実はとても簡単だった!つらい生理痛を撃退する方法

「女性に生まれたからには生理痛は仕方がない」。こんな言葉を聞いたことや見たことがありませんか?
しかし、本来は生理痛はないのが自然の姿です。あったとしても、少しお腹や腰が重だるいなという程度。そもそも薬を飲まなければいけないほどの生理痛や、ベッドから起き上がれないなどの日常生活に支障をきたすほどの生理痛は自然とは言えないのです。

痛みというのは、どんな形であれ異常を知らせてくれるカラダからの立派なサインです。それを生理痛に限っては、女性だから仕方ないと諦めている女性が多いのが現実。何度も言いますが、生理痛はないのが自然。痛みにはきちんと理由がありますので、それらを理解したうえで、きちんとケアをして生理痛のない快適な生理を手にしましょう♪

生理のメカニズムを解説

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まずは生理のメカニズムを簡単におさらいしましょう。
生理が終わると、女性のカラダは女性ホルモンを分泌してせっせと次の排卵の準備を始めます。同時に子宮内膜も厚くなり、妊娠の準備に向けてカラダを整えていきます。生理後から約14日(個人差があります)で排卵し精子との出会いを待つわけです。そこで妊娠が成立しなければ、排卵から約14日後に受精卵のベッドとして育てた子宮内膜がはがれて経血として排出される、これが毎月の生理でしたね。

子宮内膜がスムーズにはがれ排出されれば、異常なほどの痛みは起きません。
しかし、なんらかの理由でうまく子宮内膜がはがれず経血が排出できずにいると、子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質が必要以上に分泌し、子宮をギューギューと収縮します。このプロスタグランジンは陣痛の際にも分泌される物質のため、大量に分泌されればされるほど当然痛みは増します。

ということは、子宮内膜がスムーズにはがれ落ちれば必要以上の痛みはないはずです。
ではどうして子宮内膜がうまくはがれなくなってしまうのでしょうか?

冷え・血行不良・骨盤の歪みが原因だった!

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これまで15,000人以上のクライアント様を見てきて、この3つが改善しただけで生理痛が軽くなった方が8割以上を占めています。冷えといっても、自覚症状が少ない内臓の冷えなどもあるため、自分のカラダが冷えていると気づいていない女性も多いのです。

実は冷えと血行不良と歪みはすべて関連しあい、影響を受けています。冷えていれば当然血行不良になりますし、骨盤が歪んでいても血行不良になり結果冷えてきます。
どれかひとつではなく、これら3つを意識して生活習慣を見直したりケアすることが大事なのです。

まずは冷え・血行不良・骨盤の歪みをセルフチェックしてみましょう!

【冷えチェック】
☑️手足の末端が冷たい
☑️下腹部・みぞおちを触ると冷たい
☑️めまいや立ちくらみがする
☑️肌が乾燥しやすい
☑️頭痛がする

【血行不良チェック】
☑️肩こりがある
☑️むくみやすい
☑️生理が不順だ
☑️目が疲れやすい
☑️よく眠れない

【骨盤の歪みチェック】
☑️生理痛がある
☑️便秘気味だ
☑️腰痛がある
☑️疲れが取れにくい
☑️ぽっこりお腹が気になる

いかがでしょうか? 上記にひとつでもチェックがつく方は今すぐ冷え・血行不良・歪みを改善していきましょう!

簡単ケアで生理痛撃退!

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冷え・血行不良・歪みを改善するために何か大きなことに取り組む必要はありません。
私が日頃からクライアント様にお伝えしていることなのですが、何かに取り組む際に大切なことは

「簡単で一生続けらる内容」

であるということです。現在のカラダがこれまでの生活習慣で作られたということは、その日々の生活習慣を少しずつ変えていけば必ずカラダは答えてくれます。

そして、いっぺんにやろうとしないこと! これも重要です。今の状態を変えたくて、よくなりたくていっぺんに多くのことを実践しようとする方がいますが、大抵が途中で挫折してしまいます。
大切なのは時間がかかってもいいので、継続し、歯磨きと同じくらい無意識レベルでできるようにすること。そのためには、ひとつのことから取り組み、それが習慣になったら次の取り組みに移ってみましょう!

●朝起きてすぐに熱めの白湯をコップ一杯飲む
●お水(常温か白湯)をこまめに飲む
●冷たい飲み物は飲まない
●夏でも冬でも年中しっかりと湯船につかる
●腹巻をする
●レッグウォーマーで足首を温める
●カバンは左右均等に持ち変える
●脚を組むのをやめる
●頬杖をつくのをやめる
●できるだけたくさん万歳と伸びをする
●座る時間が多い時は定期的にアキレス腱を伸ばす

上記の内容はどれから始めても構いません!自分の生活の中で取り組みやすいものから是非始めてみてください。
まずは、3日間、1週間、3週間、3ヵ月と継続するうちに生理痛が撃退されていることに気づくはずです。

最後に、痛み止めの薬が効かないほどの痛みやベッドから起き上がれなくなるほどの痛みは、子宮内膜症などのその他の病気が隠れている可能性もあります。その場合は今すぐ婦人科を受診してください。
病院を頼るタイミングと、自分でケアできること、その両方のバランスをうまくとり、健康なカラダと心を手にしましょう。

文/西村留美

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西村留美 / 女性ホルモン専門家
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西村留美 / 女性ホルモン専門家
14年間セラピストとして、人の身体や心をケアする仕事に従事。20代の頃から原因不明の不快症状(イライラや不安、無気 力など)に悩まされ、人生が思うようにいかないもどかしさを感じ、鬱なのかも?と思い、精神科を受診したことも。 後にそれらがPMSだったことを知り、生活習慣改善に取り組み克服したことを機に、同じ悩みを抱えている女性が他にもたくさんいるはずだ! と女性ホルモンについて徹底的に勉強し、女性ホルモン専門家となる。 現在は、女性が社会で自分らしく生きていくためには、女性ホルモンとうまく付き合っていくことは必須のスキルだという強い想いのもと、カウンセリングやセミナーを通して、世の中の女性たちに女性ホルモンが心身に与える影響や生理の大切さを積極的に伝える活動を多方面でしている。
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