次の「食」トレンドはコレ!2020年、健康的で環境に優しい新食生活のススメ【セレクト10 】

完全デジタル時代に育ったミレニアル世代に続くゼネレーションZ世代が成人となり、地球規模で気候変動が起こっている今、健康志向や環境問題への関心がますます高まっています。そしてそれらと密接に関係している食にも、大きな影響を与えています。


そんな今の時代を映し出す食のトレンド予測を、アメリカの有名オーガニックスーパー「ホールフーズ」がまとめたので、ここで紹介したいと思います。食を気をつけて選ぶことで、より健康的な毎日を過ごすことができ、そして少なからず地球のためにも役立つことができると思うので、ぜひこれを機に学んでみましょう。

環境に優しい農業に注目!

1. 環境に優しい農業をサポート
農薬や化学肥料を使わず、微生物の力や家畜のフンなど自然の力を利用した、環境に優しい農業をサポートする食品が人気を増しています。

2. 栄養価に優れた小麦粉代替食品
古代穀物、果物や野菜、ナッツなどから作る、小麦粉よりタンパク質や繊維質などの栄養価の高い粉類が注目されてます。

スーパーの棚に並ぶ食品にも変化が!

3. 西アフリカ料理・食材
地元の料理に中東やヨーロッパの影響を受けて出来上がった西アフリカの料理は、エキサイティングな料理として少しずつ人気を得ています。またソーガム(モロコシ)やフォニオなどの古代穀物やモリンガなど西アフリカ産食材も、スーパーフードとして注目され始めています。

4. 要冷蔵のヘルシーで新鮮なスナック
スナックの重要性が高まるなか、従来の陳列棚にあるグラノーラバーなどから、ゆで卵とディップのセットやスープなど、果物や野菜を使ったヘルシーで冷蔵棚に並ぶスナック商品の種類が増えていく見込みです。

5. 大豆以外の植物性食品
植物性食品と言えば、豆腐をはじめとする大豆が一般的でしたが、大豆アレルギーも多いため、緑豆、ヘンプシード、カボチャ、アボカド、スイカの種、ゴールデンクロレラなど大豆以外の食材を使用した商品の開発が進んでいます。

6. あらゆるペーストバター
練りごまやピーナッツバターなど一般的に知られているペーストに加え、スイカの種、カボチャ種、ひよこ豆、スーパーフードピリナッツなど、栄養価の高い種やナッツ、豆などの食材を使ったペーストバターの種類が増加しています。

甘味料も選択肢がますます増加中!

7. 新世代の子供用食品改革
グルメの時代に育ったミレニアル世代の子供達の増加に伴い、食品メーカーやレストランは、オーガニックや無添加など食材ににこだわるだけでなく、スパイス、旨味、発酵などより洗練された子供向け商品やメニューに力を入れています。 

8. 砂糖以外の甘味料
精製された白糖が体に良くないと言われ始めて以来、ステビア、蜂蜜、メープルシロップのようなど、いろいろな甘味料を使う人が増えてきました。最近は、モンクフルーツやザクロなどの果汁を濃縮したシロップや、ソーガム(モロコシ)やサツマイモのようなでんぷん質の根菜から作るシロップなど、選択がますます増えています。

9. 植物動物性混合食品
植物性食品ブームに乗り、食肉加工品メーカーも「環境にも健康にも良い」商品をと、植物性の素材を混ぜ込んだハンバーガーやミートボールなどを開発しています。こうした経済的で低脂肪・低カロリーの商品は、ベジタリアンでは無いけど動物性食品の消費を減らそうという人々の間で人気を得ると言われています。

10. ノンアルコールドリンク
健康志向の高まりとともに、アルコールを飲まない若者が増えています。そのため、ノンアルコールビールやワインだけでなく、ホップで香り付けした炭酸やノンアルコールのアペリティフ(食前酒)など新しい商品の種類が増えると同時に、ハーブや野菜、果物などを蒸留して作るノンアルコールスピリッツを使ったノンアルコールカクテルをサーブするバーやホテルも増えています。

ブライデン陽子/料理研究家
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ブライデン陽子/料理研究家
料理研究家。1991年に渡米。インテリアデザイナーとして数々のスペースを手がけた後、Yoko Design Kitchen を立ち上げる。ハーバード大学でリサーチアシスタントを務める他、 料理教室、レシピ開発など幅広い分野で活動。世界中を旅して得たルールに拘束されない自由な発想とスタイリッシュな料理が人気。
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