日常や常識が激変してから早1年。働き方を考え直した人も多いはず。今、自分ファーストなワークスタイルを確立し、プライベートも充実させている女性たちにお話を伺いました。
Type3:コロナ禍を機に異業種に転職
キャリアチェンジで新しい自分に——大畑莉紗子さん(人材派遣会社勤務/26歳)
「前職では旅行会社の企画課にいたこともあり、コロナの影響を大きく受ける結果に。自分のこの先や会社の将来など目に見えない不安を抱えて働く経験は初めてで、“生活が脅かされると、自分の心までも不安定な状態になる”ことを実感。もともと、いろいろな人と出会いたいという動機で入った旅行会社でしたが、ほかの業界にも目を向けるようになりました」
「結果、今年2月から、人材派遣のメガベンチャー企業に転職し、現在は転職先が決定したクライアントの入社準備を担う部署で働いています。
この1年で心の安定の大切さを痛感し、自分の時間を今まで以上に確保するように。幸福度が上がる空間作りや、週末は映画を1本観るなど貪欲に自分の時間を作っています。
無駄を省いた合理的な働き方、裁量の大きさなど、新しい環境に順応するのは大変ですが、これから新たなキャリアを築いていけることが楽しみです」
転職したばかりで、出社率は高めという大畑さんですが、在宅ワークの時は、9時始業18時就業が基本だとか。転職までは考えていない…という人も、まずはできるところからメリハリをつけて働くと、ワークライフバランスを整えられそうです。
>>Type1:転職を経て、コロナ禍のなか起業!——浜内久乃さん(RooMooN株式会社 代表取締役/33歳)