン語学教師登録「italki」といった特定のスキルを専門とするサービスも。
もし副業を本業にしたいと思ったら、月20万円の利益があるかを目安に考えましょう。それだけ稼げるということは力があるということです。好きなことをつきつめていくため、自分のスキルを活かしていくため。まずは気軽にトライしてみませんか?
小野彩子
フリーキャリア総研所長。WEB広告、アフィリエイトを扱う会社「もしも」広報。2015年、ネットを通じ個人がどうキャリアを重ねるのか研究するフリーキャリア総研を設立。