ほっこりしたい冬の日に、簡単に作れるおやつはいかが? つるんとなめらかな食感の豆富花(トウファ)は、夏は冷たく、冬は温かくして食べられるヘルシーな大豆スイーツ。さっそく今週末にどうぞ。(料理研究家・フードコンサルタント/ブライデン陽子)
じんわり広がる甘さと生姜の香り

特に予定もなく、久しぶりに「何もしない」を楽しむ、真冬の週末の午後。なんとなく甘いものが欲しいけれど、わざわざ作るのは少し面倒…。そんなときに、ふと思い出したのが豆腐花でした。
ほんのりとした甘さに生姜の香りがきいていて、一口食べると、体の奥から温まっていく、まさに今の気分にぴったりの一皿です。
中国を旅していると、豆腐花屋さんが天秤棒を肩に担いで街角に現れ、出来立ての豆腐花をその場で味わうことができます。本来の豆腐花は、豆乳から豆腐を作る少し手間のかかる料理ですが、我が家では寄せ豆腐を使って、もっと気軽に楽しんでいます。そんな豆腐花の魅力は、甘いものへの欲求を満たしてくれるのに、軽やかでヘルシーなところ。
まだまだ寒い日が続くこの季節。のんびりできる時間に、みなさんにも、ふっと思い出して作ってもらえたらうれしいです。
豆腐花の作り方
●材料(作りやすい分量)
豆腐花
- 寄せ豆腐・絹ごし豆腐 適量(好みで)
〈生姜シロップ〉
- 水 1カップ
- 砂糖 大さじ4
- すりおろし生姜 適宜
●作り方
- 小鍋に生姜シロップの材料をすべて入れ、火にかけて砂糖を溶かす。
- 豆腐の表面をスプーンで薄く削ぐように、食べたい分量だけすくって、耐熱性のある器に盛る。ラップをせずに、2分ほど電子レンジで温める。豆腐を押さえて水を切ったら、温かいシロップをたっぷりかけて、いただく。
*豆腐は厚みを出さずに、ひらひらとした層を重ねると、シロップがよく絡み口当たりが良くなります。
ひとことアドバイス
甘さはお好みで調整してください。
砂糖の代わりに、はちみつやメープルシロップを使うと、また違った仕上がりになります。

