何気ない雑貨一つも洗練されていたり、一方で定番の一着も絶妙に着こなしていたり…。おしゃれな人って、いったい何が違うの? その秘密は自宅にアリ! デザイナーやスタイリストなど、センスで生きている素敵な人の自宅を覗いて、そのテクニックを解明します。
素敵で便利なコンパクトライフ
今回ご紹介するのは、インテリアショップB-COMPANYに勤める鈴東聡子さんのご自宅。以前は白基調の甘めのインテリアだったという鈴東さん。B-COMPANYに入社以来、古材などを使った味わいのあるテイストにすっかり魅了されたといいます。
ラグやマルチクロス、クッションなどの布ものを上手に取り入れ、バスケットやドライフラワーなどの天然の素材を添えて、こなれた雰囲気に仕上がっています。
スツールはいくつあってもいい万能選手
ベッドサイドのスツールは、本やスマホなどを置くのに便利なナイトテーブルとして活用。
ベッドの足元の椅子にはカゴを置き、普段のメイク用品を収納。ベッドの丸見え感も軽減。
ソファ脇のスツールは植木鉢を置く台に。大きな植物を買わなくても存在感が出せます。
空間の印象を左右する、ヴィンテージテイストのチェストやラグ
食器棚として使っていた濃いブラウンのガラス戸の棚をテレビ台に。一気にテレビが部屋になじむ!
リビングとひと続きのベッドコーナーは、ラグやチェストで区切ることで別空間に見える演出に。
テーブルランナーをサイドに垂らして「飾りコーナー」に
飾り物も日用品も、ダイニングテーブルに置くのはテーブルランナーの上のみ、と決めれば、スッキリまとまります。
賃貸でも自分らしい部屋づくりを楽しんでいる鈴東さん。ヴィンテージブラウンを中心に自然素材の小物やドライフラワーを飾ることで、ぬくもりを感じる温かな空間に仕上げていました。細かい雑貨に至るまで、好きなテイストにこだわることでまとまりのあるおしゃれな部屋が叶います。
鈴東聡子(すずひがしさとこ)
九州出身。インテリア好きが高じて7年前に上京し入社。青山店店長を経て、現在ウェブの運営に立ち上げから携わる。この部屋は6年前から居住。賃貸ながら現状復帰を条件に壁紙を貼ったり棚をつけたりしている。