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LIVING趣味

2024.04.11

ご縁も美肌も深まる「島根」で自分を磨く

風の時代に突入して早くも数年が経ちますが、2024年は「風の時代」においても重要なターニングポイント。特に半年先の11月20日が「風の時代」の本格的スタートといわれています。この重要な日に向けて、自分自身の本当の望みや目標を見つめ直し、自分らしく健やかに生きるためにも‟気のいい場所”‟運気を上げるスポット”‟美肌県”——島根へ足を運んでみませんか。

出雲大社+美保神社の両参りが縁結び率を上げる!

誰もがご存じの縁結びの聖地=出雲大社。縁結びの神・福の神として名高く、特に八百万の神が集まる神在月(ほかの土地では神無月)のタイミングでは、航空券も宿も取りにくくかなりの賑わいに。出雲は誰もが一生に一度は訪れたい場所といわれているのです。さらにこちらのパワー、特に縁結びのご利益が一層増すのが、松江市の美保関にある‟美保神社”にも参拝するのがいいということ、ご存じでしょうか?

えびす様の総本宮でオン&オフが全面バックアップされる

全国に3,000社以上あるえびす様の総本宮の‟美保神社”。縁結びはもちろん、五穀豊穣や安産に子孫繁栄、さらには歌舞音曲(音楽)のご利益をもたらしてくれると各界の著名人も多数訪れているそう。

そして父神が鎮座する出雲大社とともに‟両参り”をすると、縁結びのご利益も高まるといわれているのです。出雲大社と美保神社は宍道湖と中海を挟んで対になるような位置関係にあり、まさにパートナー的存在。目の前は海、背後には山といった自然の中に位置し、まさしく霊験あらたかな神社です。

結婚式の発祥の地、八重垣神社で運気を見極めてみる

素盞嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなたひめのみこと)の御二柱がこの地で結ばれたという神話から、縁結びをはじめ夫婦和合、家内安全、授児安産など女性にとってご利益が多いとされているため、日本全国から祈願する人が多く訪れる八重垣神社。

ご縁を広げるために、ここで試したいのが境内の奥にある鏡の池での‟縁結び占い”。こちらは、稲田姫命が八岐大蛇から避けて八重垣に隠れたときに、飲料水としてまた御姿を写した池として言い伝えられているスポット。縁が近くにあるのか、はたまたもう少し先なのか…ぜひ試してみて。

良縁を導くために――内側の改善&美肌を導くTips5

【Tips1】神社のそばで育った生姜に秘められたパワーをいただく

心身を温める辛味成分を多く含んでいる品種を選抜し、夏場の熱い時期も草抜きと虫取りを農薬を使わずすべて手作業で行い栽培されている‟出雲生姜”。諸産業の繁栄を願う出雲国の神在祭では、全国から集まった八百万の神々が最後に立ち寄り、会議のしめくくりと宴ののち、ここから旅立つといわれる万九千神社が隣にあり、なんとも縁起のいい神社のジンジャーなのです。土の力が味そして成分に作用する生姜だけに、丹精込めて育てられた‟出雲生姜”であれば体を温める作用も期待できるのです!

出雲生姜
izumosyogaya.com

【Tips2】抗酸化作用が期待できる緑茶で美肌効果を実感

島根の松江は京都、金沢と並び日本三大菓子、そして茶処として有名。「加島茶舗」はその松江市の茶町という商店街にあり、明治24年(1891年)創業の老舗。「日々の暮らしのなかで気軽に日本茶を楽しんでほしい」をテーマに、茶師九段の加島浩介さんが自ら目利きし、焙煎しオリジナルブレンドした茶葉は、数十種類に。パッケージには産地や特徴、おいしいお茶の入れ方なども明記されているので、お茶の魅力がより深く伝わるのも嬉しい。

加島茶舗
kashimachaho.com

【Tips3】日本酒醸造の発祥の地で‟発酵の力”を体感する

酒蔵が県内に多数ある島根県。日本酒醸造のルーツの地ともいわれていて、きれいな水、高品質のお米、そして優秀な杜氏による技術…そのすべてが整っていて、数々の名酒を生んでいます。

出雲大社へ奉納の御神酒で身も心も清められる

出雲市にある「旭日酒造」は明治2年(1869年)に創業。こだわりの酒造りは、出雲市山間部や奥出雲の米を中心に使い、米の長所を引き出すことを意識した酒造りを行い、代表銘柄は「十旭日(じゅうじあさひ)」。昔ながらの生酛造りや、深さや味わえる熟成酒にも取り組んでいるそう。2013年から古川酒造より銘柄を引き継いだ「八千矛(やちほこ)」は、出雲大社の御神酒の銘柄とのこと。

旭日酒造
jujiasahi.co.jp

世界からも注目の「李白」で食文化が広がる

明治15年(1882年)創業の松江市にある「李白酒造」の代表的銘柄「李白」は、豊かな香りとコク、そしてスッキリとしたキレが特徴で、料理との相性も良く海外のレストランでも話題に。「酒文化を普及し、正しく後世に継承する」をテーマに、日本はもとよりアメリカ、フランスをはじめ15ヵ国以上で展開しているとか。「コウジ酸」「フェラル酸」のほかにも数多く美肌を期待させる成分を含む日本酒、それも日本酒発祥の地の銘柄は見逃せません。

李白酒造
rihaku.co.jp

【Tips4】滋味豊かなシジミやアナゴ、鯛で美肌を育む

わずかに塩分を含む宍道湖のシジミは、栄養分が豊かと評判。美容効果・貧血予防・疲労回復・睡眠の質の改善など女性に嬉しい効果が期待できるため、島根を訪れたら必ず食したい一品です。

他にも色彩が鮮やかでコラーゲン生成を助けるビタミンCが豊富な鯛を使った‟鯛めし”や、島根の隠れた名産‟あなご”料理など、食文化が豊かな島根なら美肌育成も叶うはず。

【Tips5】「美保館」と「なにわ一水」で美肌の総仕上げ

ご縁を広げるために「出雲大社+美保神社の両参り」をするなら本来2泊3日がベスト。ルートによっては異なるものの、移動距離そして島根を堪能するのであれば、この2軒がおすすめ。

国の登録有形文化財に登録された1905年に建てられた本館そして新館からなる美保館。目の前には美保関の雄大な海が広がり、ノスタルジックな雰囲気が満喫できる本館、そして地上30mより美保湾を一望できる天然温泉は秀逸。

時間によってさまざまな表情を見せる宍道湖を全室から望むことができる松江の「なにわ一水」で温泉とともに注目すべきは、「Spa-sizuku-雫‐」のトリートメント。島根県産の奥出雲薔薇園で栽培されたオーガニックの食用薔薇を使い、オリジナルの浸出油を使ったオールハンドメニューは誰もが心身共に癒され、美肌が約束されるはず。

「美肌県」としても名高い島根。それは穏やかな気候、湿度、日照時間など豊かな環境と土地の恵みがもたらしています。そして神々も立ち寄る神聖なる場所を訪れたら、風の時代に自分自身を好転させる縁と美肌作りのきっかけが見つかるはず。

TEXT=GINGER編集部

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