芳根京子さんインタビュー。30代で叶えたい夢とは?

5月17日(金)より公開の映画『居眠り磐音』でヒロインを務める女優・芳根京子さん。作品で演じた役への思いはもちろん、20代、そして30代での目標について伺いました。

仕事と家庭を両立していた母のような女性が理想

愛くるしい人。なんとも言えない愛嬌を持った芳根さんは、まさにそんな印象で、ずっと見守りたくなるような愛おしさを感じさせる女性。でも、映画『居眠り磐音』では一転、過酷な運命に立ち向かう強い女性・奈緒を熱演している。

「奈緒は磐音さまの許嫁(いいなずけ)で前半はじっと耐えて待つような女性だけれど、後半は自分の足で前に進み自立していく。そこは同性の私が見てもカッコよく、演じるときはそんな奈緒に引っ張ってもらった気がします。ただ、時代劇は指先まで神経を使うので、そのぶんどう動いていいかわからないことも多くて。泣くシーンのときも、涙のぬぐい方がわからなかったので流れるままにしたんですね。そしたら本木監督が『ぬぐわなくてよかった』って言ってくださって、わからないことが吉と出ました」

実はこのシーン、カメラを向けられた片頬だけに涙を流して監督をうならせたのだが「意識してそうしたわけじゃないけど、自分でもハマった感覚はあってまさに奇跡でした(笑)」と、うれしそうに笑う。その笑顔も愛くるしく、つくづく人を引き付ける天性の魅力を持った人だと思うのだけれど、聞けば人見知りで“はじめまして”が苦手。そもそも女優業もデビューしたころは気持ちが定まらず「ブレブレだった」とか。

「でも、『表参道高校合唱部!』というドラマで、初めて演じる楽しさを知ることができて。さらに朝ドラに出てクランクアップの日に20歳になったとき、お芝居を続けたいって女優という仕事が自分の“意志”になったんです。私は一度ハマるととことんハマるけど、ダメなものはすぐに飽きちゃう(笑)。振り返るとあのときが、この仕事にハマったタイミングだったんでしょうね」

このまま20代は全力で仕事を頑張りたいという芳根さん。でも30代には別の夢も抱いている。

「30代になったら結婚したいですね。うちは家族の仲が良くて特に母が私の理想なんですけど、30代のときはもう私と兄の2人の子供がいて、仕事もしていたんです。なので、私も家庭を持ちながら女優も続けているのが理想。そんな素敵な30代を迎えるためにも、20代は悔いのない毎日を過ごしていきたいと思っています」

よしねきょうこ
●1997年2月28日生まれ、東京都出身。2013年女優デビュー。NHK連続テレビ小説「ぺっぴんさん」や「海月姫」など数々のドラマのヒロインを好演。今年は映画2本、来年もすでに『記憶屋』など2作品が公開予定。

撮影/川崎一貴(MOUSTACHE) 
スタイリング/藤本大輔 
ヘア&メイク/尾曲いずみ(storm)
取材・文/若松正子

映画『居眠り磐音』は、5月17日(金)より公開!

©2019映画「居眠り磐音」 製作委員会

原作は佐伯泰英氏による“平成で最も売れている時代小説シリーズ”。主人公・坂崎磐音を時代劇初主演となる松坂桃李さん、さらに女優の木村文乃さん、芳根京子さんがWヒロインを務める話題作。昼間はうなぎ店で働き、夜は両替屋の用心棒として悪と戦う磐音(松坂さん)。下町の人々と温かく交流する一方、ときに悪をさっそうと斬る姿は必見。“令和”最初の時代劇映画は、ぜひ劇場で!

『居眠り磐音』
【出演】松坂桃李、木村文乃、芳根京子ほか
【監督】本木克英
【脚本】藤本有紀
【原作】佐伯泰英『居眠り磐音 決定版』(文春文庫)
http://iwane-movie.jp/

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