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LIVING趣味

2019.08.28

食わず嫌いはもったいない!「現代アートって何が面白いの?」にアンサー

こんばんは。アートテラーのとに~です。
先日、縁あって9月1日まで代官山のヒルサイドフォーラムで開催中の《藤井フミヤ展 多様な想像新世界 The Diversity》のレセプションの司会を担当させていただきました。こちらは、あの国民的歌手・藤井フミヤさんの16年ぶりとなる大規模な美術展で、未発表作を含む100点ほどが展示されています。CGアートに油彩画、水彩画、切り絵などなど、とてもひとりの人間が制作しているとは思えないほどに、ジャンルは実に多岐にわたっています。しかも、そのどれもが驚くほどクオリティが高い! 
いったい、天はフミヤさんに何物を与えたのでしょうか…。もしかしたら、僕に与えられるはずだった才能がうっかりフミヤさんに与えられてしまったのかも。だとしたら、「神様ヘルプ!」です。

現代アート

それはさておき、今回はペンネーム・ふぁむさんからの「現代アートの魅力は?」という質問を取り上げたいと思います。
“現代アートは難しい”というイメージを抱いている方は少なくないはず。ですが、魅力的な側面もたくさんあるのです。そこで今回は、現代アートの楽しみ方や、おすすめの作品等をご紹介します。

「現代アートは難しい」は思い込み!?

「現代アートって何が面白いの?」という質問や、「現代アートは意味が分からない」という声をよく聞きます。それに加えて、ここ最近は「現代アートは過激だ」というイメージが強まってしまったような気もします。
確かに、そういった作品があるのは事実です。実際僕も、現代アート展で「??」となることは多々ありますが、その一方で、現代アート作品にはたくさんの魅力があるのです。

ここからは、現代アートの魅力を3つのポイントから解き明かしていきたいと思います。

① 同じ時代を生きている

「現代アートとは何か」――それは現代、つまり僕らと同じ時代に制作されているアートです。…って、当たり前ですが。
で、これも当たり前なのですが、現代アーティストは僕らと同世代か、もしくは上の世代の人間です。(最近では、下の世代のアーティストも活躍し始めていますね)

そんな僕らと同じ時代を生き、同じようにニュースを見て、同じように映画や音楽を楽しんで、同じような生活をしているアーティストが、“今の世の中”に向けてアート作品を制作しています。

塩田千春展

塩田千春展

単純に考えて、100年後200年後の人よりも、同じ時代を生きている僕らのほうが彼(彼女)らの作品を受け入れやすいはずです。
例えば、昔のモノクロ映画よりも、現在上映中の映画のほうが断然わかりやすいですよね?(たまに難解な映画はありますが)
音楽においても、もちろんクラシック音楽も素晴らしいですが、日常でよく聴くのは現代の音楽ではないでしょうか。

アートだって同じこと。古典よりも現代のほうが理解できない、というのは実は気のせいに過ぎないのです。むしろ、「フェルメールの時代は・・・」や「印象派の画家が活躍した頃には・・・」のように、時代背景を理解しなくていい分だけ、現代アートのほうが気軽に鑑賞できると思うのです。

② 新作を楽しめる

ごくたまに、伊藤若冲やピカソといった画家の作品が発見されることがありますが、それはあくまで“行方不明だった作品が見つかった”ということであって、新作ではありません。
当たり前ですが、どんなに素晴らしい画家であろうとも、亡くなった後に新作は発表できないのです。

加藤泉展

加藤泉展(オール新作)

彼らと同じ時代を生きるということは、その画業をリアルタイムで追うことができるということ。
どの現代作家かはわかりませんが、現在活躍している作家の中に必ずや、100年後200年後に伊藤若冲やピカソのような存在となっている芸術家がいるでしょう。

そんな彼(彼女)の新作を常に楽しむことができる時代に生まれているなんて、100年後200年後のその作家のファンは、さぞかし令和時代の僕らをうらやむことでしょう。
「○○先生の新作が楽しめるのは同時代の人だけ」なのです。

③ 参加できる

長い間、“アートは観て楽しむもの”というのが一般的でした。もちろん現代アートにも、観て楽しむタイプの作品は多くありますが、なかには参加して楽しむタイプのアート、いわゆる「参加型アート」というものがあります。

観客や環境に作品が反応する「インタラクティブ・アート」や、作品を通じて人と人、人と社会が繋がる「リレーショナル・アート」はその一種。そういったアート作品は、参加する僕らがいて初めて成立します。つまり、僕らがアート作品の一部になるわけです。なんて貴重な体験なのでしょう!

参加型アートといえば、特に忘れられない作品があります。それは数年前に、とある展覧会に出展されていた木村太陽さんの《アンケート》という作品です。
展示会場に設置されていたのは、何の変哲もない机。その上には、「あなたの夢を書いて下さい」 と書かれたアンケート用紙とペンがありました。

アンケート

木村太陽《アンケート》

スタッフさんに促されたので、アンケートに答えてみることに。用紙に僕の夢をびっしりと書き終え、これまた何の変哲もない回収箱に用紙を入れました。
すると突然、回収箱の中から「ガガガガガ!」という音が! なんと、回収箱の中にはシュレッダーが仕込まれていたのです。
僕の夢を粉々にしやがって・・・木村太陽、この野郎!

あまりに予想外の展開だったので、思わず声を出して笑ってしまいました。美術館であれほど笑ったことはありません。
いやぁ、現代アートって本当に面白いですね~。

皆さまからの質問大募集!

「デートにピッタリの美術館は?」「カフェがオススメの美術館って?」という具体的な質問から、「現代アートって、何が面白いの?」「何であんなに美術品って高いの?」「ピカソってすごいの?」という誰にも聞けなかった質問まで。
何でもお寄せくださいませ。わかる範囲で、お答えします。

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