「休日の朝はゆったり自分のペースで過ごす」という方も多いのではないでしょうか? そんなゆっくりくつろげる休日の朝に、たっぷり時間をかけて、おしゃれなブランチプレートを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
平日よりも少し遅い朝食とちょっぴり早いランチを合わせて、めいっぱい”食”を楽しむ。食べる女性は美しい。食をおろそかにしていると、ヘルシー美人にはなれません。そして、食べる姿が美しいと、決して太らないという持論があります。しっかり食べて、身体を満たしたら・・・さぁ、ご機嫌な1日の始まりです♪
【ヘルシーブランチ レシピ①】チアシードパンケーキでエッグベネディクト
チアシードを使ったパンケーキを、流行りのエッグベネディクトにアレンジ。
チアシードには女性に不足しがちな鉄分やカルシウムも豊富です。そして、プチプチとした食感もクセになります。通常のエッグベネディクトにはバターソースが定番ですが、ココナッツオイルを使ったカレーソースに。ベーコンは生ハムに変えています。ほんのり甘いパンケーキと、しょっぱさのコンビネーションが食欲をそそりますよ。
●材料(一人分)
<パンケーキ>
ホットケーキミックス…30g
たまご…1/3個
豆乳(または牛乳)…30ml
チアシード…小さじ1
<カレーソース>
カレールゥ(粉末)…大さじ1 ココナッツオイル…小さじ1
<具材>
たまご(ポーチドエッグ用)…1個 アボカド…1/4個 生ハム…1枚
<お好みでトッピング>
バジルまたはカイエンペッパー…適量
● 作り方
1. パンケーキを作る。豆乳にチアシードを加え、ふやかす。
2. ボウルにたまごと1)を入れ、よく混ぜる。
3. 次にホットケーキミックスを加え、軽く混ぜる(少しダマが残る程度でOK。混ぜすぎないこと)。
4. 鉄製のフライパンには油を薄くひく(分量外)。
※フッ素樹脂加工のフライパンは油不要。
5. フライパンを中火で熱し、濡れ布巾の上で少し冷ます。
6. 弱火にして生地を流し(直径12cm程)、3分焼く。
7. プツプツとした泡が出たら裏返す。パンケーキの出来上がり。
8. ポーチドエッグを作る。たまごを割っておく。
9. 小鍋に水(分量外)を入れて沸かし、酢を入れる
10. 8.を静かに入れて3分ほど沸騰した湯で茹でる。
11. 表面の白身が固まっているのを確認し、白身を纏わせながらゆっくりと引き上げる。ポーチドエッグの完成。
12. カレーソースを作る。小鍋にカレールゥと水を大さじ3(分量外)加え、中火で1〜2分温める。程よく水分が飛び、もったりとしたら完成。
13. アボカドはスライスしておく。
14. 盛り付けていく。パンケーキ、アボカド、生ハム、ポーチドエッグ、カレールゥの順にのせ、バジルまたはカイエンペッパーをトッピングして完成。きゅうりやセロリのスライスを挟んでも歯ごたえが楽しめるので、野菜不足な時は特にオススメ。ポーチドエッグにナイフを入れて、トロッとした黄身を合わせて召し上がれ。
【ヘルシーブランチ レシピ②】セロリが苦手な方に試して欲しい冷製スープ
免疫力を高める、美肌に効果的なビタミンCが豊富なセロリを使った冷製スープです。 セロリは香りが高くスープに向いています。味にコクを出すもうひとつの秘密は、生ハム。セロリが苦手な方にも試して欲しい、運動後に糖質とタンパク質、食物繊維を一度に摂ることができる冷製スープです。
● 材料(一人分)
豆乳(または牛乳)…100ml
スイートコーン粒(ゆで)…30g
セロリ…15g
生ハム…5〜10g(小1枚)
胡椒…少々
にんにくすりおろし…0,5g(デートの前は控えてOK!)
● 作り方
1. セロリはスライスし、生ハムは適当な大きさにカットする。
2. ミキサーにすべての材料を入れ、撹拌する。
3. 冷蔵庫で冷やして、完成。
【ヘルシーブランチ レシピ③】女性に嬉しい効果♡いちじくドレッシング
5月頃から市場に出回り始めるいちじく。主な旬は7月からとも言われていますが、11月頃まで楽しむことができます。「不老長寿の果物」とまで呼ばれてたるいちじくは、女性に嬉しい効果もいっぱい。ホルモンバランスを整える効果や、鉄分が豊富で貧血予防効果があります。ただし、体に良いからといって食べ過ぎると子宮の冷えに繋がるとも言われていますので、適量を食べましょう。
ちょっと珍しい、とくにかく美味しいいちじくを使ったドレッシングをご紹介します。ドレッシングを変えるだけで、味も見た目もいつものサラダにグッと変化が生まれます!
●材料(一人分)
いちじく(皮ごと)…1/4 個
酢…小さじ1
レモン果汁…小さじ1
オリーブオイル…小さじ1
醤油…小さじ1/2
にんにくすりおろし…0,5g(デートの前は控えてOK!)
塩…少々
胡椒…少々
● 作り方
材料をすべてブレンダーまたはミキサーに入れ、撹拌して完成。緑の葉野菜、いちごやブルーベリーなどのベリー系を具材に使っても、いちじくの甘酢っぱさとよく合います。もちろんカットしたいちじくをのせても、よく合うのです。
池田 清子(いけださやこ)
アスリートフード研究家。2013年にマウンテンバイクプロライダー・池田祐樹氏と結婚。並行して、アスリートフードマイスターの資格を取得。2016年にアスリートフードに関するレシピ開発や講演などを行う「ビオトープ株式会社」を設立し。東京・代々木公園のほど近くにスタジオ385を構える。著書にオトナ女子のための「食べてきれいに強くなる方法」をまとめた『EAT GOOD for LIFE』がある(2017年3月発売トランスワールドジャパン) 。