絶対焼かないこの夏の紫外線対策はINとONの合わせ技で!

本格的な夏の紫外線対策には、ON(体の外側)はもちろん、IN(体の内側)からの対策も大切です。UVケアの日焼け止めクリームに加えて、紫外線による活性酸素を退治して、肌のターンオーバーを促すような栄養成分を摂ることで万全になります! この夏、話題の紫外線対策サプリとUVケアクリームについて、女性のためのヘルスケアに詳しい医療ジャーナリストの増田美加がご紹介します。 

紫外線対策に大切な成分としての“COQ10”

肌老化の大きな原因は何だと思いますか? ひとつは年齢。そして、もうひとつは紫外線です。紫外線対策は、いつまでも美しい肌でいるために欠かせません。もちろん、UVケアクリームで紫外線ケアすることも大切ですが、外からだけでなく、内からのケアも必要。

体の内側からの対策には、新陳代謝を上げることで肌のターンオーバーを速やかに行うことと、活性酸素を防ぎ、毛細血管にまで栄養と酸素を届けることが決め手となります。
今、話題の紫外線対策成分は、CO(コエンザイム)Q10とハス胚芽エキスです。

COQ10は、人がエネルギーを生みだすための酵素を助ける補酵素(コエンザイム)です。コエンザイムには、構造上の鎖が10単位あるため、コエンザイムQ10と呼ばれるようになりました。

人はストレスが多いと、それが原因で活性酸素が多く生成され、細胞がさびやすくなります。紫外線も人体に与える大きなストレスのひとつ。細胞のさびを防ぐ働きがあるのが、COQ10。ビタミンEやビタミンCと並び大切な栄養成分です。
ところが、COQ10は、年齢とともに細胞からどんどん減っていきます。20代がピークで、40代で30%失われ、80代では50%以上なくなります。だから補給することが必要なのです。

毛細血管にまで栄養を運び新陳代謝を活発にする“ハス胚芽”も

ハス胚芽エキスは、Tie2(タイツー)作用といって、血管やリンパを丈夫にして、毛細血管のすみずみまで栄養を届ける働きがあります。

このタイツー作用によって、肌のハリとシワに深く関係する皮膚線維芽細胞の増殖を促進し、加齢によるコラーゲンの減少を抑えて、紫外線ダメージからの回復を助ける働きがあります。
また、古くなった角質細胞が長い期間表皮にとどまることを防いで、皮膚の新陳代謝を活発にする賦活作用も確認されていて、若々しい肌を保つために欠かせない成分です。

紫外線に負けない、透き通った美しさを内からサポート

「イメージホワイト」
白く美しい輝きを目指す。酵母エキス、コエンザイムQ10、ハス胚芽抽出物、ビタミンCやビタミンB 群などをバランス良く配合。紫外線に負けない、透きとおった美しさを「内」から応援します。
¥6,793  120カプセル(30日分目安) ニュー スキン
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UVケアクリームを選ぶポイントは…

紫外線は、波長の長さによって、UV-A(A紫外線)、UV-B(B紫外線)、UV-C(C紫外線)に分けられています。UV-CとUV-Bの一部はオゾン層などの大気層が防いでくれるので、UV-AとUV-Bの一部を私たちは浴びていることになります。日焼け止めには、UVAとUVB、両方が含まれていることが大事ですね。

もうひとつ、UVクリームの成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。これを特徴によって選んで使い分けると、賢いUVケアになります。

「紫外線吸収剤」は、吸収した紫外線を熱エネルギーに変えて、有害な紫外線から皮膚を守るために配合される成分。ケミカル(有機化合物)で、紫外線を防ぐ力が強いのですが、防御力が高い分、人によっては肌への負担が大きいことも。角質層になじむことで作用しますので、紫外線に当たる15分~20分前に塗布し、しっかりとなじませて使用します。

一方、「紫外線散乱剤」は、紫外線を乱反射して、皮膚に直接有害作用を及ぼす紫外線の量を減少させる目的で用いられる成分。ノンケミカルなので、肌の刺激になりにくいのが特長。クリームが肌に皮膜をつくることで、紫外線を乱反射して、侵入を防ぎます。紫外線吸収剤配合の製品よりは、塗った直後から作用します。

「サンライト50」
全身に使える比較的水に強い日焼け止め乳液。紫外線吸収剤配合(ケミカル)の日焼け止め乳液。SPF50、PA++++で、紫外線A波、B波から肌を守ります。レジャーなど日差しの強いところへ行くときにおすすめ。アスタキサンチン(ヘマトコッカスプルビアリスエキス)を配合し、紫外線の影響を受けた肌を整えエイジング ケアをしてくれます。
¥3,398  ニュー スキン 
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「サンライト35」
紫外線散乱剤配合(ノンケミカル)の日焼け止めクリーム。SPF35、PA+++で、紫外線A波、B波から肌を守ります。軽い感触でお肌に優しく、毎日使え、日常のエイジングケアとしても。
¥3,013  ニュー スキン 
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●SPF値とは?
Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で、紫外線B波(屋外での日焼けのおもな原因で多く浴びると赤い炎症を起こします。シミ、乾燥の原因に)の防止効果を表すものです。目安としては、20~30分間日光浴をしたあとの肌の状態を1として、その倍数で紫外線防止効果の持続時間を示します。現在日本では、SPFの上限は「50+」です。

●PA値とは?
Protection Grade of UVA(プロテクショングレイ ドオブ UVA)の略で、紫外線A波(雲や窓ガラスを透して肌の奥、真皮まで到達。生活紫外線でシワやたるみの原因に)の防止効果を表す指標。PA+からPA++++の4段階で、+が多いほど高い効果を表し、PA+は「効果がある」、PA++は「かなり効果がある」、PA+++は「非常に効果がある」、PA++++は「極めて高い効果がある」を表しています。

文/増田美加


増田美加/女性医療ジャーナリスト
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増田美加/女性医療ジャーナリスト
NPO法人日本医学ジャーナリスト協会会員。本誌「30歳美容委員会・女性ホルモン整え塾」でもお馴染み。エビデンスに基づいた健康情報、予防医療の視点から女性のヘルスケア、エイジングケアの執筆、講演を行う。乳がんサバイバーでもあり、さまざまながん啓発活動を展開。著書は『女性ホルモンパワー』(だいわ文庫)ほか多数。NPO法人「みんなの漢方R」理事長、NPO法人「乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)」副理事、NPO法人「女性医療ネットワーク」理事、CNJ認定「乳がん体験者コーデイネーター」ほかを務める。
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