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LIVING大人の常識

2023.07.08

齋藤薫が考える、20代にはなくても30代にはあってほしいものとは?

歴史上類を見ない年齢不問時代…それでも、20代にはなくとも、30代にはあってほしいものがある。そんな想いの理由と背景を、美容ジャーナリスト齋藤薫さんが解説。【連載「齋藤薫の美脳格言」】

齋藤薫-連載トップ

「物腰」とは話し方や身のこなし、人当たりや雰囲気までの全て

時代の年齢観は、大きく変わった。その年齢らしさなどを問う必要など全くないというふうに。だから10代で起業してもいいし、60代で留学してもいい。何歳で何をしようと構わない、歴史上類を見ない年齢不問時代に入っているのだ。だから、自分の年齢に対する自覚がなくなっていて当然。ただ、20代にはなくとも、30代にはあってほしいものがあると思う。それが「物腰の柔らかさ」ではないか。

社会人としての良識ばかりは年齢不問、とはいかない。キャリアを積むということは、全く別の概念で、社会人になって10年以上経つなら、やはり年齢なりの社会的常識が身に付いていないと。いや、ここで言いたいのは、“大人の雰囲気”を持っていないとそろそろまずい、ということなのだ。

それは、ズバリ言うなら物腰。「物腰」って何?というなら、調べてみると、「人に接するときの、言葉遣いや身のこなしのこと」。または、「話しぶりや言葉つき。またその音質」あるいは、ふるまい。態度」とある。

「物腰」を英語で訳すと…

ちなみに、英語では何と訳すか? これがちょっと拍子抜けすることに「マナー」となってしまう。おそらく物腰は、日本語特有の、というか、日本人特有の価値観なのだろう。声質まで含めた、話しぶりや言葉つき。ひいては身のこなしや態度まで含めて問われているわけで、明らかに「マナー」とはニュアンスが違う。カテゴリーを超えて、人に与える印象から醸し出す雰囲気までも、全て含めた人の存在美を問う言葉なわけで、正直、そこに基準やルールはない。ただ日本語として「物腰が柔らかい人」という褒め言葉が、厳然としてあることのみ。そういう意味で、あなたは物腰が柔らかいのか?

言うまでもないことだが、それは何も甘ったるい物言いや、なよなよした態度を指しているのではない。人当たりの良さや温和であることを指すわけで、もっと言えば、大人としてのこなれ感や如才なさを身に付けているかどうか。20代と30代の違いは決定的にそこにある。あまり若いうちからこなれすぎているのも嫌みに見えたりしがちだが、30代になったら、大人としての柔軟さが欲しい。もっと単純に、感じが良くて、優しくて、賢そうなのにひけらかさず、上品だけれど気取らず、要は大人としての好感度が高いこと。

物腰の柔らかな人の印象を生むコツとは?

だから、慇懃無礼に聞こえたら逆効果になるが、例えばの例として、言葉を多めに言うことがひとつのコツ。「ありがとうございました」…おしまい、ではなく、頭に「まことに」をつけ、「どうも」をつけ、あとに「感謝しております」、メールならそこにも頭に「心より」とくっつけたりと、言葉をどんどん足していく、そういうことが物腰の柔らかな人の印象を生むのである。

また、語尾を柔らかく言うことを心がけたり、お辞儀を2秒多く、頭をゆっくり上げるようにしたり、常に口角を上げ、心臓を相手に向けて話をするよう心がけたり、そういうことが物腰なのだ。それが結果として大人の好感度をぐんと高めることになる。だからキャリアを積んだら、そこだけは意識してほしい。30代は30代らしく。

TEXT=齋藤薫

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