日常や常識が激変してから早1年。働き方を考え直した人も多いはず。今、自分ファーストなワークスタイルを確立し、プライベートも充実させている女性たちにお話を伺いました。
Type4:ワーケーションライフでオンオフ充実!
時間や場所に囚われず自由に働く――佐藤和さん(旅行会社勤務/27歳)
「入社以来、旅行会社の法人営業を担当してきましたが、2020年はコロナウイルスの流行で法人向け視察ツアーや社員旅行などが大幅に減少。旅行業界全体が大打撃を受け、多くの同僚が転職しました。
私自身、転職を意識したことはないと言えば嘘になりますが、コンペを勝ち抜いて受注できたときの高揚感や、実際に法人向けの旅行や研修に同行した際のクライアントの笑顔には何にも替え難い喜びとやりがいを感じています。ニューノーマルな働き方が普通となった今、働きたい場所で働けることは私にとって心地のよいこと。ワーケーションという新しい働き方が浸透したのも、今の状況があったからと考えると、悪いことばかりじゃないなと思います」
職業柄、気になるホテルがあるとすぐにワーケーションを計画し、週末に合わせてスケジュールを組むそう。
「旅行会社ということもあり、上司や会社もワーケーションに寛容です。金曜日の終業後~土曜日は思う存分その土地で観光や食を楽しみます」
コロナ禍が落ち着いたら、世界一周しながらワーケーション生活にも挑戦してみたいと、大変な状況のなかでも楽しみを見出している佐藤さん。今だけでなく、未来にも目を向けてみると、新たな働き方を模索できそうです。
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