1000万円も夢じゃない! 知っておくべき「貯金計画表のつくり方」は?【富女子のマネー知識】

どこに出かけるにも便利でお気に入りだから、長い間住んでいた都心のマンション。 住み心地はとってもよかったけど、そろそろカレと同棲しようと思って引っ越し資金を貯めることに決めた。 それなのに、貯金のモチベーションが全く続かない……。どうしよう?

富女子の貯金計画表を大公開!

貯金をするときは、自分がどんな状況かを知り、目的をもって計画をたて、その通りに貯めることがポイントです。 

 実は、1000万円以上の資産を持つ「富女子」は、みんな「貯金計画表」を立てています。 例えば現在28歳のAさんは、大学卒業後から本格的に貯金をスタートして5年経った昨年、1000万円貯金を達成しました。 彼女がお金の勉強を始めたきっかけは、大学4年のときにお金のセミナーに参加したことです。それまでは、将来に対して深く考えることもなく、「周囲の友だちと同じように就職して何となく働くんだろうな」と考えていたそうです。 しかし、セミナーで勉強するうちに将来を真剣に考えはじめ、「1000万円を貯めて投資をする」という目的を持つようになりました。  

2人姉妹の妹でありながら、姉が海外に住んでいます。将来、親の面倒をみるのために親と自分を養っていけるだけの収入が必要と考えたからです。  

 卒業後、ある中堅の菓子メーカーに就職。年収は当時も今も300万円を切るくらい。実家住まいのため給料の半分以上、ボーナスもほとんど貯金に回しました。ときには欲しい洋服を我慢することもあったけれど、決して苦しい5年ではなかったそうです。

最初に決めた貯金額の1.4倍が、毎月貯められるお金です

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とはいっても、「貯金計画表」を具体的にどう立てたらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。 計画表をつくるうえで必要なのは「毎月の貯金額を決めること」です。 

まず自分のお給料を確認して、毎月いくら貯金するか設定しましょう。 ただし、ここで注意が必要です。 「貯金しよう!」と意気込むと、多くの人が給料に見合わない額を設定してしまいがちです。でも、無理な額を決めて貯金をしようとしても、長続きはしません。 

 では、あなたが毎月貯金できる額はいくらなのでしょうか? 実は簡単に決めることができます。 

 ①「これならいける!」と思った貯金額を決めます。

②その額に1.4を掛けてください。

 ③算出された金額が「あなたが毎月貯められるお金」です。 

 例) 毎月3万円の場合、4.2万円 毎月5万円の場合、7万円 どうして「1.4倍」なのか? 日本人は慎み深いのか、あるいは自分に少し甘いのか、目標を低く設定しがちです。しかし、4割増しぐらいであれば、最初は難しいと思っても、貯金が成功することが大半なのです。

貯金は夢に近づく道!「貯金計画表」を持ち歩く

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1カ月の貯金額が決まったら、「貯金計画表」を書きます。 
このとき重要なのは、必ず表をつくってプリントしていつも持ち歩くこと! いつも計画表を見ることで、目標を忘れずにいられるからです。 

 さきほど紹介したAさんも、貯金計画表を携帯電話の待ち受けにしていました。お金がドンドン貯まっていくにつれて夢が近づくのを感じ、いつもワクワクしていたそうです。「もし計画表をつくっていなければ、目標達成はできなかった」とも言っていました。 

 計画表をつくったら、給与天引きや自動積立預金(または自動積立貯蓄)などの手続きをし、毎月必ず自動的に貯められるようにすることも大切です。  給与天引きか自動積立にすることで、忘れることなく確実に貯めていくことができます。「気がついたら、お金が貯まっていた」という人も多いんですよ。  

いったん手続きをして天引きや自動積立を開始しても、たいていは金額の変更が可能です。あまり難しく考えずに、まずは始めてみましょう。

文/永田雄三

永田雄三/金融・投資コンサルタント
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永田雄三/金融・投資コンサルタント
金融、投資コンサルタント。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。ワイズアカデミー株式会社 代表取締役社長。20代女子が5年で1,000万円を貯蓄する具体的な方法や、住宅・保険・車・教育費といった人生における出費についてなど「お金」に関するセミナーを開催するとともに不動産投資・貯蓄・投資環境等の様々な観点からアドバイスを行っている。著書『富女子宣言』。
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