新卒で入社した映像制作会社を経て、2年前にフリーランスの映像ディレクターとなった角田絵里さん(仮名/29歳・未婚)。多忙な分、年収は会社員時代に比べ2.5倍ほどアップ。おかげで、オタ活がはかどっているそう!【連載「私の家計簿」】
目標設定がない今、貯金の意欲が高まりません!
海外旅行や結婚費用などお金が必要となるライフイベントや貯金目標が今のところなく、いまいち貯金のモチベーションが上がらないという、角田さん。明確な目標がない今、オタ活に貯金を費やしてしまっているという。
「老後のために貯金をと、よく人生の先輩たちから聞くのですが、それなりに働いていれば、ある程度は貯まるような気もしてしまって…同世代の平均貯金額も見てみたのですが、そもそも人によって職業や収入も違って、さらに私はフリーランスなので参考にならず…」
貯金の仕方についても見直したいと考えているという。
「手をつけられるお金があると使ってしまうので、簡単に引き出せない運用方法を模索したいです」
FPの評価「高収入はよいですが、手取りの20%は将来に備えて」
「20代でご立派な収入です。しかし、女性のライフプランは変わりやすく、結婚・出産、病気や親の介護など100%コミットして働ける期間は短いものです。現在は絶好の貯め期なので収入の2割をiDeCoやつみたてNISAなどで天引きしてしまいましょう。残りに関しては好きに使ってもいいと思います。特に趣味費が過大なので見直しを」(ファイナンシャルプランナー 花輪陽子先生)