こんにちは。お料理担当の坂本ちなみです。とうとう12月、あっという間に師走です! 今年は早かったですね。どんどん寒くなりますし、コロナ禍ということも手伝って外に出る回数がかなり減りますよね。デリバリーも便利ですが、毎回というわけにもいきません。そこで今回は、買いだめしておくととても重宝するバゲットの可能性をお届けしたいと思います。バゲットがあると、おうちごはんがうんと楽しくなりますよ。
1. お惣菜を乗せる
こちらは、オリーブオイル、クミンパウダー、塩こしょうで味付けしたほうれん草とポテトの常備菜を乗せて焼いたオープンサンド。忙しい朝などは、バゲットをカットして冷蔵庫に入っている作り置きおかずを乗せれば立派な朝ごはんが出来上がります。バゲットは、マリネやソテーはもちろんですが、きんぴらごぼうや佃煮など実は和風のおかずとも相性がいい万能ブレッドなのです。
2. 魚介のスープと合わせる
魚介の旨味を存分に吸った濃厚スープは一滴も残したくありません! カットして付け合わせたバゲットと一緒にじっくり味わってくださいね。
3. 食べる豆スープのおとも
コトコトじっくり煮込んだお豆のスープに浸しながら食べるバゲットも絶品です。薄くカットして霧吹きをしてからトースターで焼くと、外はカリッ中はしっとり。
4. カレーのおとも
バゲットは、カレーにもよく合います。カレーもバゲットも、冷凍しておくと、食べたい時に好みの量をいただけます。小腹が空いたな〜と思ったらこれですよ!
余談ですが、うちの冷凍庫にはいつも結構な量のバゲットがスタンバっています。購入後家に持ち帰ったらすぐに、大体1/3~1/4くらいにカットして、それぞれに密閉して冷凍します。カットしてしまうとどんどん乾燥が進むのでカチカチになるイメージがありますが、リベイクする際に霧吹きすると、外カリ内しっとりが再現できます。ただ、あまりカットした面が大きいと風味が損なわれてしまうので、気をつけてくださいね。
そして、保存した日付の記入もお忘れなく! 日持ち日数については、使っている材料によって異なるので、お店の方に聞いてみてくださいね。
5. 手作りジャムを堪能する
こちらは、あんずジャムを万遍に塗ったバゲットトースト。あんず、ハチミツ、レモン汁、粗切りにしたレーズン、少量の水のみで作った甘さ控えめの手作りジャムをたっぷり塗って2分ほど焼きました。これはたまりません、かなりの美味しさです!(自画自賛。笑)
6. ガーリックトーストに!
冷凍庫で保存した日付を見て、放置しすぎたかな?と思ったら、ガーリックトーストで大量消費がおすすめ。美味しすぎてもう少し作っておけば良かったと後悔を回避するために、作りすぎるくらいが丁度いいですよ。
せっかくなので、イタリア料理店の方に教わった作り方を書いておきますね。
ガーリックトーストは、カットした面が多いほど味が染み込んで美味しいので、写真のようにカットするのがおすすめとのことでした。
●作り方
1. フライパンを熱してバターを溶かし、すりおろしニンニクを加えて混ぜたら火を止める。
2.バゲットのカットした面を下にして1に入れ、バターニンニクを吸わせるようにして押しあてる。
3. 2にパセリをふりかけてオーブントースターでこんがり焼いたら出来上がり。
パスタとガーリックトースト、これがあればご馳走! バゲットの美味しさがガーリックバターによってグングン引き出される魅惑のトーストをぜひお試しくださいね。
7. あんこトースト
外に出られなくても、バゲットさえあればとっておきのスイーツが出来上がります! こんがり狐色に焼き上がったバゲットにたっぷりのあんことバター、最高の組み合わせ。コーヒーとも相性抜群、至福の時間をお楽しみください!
バゲットの可能性、いかがでしたか。まとめて購入して冷凍庫でストック、おうち時間を満喫して今冬乗り切りましょう!