焼きたてのパンが並ぶベーカリーショップで時折見かける「ラスク」。おやつとしてはもちろん、可愛くラッピングされていると、ちいさなプレゼントにとつい手が伸びてしまうもの。一般的にはバゲットで作ることが多いのですが、今回は身近な食パンで挑戦! 食べやすいキューブ型で作った3種のラスクをご紹介します。
基本のラスク「バターシュガー」の作り方
ラスクの定番「バターシュガー」は、お茶の時間にピッタリなドイツ発祥のおやつ。材料は食パン、バター、グラニュー糖の3つだけ。短時間でサクサク食感のラスクができあがります。油で揚げないのでカロリーを抑えることができるのも嬉しい♪
■材料(16個分)
食パン(6枚切り)1枚
バター 15g
グラニュー糖 小さじ2
■作り方
1. 食パンは16等分にカットしてお皿のうえに並べ、電子レンジ500Wで裏表1分ずつ加熱。水分を飛ばし乾燥させたら、ざるに移して冷まします。
2. バターを容器に入れて電子レンジで溶かし、1が入ったボウルに2回に分けて加え絡めます。さらにグラニュー糖をいれて軽く和えたら焼く準備OK。
3. トースターの天板の上にクッキングシートを敷き、2を並べて150℃で様子をみながら約10分焼きます。途中で1度裏返し、こんがり焼けたら完成です。
食パンは電子レンジで加熱しすぎると焦げてしまうので注意が必要です。食パンによって水分量が異なるので、1度加熱してまだしっとりしている場合は、さらに熱を加えて水分を飛ばしましょう。アレンジとしてシナモンパウダーやアールグレイの茶葉で風味付けしても◎。
ハーブ香る「レモンとタイムのラスク」
爽やかに香るハーブ「タイム」とレモン果汁を効かせた食パンラスク。オリーブオイルをベースにして酸味のあるさっぱりとした味わいに仕上げました。サラダやスープと合わせておしゃべりが弾む週末ブランチを♪
■材料(16個分)
食パン(6枚切り)1枚
オリーブオイル 大さじ1
レモン果汁(市販)小さじ2
タイム 適量
■作り方
1. 食パンは16等分にカットしてお皿のうえに並べ、電子レンジ500Wで裏表1分ずつ加熱。水分を飛ばして乾燥させたら、ざるに移して冷まします。
2. 容器にオリーブオイル、レモン果汁、タイムを合わせ、1を入れたボウルに2回に分けて加え、その都度からめます。
3. トースターの天板の上にクッキングシートを敷き、2を並べて150℃で様子をみながら約10分焼きます。途中で1度裏返し、焼き色がついたらできあがり。
タイムが無い場合はパセリやバジルなどお好みのハーブでOK。強めに効かせるのがポイントです。均一に味付けしたいなら、刷毛を使用して塗るのもおすすめです。
まろやかリッチな「トリュフ塩ラスク」
■材料(16個分)
食パン(6枚切り)1枚
バター 15g
トリュフ塩 適量
■作り方
1. 食パンは16等分にカットしてお皿のうえに並べ、電子レンジ500Wで裏表1分ずつ加熱。水分を飛ばし乾燥させたら、ざるに移して冷まします。
2. バターを容器に入れて電子レンジで溶かし、1が入ったボウルに2回に分けて加えます。トリュフ塩を加えながらその都度絡めましょう。
3. トースターの天板の上にクッキングシートを敷き、2を並べて150℃で様子をみながら約10分焼きます。途中で1度裏返し、こんがり焼けたら完成です。
トリュフの香りが口内から鼻にふわっと抜ける、リッチな味わいのラスクはワインと好相性。アーモンドやベイクドトマトなど気取らない数種のおつまみがあればアぺリティフの時間は完璧! トリュフ塩は輸入食材店で購入可。料理をクラスアップしてくれる優秀調味塩です。
ラスクは冷凍保存した食パンからでも作ることができます。電子レンジで解凍後、カットして同じプロセスで仕上げます。短時間で簡単に作れる食パンラスク。ぜひ、お試しあれ!